驚きの味覚体験! 〜市民大学講座より〜
10月2日(火)に開講した市民大学講座。6日(土)には第2回の講義として、味覚修飾植物研究者の島村光治さん(上大町出身・27歳)を招き、「驚きの味覚体験」と題して大曲仙北地域職業訓練センターで行われました。 島村さんは現在愛知県で会社員として勤めていますが、個人で16歳から11年間にわたり、味覚を変えてしまう「ギムネマ」や「ミラクルフルーツ」といった日本では珍しい植物の研究や栽培にたずさわってきました。 受講者は島村さんが栽培したミラクルフルーツの実を食べ、その後に飲んだレモン汁がジュースのように甘酸っぱくなる味覚の変化を実際に感じて驚きの表情を隠せない様子。その後島村さんは味覚のしくみについて説明し、これらの植物が糖尿病などの治療の手助けとなる可能性についても触れました。 講義の最後に、島村さんから県立農業科学館へ貴重なミラクルフルーツの苗木が寄贈されました。
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