
2025/4/30に実施した中部学院大学理学療法学科2年の皆さんのレポートです。

Aさん
ミラクルフルーツやギムネマについて今まで聞いたことがなく今回の講義で知ることができた。体験をする前までは耳を疑うような話であったが、体験をしてみるとギムネマ自体の味はほうれん草を生で食べたような味がした。ほんとに甘さがなくなった。ミラクルフルーツはタブレットタイプでは梅味がし、口にしたあとはすっぱかったものが甘く感じ驚いた。味蕾は舌にだけあると思っていたが軟口蓋や喉にあると知った。味蕾の数も生物によって異なり、
成人で6000個~9000個存在し、ウサギは17,000個、牛は24,000個、ナマズは200,000個存在し、その生物の生活環境に応じて味蕾の使われ方が異なり、ナマズでは視覚に頼ることが難しいため、味蕾を使って水中のアミノ酸やカルボン酸を感知し、獲物の位置を特定しさらに、体の異なる部位で味を感じる時間差を利用し、獲物までの距離を測ることに役立っていると知った。ヒトではあかちゃんに一番味蕾が多く味覚の感受性を最大限に活用するためで生まれたばかりの赤ちゃんは食べ物の選択肢が限られているため、この時期に味蕾の数が多いことで、栄養価の高い食べ物を識別しやすくなり、生存に有利に働くという理由がある。
ギムネマやミラクルフルーツといった人間の味覚に一時的な変化を与える植物のことを味覚修飾植物と言い特定の成分によって甘味や酸味などの感じ方を変える作用がある。医療分野での注目が集まっており、糖尿病や肥満予防の方にはギムネマを活用し、甘味を感じにくくし、砂糖やお菓子への欲求の抑制を行う。味に変化をつけることによって食欲に意欲を起こし食事療法の一環としても使用せれる場合がある。さらに研究が進み新たな分野でも活用方法が見つかり用途が広がってくと考える。
私は農業高校に在籍しており当時は野菜を栽培し、野菜を題材に学んでいた。授業の一環として地元の小学生を招き一緒に野菜の栽培を行い食事の重要性、食事の喜び、楽しさを伝え、育てたもので調理を行った。こういった機会が好き嫌いのメカニズムに当てはまり、好きな野菜がさらに好きになった。嫌いだった野菜が食べられるようになった。といったことに繋がる。私も家計を持ったときは子供と野菜を育て野菜の成長過程を知ってもらい好き嫌いなく食べてもらえるようにしたい。また、学校でも食育授業をさらに推進し食を通して健康な生活を送り、食文化を理解し感謝の気持ちを学んでほしいと思った。
【参考文献】
(配布資料)島村光治/驚きの味覚体験~ミラクルフルーツとギムネマ~(植物を通じて味覚のしくみを理解する)
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Bさん
私は、この講義を受けて味覚を変えてしまう食べ物が存在することを初めて知った。私たちが味を感じられるのは、舌にある味蕾の働きによるものだということは今までの授業で知識として知っていた。味蕾のある場所は、舌の表面だけだと思っていたが、上顎、のどにも分布していることを今回初めて知った。ギムネマを食べてからチョコや砂糖を食べた際、舌全体にしっかりと擦りこんだはずなのになぜかのどの奥の方で甘さをほんの少し感じたため、擦りこみが足りなかったと思っていたが、のどにも味蕾があると知り、のどの奥で甘さを感じたことに納得した。私たちが味を感じるには、水分が非常に重要である。味を感じるまでの経路は、食べ物の成分が唾液により分解され、水溶液となったものを、味蕾が吸収され、電気信号として脳で処理されることで初めて味を感じる。水に溶けるか、溶けないかが味を感じる仕組みであり、唾液は非常に重要な役割を担っていることが分かった。
味蕾は、人にだけあるものだと思っていた。しかし、ウサギにも17,000個の味蕾が存在し、ナマズにも200,000個の味蕾がある事実に驚いた。また、人間の味蕾は口になかに存在しているが、全ての動物の味蕾が口内にあるわけではない。ナマズは目が退化している代わりに、皮膚の表面に付いており、ハエは掌に存在している。それぞれの住んでいる環境などに合わせて味蕾の位置や数が異なるのはとても興味深い。人の中で味蕾が多いのは赤ちゃんである。赤ちゃんは、視覚からの危険物の判断能力が大人に比べ非常に低い。そのため味蕾が発達し、舌で安全か危険かを判断している。赤ちゃんが口になんでも物を運んでしまう理由に味覚が関係していたことに驚いた。リカちゃん人形の小物やゲームカセットなど私達大人は絶対に口の中に入れないものも赤ちゃんは口に入れてしまう。これらの物には人間には害のない苦い物質が塗られていて、口の中に入れてもすぐに吐き出してもらえるように工夫されている。間違えて飲み込んでしまわないような工夫が知らないところでしっかりされていてすごいと感じた。
味覚修飾植物は、医療現場でも役立っている。具体的には、糖尿病で甘いものを食べられない患者に対してミラクルフルーツを食べてもらい、酸っぱいものを甘く感じさせ、食習慣の改善を図る方法である。本来砂糖は入っていないがミラクルフルーツの作用により甘く感じさせることができるため、ダイエットに最適であると感じた。テレビ番組のダイエット特集などで食事制限の一環で糖分を摂取しないという方法がよく紹介される。過度な糖分の不摂取は身体にも、精神的にもあまりお勧めできるものではないと感じる。そこでミラクルフルーツを使用することで、本来酸っぱいものが甘く感じ、砂糖を摂取したという錯覚を起こすため、余分な糖分は摂取せずに甘さを感じられるのは一石二鳥であると思った。これならダイエットのハードルも下がり、食生活の改善もできる。ギムネマは甘さが感じなくなる植物である。甘さを感じないとチョコもおいしさを感じることができなかった。高齢になった際、入れ歯を使用すると味を感じにくくなるといった声があげられる。これは上顎などにも分布される味蕾が入れ歯によりふさがってしまい、味が感じにくくなるといった仕組みから起こるものである。私は、今回の講義で始めて入れ歯により味が感じにくくなることを知った。なので、小学校などで味覚を感じなくなる授業を多く取り入れることで味覚の大切さを学ぶことが大切なのではないかと思った。味覚修飾植物を使用して、歯の重要性を幼いころから教育していくことで糖分の取りすぎ防止につながり、糖尿病などの疾患を防ぐのに役立つのではないかと感じた。
今回の講義を通して、味覚は非常に重要なものであると感じた。私たちの体に味覚というものが存在しているおかげで毎日食事をおいしくいただけている。これは、ギムネマを試食した際に実際に甘いものが甘く感じなくなりおいしさを感じることができなかったことで、味覚は大切だと実感することができた。味覚を守るのは、歯を守ることにつながる。今回経験したことを、今後の生活の中で生かしていきたいと思う。
【参考文献】
驚きの味覚体験~ミラクルフルーツとギムネマ~(植物を通じて味覚のしくみを理解する) 島村光治
2025,4,30参照
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Cさん
本日の講義を受けてみて、今までにない体験ができてとても貴重な時間だった。私は、味覚修飾物を知らなければ、ミラクルフルーツやギムネマも知らなかった。
味の対比作用で、スイカに塩を振ると甘くなる原理を初めて知ることができた。今まで私は、スイカに塩を振ったらしょっぱくなるし、甘くなると言われてもあまり信じられず、塩をかけて食べたことがほとんどなかった。しかし講義を受けて、塩を振って食べた時の塩の量が、適量よりも多く振っていたのではないかと思えるようになった。さらに、お饅頭にも微量の塩が入っているということも知れた。普段お饅頭食べながら塩味を感じることはあまりないが、ギムネマを食べてからお饅頭を食べたら塩味を感じるのか気になった。普段生活している中でも、味の対比作用を用いて料理をしているものが多くあることに驚いた。さらに、普段の食事の中で甘いものにどのくらい塩が使われているのか調べてみたいと思った。
味蕾は舌にしかないと思っていたが、舌全体に7割、上顎に3割存在することが知れた。味が感じるという事は、水溶性となり乳頭に取り込まれた後、味蕾で味を感じているという事も今回学ぶことができた。
人間は6,000〜9,000個の味蕾で多い。しかし人間の赤ちゃんはもっと多く12,000個もの味蕾が存在しているということに驚いた。赤ちゃんはよく口に物を入れるが口に入れてから、口に入れていいものと、悪い物を判断しなければならないと考えると、かなりリスクのある行動だなと思う。味が感じるという事は、水溶性となり乳頭に取り込まれた後、味蕾で味を感じているという事も今回学ぶことができた。
今回の講義で実際にギムネマの葉を噛んで、砂糖やチョコレート、レモンを食べても甘味や酸味を感じないというのはとても不思議な感覚だった。貴重なギムネマの葉をかじる体験ができてよかった。ミラクルフルーツを食べてみて、レモンが甘く感じて、これも不思議に感じた。
理学療法士になってから、糖尿病や高血圧の食事制限のある患者さんや、味覚障害のある患者さんと関わることはあると考えられる。私もコロナウイルスに感染した際に、味覚障害になった。ギムネマの葉を噛んだ後に、チョコレートを食べたときは、ご飯が美味しくなかった時と同じような感覚になった。味覚障害のある患者さんは、普段から本来の味のするご飯として食べられていないと考えると会話の中で、ご飯美味しかったですか、など聞きづらいなと感じた。そういった患者さんとも関わりを持つにあたって、甘味が感じられないと、チョコレートですらまずく感じ、甘いものが食べられないときはミラクルフルーツを食べると甘く感じるなど、最低限の知識として知っていたいと思った。味覚修飾物がこれから私たちにとって身近な存在になり、味覚障害や食事制限のある患者さんに少しでも、食事が美味しいと感じてもらえたらいいなと思った。
今回の講義で味覚について知ることができ、これからにもっと役立てていきたいと感じた。
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Dさん
今回の講義では、「味覚修飾植物」と味覚の仕組みについて学び、実際にギムネマと、ミラクルフルーツを試す機会があり、味覚の変化を体験できたのが印象的だった。
ギムネマを舐めた後にチョコレートを食べてみると、甘さが全く感じられなくなり、ただの苦めの油っぽい塊のように感じて驚いた。一方、ミラクルフルーツを食べた後は、レモンを入れたヨーグルトがハチミツを入れたように甘く感じられ、かなり驚いた。
また、味覚を感じる「味蕾」についても学んだ。味蕾は舌の表面だけでなく、上顎、喉にもあり、甘味・塩味・酸味・苦味・うま味を感じ取っている。喉の味蕾は特にCO₂に反応する。料理人などは、味蕾の量が多いのではなく、味蕾から脳への電気信号に鍛えて敏感になっているだけであり、味蕾は個人差で量が大幅に変わっているわけではない。また、赤ちゃんの頃は味蕾が多く、成長とともに少しずつ減っていく。人間以外の動物でも、味蕾の数が異なる。ウサギ・牛などの草食動物は毒草を避けるため味蕾が多く、蛇・鳥類は頭部を軽くするという理由で味覚が極端に少ない。つまり、味蕾の数は、「何を食べるか」「どう生きるか」と深く関係していることが分かった。
ギムネマや、ミラクルフルーツのような味覚修飾植物は、医療や健康に役立つ可能があると考えられる。糖尿病患者が甘味を控える際ミラクルフルーツを食べ、舐めた後にレモン風味のものなどを食べれば、患者自身にストレスを極力与えずに治療ができる。
また、味覚が人の食欲や栄養状態に大きく関わっている点が大切だと思った。うま味の相乗効果でグルタミン酸とイノシン酸の組み合わせで美味しさが6.5~9倍になる。このことが、中華、和食、洋食に使われていることをしり、かなり衝撃を受けた。 最初は、ただの実験くらいに思っていたが、体験してみると本当に不思議で、興味深かった。ギムネマ、ミラクルフルーツで甘味が消え、酸っぱいものが甘くなるのも、自分の味覚がここまで簡単に変わってしまうことに驚いた。しかし、私は普段からグレープフルーツが酸っぱいよりも苦いと感じていたので、グレープフルーツが甘くなったより、苦味が強く感じた。ギムネマは味蕾の甘味を感じる部分に入り込み、甘さを感じにくくし、ミラクルフルーツはミラクリンという成分が味蕾とに結合し、酸っぱいものが甘く感じることが分かった。私はYouTubeで催眠術により味覚が変わるという動画を見たことがある。催眠術を信じてはいないが、今回の講義を通して味蕾に影響があったことではなく、料理人のように脳への電気信号に影響があるのではないのかなと思った。
普段の食事ではあまり意識していなかった味覚が、これほど繊細で、化学的に面白いものだと思っていなかった。味覚が一部なくなる感覚は、一生忘れないと思う。私は食事が面倒くさいから、できるなら点滴などで食事をとりお腹がすくことも、咀嚼もしない方法があったらそうしたいと思っていたが、味覚の大切さを改めて感じた。今後は食べること、味覚を今まで以上に注意を向けて食事をしていきたいし、将来、味覚障害患者にあったときはより積極的に関わっていきたいと思った。
【参考文献】
1)授業の配布資料
2)味覚の種類とメカニズムと、わたしたちの健康の関係 【公式】配食のふれ愛
3)なぜ人間は味を感じるの?(味覚を感じる意味とは何か?) 名古屋学芸大学 管理栄養学部
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Eさん
私は、今回この体験を通して、改めて味覚の大切さを学んだ。
はじめにギムネマと呼ばれる味覚修飾植物を舌にこすりつけて、チョコレートを食べたとき甘味のない土のような食感がした。大好きなチョコレートがこのような食感になってしまったことにとても驚いた。また、家で食べたおまんじゅうでは、ギムネマを含んだ状態で食べると、甘味が感じられなくなり、しょっぱさを感じるということが分かった。ギムネマによって甘味だけを消すと、対比作用による味の調和が崩れることが実感でき、甘味の役割や味覚の大切さを学ぶことができた。
なぜ味が変化するのか。それは、味蕾と呼ばれる味のセンサーが舌にあるからである。味蕾にある味細胞は、それぞれ特定の物質に反応するような鍵穴のような形をしている。そこに合う鍵である味物質がはまると、脳に電気信号として味が伝わる。ギムネマは甘味受容体をブロックすることで、甘さを感じにくくさせる。ミラクルフルーツは、酸味受容体の働きを変化させて、酸味を甘味に感じさせる。
味蕾が一番多い人は赤ちゃんである。成人で約6,000~9,000個に対し、赤ちゃんは12,000個も持っている。赤ちゃんは味覚を通じて安全な食物と危険なものを識別する必要があるためである。苦味や酸味を敏感に感じ取ることで、毒物や腐敗物を避けている。大人になるにつれ味蕾が減少するのは、味覚の重要性がやや低下するためではないかと考える。おいしいかどうか見て食べるか、危険だと視覚で判断することができるようになるからだと考えた。また動物では、ウサギやウシなどの草食動物は、有害な植物を避けるために味蕾が多い。それに比べライオンやトラなどの肉食動物は、比較的少ない。嗅覚や視覚が発達しており、味覚に頼らなくても判断することができるからである。ナマズは200,000個も味蕾をもつ。ナマズは視覚が弱いため、味覚が発達している。皮膚全体に味蕾をもっているため、舌だけではなく、ヒゲや体表でも味を感じることができる。動物によって様々な構造があることを学ぶことができた。
ミラクルフルーツの原理を利用した、酸っぱいものを甘いものに変えるという食生活の見直しについて聞いたとき、なるほどと思った。糖尿病の患者さんが甘いものを食べたくても、制限がかかっている場合がある。ミラクルフルーツを食べれば、糖分を過剰に摂取することなく甘味を感じることができる。また、見た目に配慮した酸っぱいケーキもあることを知り、驚きを感じた。また、エレキソルトというスプーンが発明されている。通常の食事では、塩味の基となるナトリウムイオンは口内で分散していて、舌で味として知覚されないものもある。これは、食品を介して微弱な電流を舌周辺に流すことにより、分散してしまうナトリウムイオンを舌の方に引き寄せる1)。これによって、塩味が強く感じられるようになるというものだ。塩分を多くとりがちな私たちが、突然塩分を控えるように言われても、物足りなく感じると思う。入院時の食事が薄くて食べたくない患者さんもいるのではないかと考える。そういった方にこそピッタリなスプーンだと思う。これからスプーンだけではなく、日本人ならではの箸や食器類にもできたらいいなと思う。
今回このような講義を受けていなかったら、味覚修飾植物について知ることはなかったと思う。私が知らないのと同じように、このような植物があると知られているのはごくわずかだ。味覚修飾植物がもっと知れ渡って、それを生かした技術が生まれるといいなと思う。
【参考文献】
1) https://electricsalt.shop.kirin.co.jp/page/about “エレキソルト” エレキソルト公式オンラインストア. 2024.5.1アクセス
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Fさん
本レポートでは、味覚がどのような働きをしているのか、どのように出来ているのかなど体験したことも含めながら述べていく。
今回最初に行ったギムネマの葉を使った実験では、最初に食べた砂糖やチョコレートの甘味の部分だけがなくなりすごく面白く興味深いなと感じた。そして講義の内容を聞いてみて大学の講義で習ったこともあったが初めて知る内容も多く、その中でも特に興味深かったことを述べていく。まず、人間が味を感じる仕組みについてだ。舌に4種類の乳頭があることは知っていたが舌の先のほうは甘味を感じやすいなど範囲別に感じる味の強さが違うことはすごく興味深いと思った。苦いものを食べたとき喉に近い部分がイガイガするような感じで苦みを感じていたと自分の体験から感じこれは苦みを感じやすい味蕾が舌の後ろの方にあるのだと講義を聞いて納得した。
次に人間や動物の味蕾についてだ。人間や動物はそれぞれ味蕾の数が異なり、その味蕾はそれぞれの環境の適応によって違ってくるのだと理解した。動物のなかでウサギなどの草食動物は、どの草に毒があるのかを見分けるため味蕾が多いという話を聞いて、人間は雑食であり草食動物よりもいろいろな味を感じるはずだがウサギよりも味蕾の数が少ない、なぜ人間の味蕾がウサギよりも少ないのか気になり調べてみたところ、理由は多くあった。まず味覚以外の感覚が発達していることである。人間は視覚や嗅覚も使って食べ物の安全性を判断しており、特ににおいは味の大部分を占めており風邪のとき味を感じられなくなるのはにおいを感じられないからであった。次は学習能力の違いである。人間は一度食べた経験があるものは「おいしいもの」「危険なもの」などと学習し判断できるようになり、火を使って調理する、毒を取り除くなど食の安全性を工夫して補ってきたことも味蕾の数が少ない理由の一つである。⁽¹⁾
最後にミラクルフルーツの実験、味覚修飾植物について述べていく。ミラクルフルーツは酸っぱいものを甘くさせる効果があり実験の最初は酸っぱかったグレープフルーツのジュースが甘くておいしいジュースになり、ミラクルフルーツはほんとにミラクルだと思った。だが鼻が詰まっている子は味の変化があまりないと言っていて、嗅覚は味を感じるうえでとても大切だと再度感じた。ミラクルフルーツやギムネマは味覚修飾植物でありこの先研究が進んでいけば多くの医療の場面でも使われることが増えると感じた。今はまだ大量生産することは難しいが、大量生産できるようになり医療での活躍や日常生活的にミラクルフルーツを購入して使えるのであればダイエット食品に甘未剤を使わないデザートなどができたり、ギムネマの効果で甘いものを食べても甘味を感じることができず、食欲を抑える働きがあったりするのではないかと考えた。このような働きがある味覚修飾植物がもっと世界に広まっていき、糖尿病患者、ダイエットをしたい人、給食や学校の授業などで体験して理解が深まっていくといいと思った。
【参考文献】
(1)『味蕾の数』味を感じる味蕾の数が多い生物、少ない生物。 子供の疑問、大人も疑問…
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Gさん
私は、ミラクルフルーツもギムネマも講義で初めて知った。まず初めに、味の対比作用について聞き驚いた。ギムネマには、甘味を感じにくくさせる作用がある。このギムネマを食べてからまんじゅうを食べるとどうなるかという問いに、私は味が無くなるのではと思っていた。まんじゅうは甘いだけだと思っていたからだ。そのため、しょっぱくなるという答えを聞き驚いた。まんじゅうの場合、甘味を引き立たせるために塩味を入れると、より甘味が出る。このような味の対比作用にとても興味がわいた。 また、生き物ごとに味蕾の数が全然違うことにとても興味がわいた。人間の味蕾の数は、約6000~9000個なので他の生き物に比べると、多くも少なくもない。ナマズは、約200000個味蕾があると言われている。味蕾の数がとても多い。ナマズなど一部の魚類は、視力がとても弱いので獲物を探したり、危険を察知したりすることに、この優れた味覚が重要な手段になっているのだ。逆に、ヘビや鳥は味蕾の数がとても少ない。ヘビは聴覚が優れていたり、鳥は視覚が優れていたりと、他の機能が優れているため味蕾の数が少なくても生きていけるのである。このように生息環境への適応により、優れている機能が違うところにとても面白いなと感じた。
そして今回の講義で、人間の味覚は学習と経験だというところが記憶に残っている。好き嫌いを直すための2条件を知った。昔から嫌いな食べ物がある。これから、頭の中の考え方を変え、嫌いな食べ物を克服していきたいと思う。
味覚修飾植物の今後の展開において私は、様々な分野で活用されていくと考える。例えば医療現場での活用だ。味覚修飾植物の1つであるミラクルフルーツには、酸っぱいものを甘く感じさせるという作用がある。今でも医療現場では、このミラクルフルーツを食べて糖分の摂取を控えながら甘味を楽しんでいる人たちがいると講義で知った。砂糖の代替手段として、健康的な食習慣のサポートに活用されているということだ。また、ギムネマについて調べていたところ、ギムネマはダイエットサポートに役立つという記事を見つけた。最近若者の間で危険なダイエットをしている人が増加している。食べるものを必要以上に減らし、栄養不足になっているのである。ギムネマには、糖分の吸収を抑制したり、血糖値の上昇を緩やかにしたりするなどの効果があるため、ダイエットサポートに役立つとされている。また、甘味を感じにくくさせる作用もあるため、甘いものへの食欲を抑えることも期待できる。だが、ギムネマを摂取するうえで注意点もある。ギムネマは鉄分の吸収を妨げる作用があるため、貧血の人や妊婦の人は摂取を控える必要がある。血糖値を下げる作用もあるため、糖尿病薬との併用には注意が必要だ。このような注意点を踏まえたうえでぜひ、ダイエット分野でも活用されていくと良いなと思った。しかし、ミラクルフルーツやギムネマなどの味覚修飾植物はあまり知られていない。そのため、まずは味覚修飾植物について1人でも多くの人に知ってもらうことが重要である。知ってもらうためにまずは、今回の講義を友人や家族に伝えたり、残りのミラクルフルーツを他の人に体験してもらったりするなど、自分のできることをしていきたい。
【参考文献】
Corollia、ギムネマの効果と副作用|飲み方・摂取量についても解説、 https://corollia.com/gymnema-effect/
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Hさん
私が今回の講義で分かったことは、人間とほかの動物にとっての味覚の在り方の違いだ。味を感じるには、食べ物と唾液が混じった水溶液が舌にある乳頭に取り込まれてその中にある味蕾から電気信号となったそれぞれの味が脳に送られ認識している。その味蕾の数が動物によって違って、その動物の生活環境や食事に合わせて進化してきたことを知り興味深く感じた。例えばウサギやウシが人間より味蕾の数が多いのは、草を食べるので植物の中に紛れ込んだ毒の植物をいち早く察知するためだ。なまずが特に多い理由が濁っている水の中にいるため、視覚を発達させるのではなく、味蕾の数を増やし髭や皮膚にちりばめることにより目が悪いことを補っている。他にもコアラが素早く行動できないが、ほかの動物には毒となるユーカリを食事とすることで生き延びたが消化するために沢山のエネルギーを必要とするため一日のほとんどを寝て過ごす。子供の頃からなぜ動物園に行くといつもコアラが寝ているからなぜなのだろうと思っていたのでその疑問の答えがわかったので印象にかなり残っている。他にも蛇やハエ、蝶々の味蕾の場所を聞き、生物は各環境に適応して進化しているのだとすごく感じた。だから、動物にとっての味覚とは生きていく上で必要となることが分かった。一方、人間にとっての味覚とは経験と学習であるという表現が印象的であった。大人になるとコーヒーなどが飲めるようになるのは、苦味が毒のシグナルとして元々頭に入っているが全てが毒ではないことを経験と学習によって知ることで苦味がおいしく感じるようになるようにほかの動物と味覚の在り方が違うことがよく分かった。
また、人間の中でも赤ちゃんは味蕾の数約12000個あると聞いて大人より3000~6000個違うことに驚いた。味蕾は胎生後期から哺乳類にかけて最も多くみられ、舌のみならず、口蓋、頬、咽頭、喉頭の粘膜に多く分布するが、そのあと次第に退化減少し、成人になるとその分布範囲も減少する。特に、舌中央部や頬粘膜部の味覚は減退するという。¹⁾そのことと、人間にとっての味覚とは経験と学習であるということから、乳児は限られた経験と情報で周囲を判断する必要があるため、味に対しても敏感である必要があるから味を認識するための器官、味蕾が多く存在する。成長するにつれて脳がより多くの感覚情報を統合的に判断できるようになるため、味覚の敏感さが乳児より必要なくなると考えた。だから味蕾の数が変化すると思う。
今回の講義のメインでもあった驚きの体験についてはギムネマを食べてみると、甘いチョコレートが苦くなった。これは、チョコの甘さを感じなくなりカカオの苦さを感じている。このように甘味と苦味がバランスよく存在することでそれぞれの味が際立って感じられ、よりおいしくなる効果を味の対比作用と呼ぶ。味の対比作用はスイカに塩をかけるとスイカ本来の甘さが引き立てることができるときなど身近に利用しているという。ミラクルフルーツを食べてみると、酸っぱいはずのレモンヨーグルトが加糖のヨーグルトのように甘く感じられた。これを利用し、糖尿病患者にただ糖質制限する精神的苦痛を低糖のものが甘く感じられストレスなく糖質制限が続けられると考えられる。それはダイエット中の人にも言えるだろう。しかし、味覚の感じ方には個人差があるので、糖尿病患者などに正式的に使用して行くには誰もが同じように感じるわけではないと思った。だから、摂取量や使用の仕方が工夫していく必要があるのではないかと考えた。他にもエレキソルトが販売されているようにまだまだ味覚を利用したものが開発されるといいと思った。私の意見としては好き嫌いの多いレバーやゴーヤなど苦味が強い食べ物の苦味を少し感じなくなり食べやすくなるようなものがあると食べられなかった人も食べられるようになるのではないかと思う。
最後に、栄養を外から取り込む人間にとって味覚は意欲なども含めてADL向上には欠かせないものであると感じる。私は味覚がここまで必要であるとは感じていなかったので重要性を身に染みて感じることができて今回の授業はとてもいい機会だった。また、機会があったら味覚についての本など読みたいと感じた。
【参考文献】 1) 山本 隆,ブレインサイエンス・シリーズ 脳と味覚―おいしく味わう脳のしくみ,共立出版株式会社,2001年
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Ⅰさん
今回の講義を受講する前は、ギムネマと呼ばれる植物を舌でこすると甘いものも何も感じなくなると言われても、ミラクルフルーツを食べるとレモンなどの酸っぱいものが甘くなると言われても、何1つ信じることのできない状態であった。そのためこのことが本当なのかと講義の前からものすごく期待をして臨んでいた。そしてその期待と感動は授業後には想像をはるかに超えるほどとなっていた。ギムネマを舐めた後は、砂糖が砂のように味気ないものとなっており、ミラクルフルーツのタブレットを食べた後は、レモンやグレープフルーツの独特な酸味が甘い味へと変わっており衝撃を受けた。
ここまでは、自分が実際に体験をしてみて得られた知見であるが、今回の講義での島村先生の「講話」もとても興味深いものであった。その中でも特に印象に残った話題を2つ挙げる。1つ目は、人間にとっての「好き嫌いの決まり方」についてである。まず食べ物の見た目が悪いとそもそも食する気にならないという点では、もし、いくらの色が赤色ではなく青色であった場合は美味しそうには見えないだろうという意見には納得であった。続いて、食する場での雰囲気という点では、子供のころに頑張って苦い味であるピーマンを食べようと思ってもその時に限って怒られたりしていると、そのころの記憶が苦いものとして残ってしまい大人になってもそれを引きずってしまうのは自分にも感じられることであった。そして最後の経験という点では、先ほどの意見と似てはいるが、バーベキューという楽しい経験の時に焼きピーマンを食べると本来は美味しいとは思わないものも美味しいと感じてしまうという少し不思議な話ではあるものの、自分もナスが嫌いであったことを親戚とのバーベキュー中に克服をしているので信頼できる話であった。2つ目は、「人間、動物における味蕾の数」である。そもそも味蕾とは何か。それは、乳頭の中にある蕾のような形をした受容体であり、食べ物の成分と鍵と鍵穴の関係になっているようなものだ。成人には味蕾が約6000~9000個あると言われておりその数は舌が肥えている人ほど多いというわけではなく、人間では「赤ちゃん」に多いとされている。その理由として、赤ちゃんは目に入ったものを全て口に入れようとするため、味蕾が多くないと危険なものでも食べたりしてしまう可能性があるからである。加えてその特性を生かして、リカちゃん人形の靴や、任天堂スイッチのカセットには苦み成分が含まれており、誤って食べることを根本から防いでいる。他にも面白いと思った味蕾としては蝶の前足に付いているものである。蝶は葉っぱの上に卵を産むため生まれてきた幼虫はその葉っぱを食べることになる。そのため、前足に付いている味蕾を使って、その葉っぱに毒があるかを確認しているのである。この考えには驚きを隠せなかった。
そして今回実験したミラクルフルーツであるが、これは味覚修飾植物とも呼ばれており、医療の現場でも活躍していると言われている。具体的な例としては糖尿病患者に対しての摂取である。糖尿病の人は糖分のあるものつまり甘いものを食べたいと思うものの、与えてしまうと症状が悪化してしまうので食べることができない。そこで使われるのがミラクルフルーツである。この機能を利用することで、糖分のないものに対して甘みを持たせることができるので医療関係者も安心して与えることができ、患者も甘いものを食べられないストレスを無くすことができるのでとても良いものだと感じた。今後はもっと医療の現場、そしてダイエットをしたい人にも活躍してくるものなのではないかと感じる可能性の原石であった。
最後に勝手な意見にはなるがこのミラクルフルーツがいずれは料理の甘みの成分として進化してほしいと願っている。この舌にいたずらをすることによる味覚変化を、料理の中に溶かすことができれば砂糖を使う量も減り健康的な生活を送ることができるのではないかと考えた。島村先生の講義を聴いているとこのようなユニークな発想が生まれ、世界観に飲み込まれるような楽しい時間であった。
【参考文献】 驚きの味覚体験~ミラクルフルーツとギムネマ~ (植物を通じて味覚のしくみを理解する) 島村光治先生
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Jさん
今回の講義を聞いて味覚は基本的に、5つに分類されているけれど日本では7つに分類されているということを知った。今まで辛さは味覚の一つであると考えていたけれど、辛さは神経を刺激しているということを知り、確かに辛さが舌で反応をしているだけでは、体が熱くなったり、汗をかいたりすることはないのではないかと思いました。辛さを軽減するには口の中の温度を下げることとタンパク質と一緒に食べること、冷たいお茶を飲むことの三つのうち、二つ以上含まれていれば辛さは軽減されるため、今後活用したい。また、好き嫌いは主に雰囲気が関係しているということがすごく興味深いことであるなと感じました。第一印象や経験がその食べ物を好きにしたり、嫌いにしたりとその食べ物に抱くイメージが関係しているということが面白いなと思いました。実際、自分自身小さな頃に苦いというイメージを持っていたため、勝手に食べ物を雰囲気で嫌いと思っていたので、好き嫌いをしている人にこの話をしてみたいと思いました。大人になると苦い味が美味しく感じるのは「苦みは毒と頭に入っているけれど、すべては毒ではないと経験的に学習することによって、苦みが美味しく感じるようになる」と言っていたことから、自分も大きくなってから嫌いだった食べ物が食べられるようになったため、ほんとにそのとおりであるなと感じた。
味覚修飾植物であるミラクルフルーツは、酸っぱいと感じる食べ物を甘く感じさせることができるということから、日本では高齢社会が進行しているため、食事の際に栄養を管理しながら生活をしないといけない人が多くいるため、そのような食事で栄養を気にしながら生活をしている人や、糖尿病の患者に対して、食生活の改善に用いることができる。そのため、糖分の含まないものを美味しく食べることができ、満足感を得ることが可能となる。しかし、ミラクルフルーツといった味覚修飾植物は日本で育てるのは大変であって、大量生産をすることは難しいが、医療現場で用いることはかなり有用なことであると感じたため、味覚修飾植物の今後の展望について知ることは、医療に携わっていく人にとっては特に大切であると思う。
食べ物を美味しく感じるには、「情報」がかなり大切であると思いました。特に見た目が大切で見た目がよくないと実際に食べたいと思うことは少ないのなと思います。自分は料理をすることが好きなので、盛り付けをするときに、見た目に気を付けながら、赤色を使うことを気にしてやっていきたいなと思いました。また、コアラやライオン、人間では食べるものが違うけれど、それはその生物が生きていくために必要であって、食事をしているけれど、「美味しい」をいうものはそれぞれの環境の中で役に立つものが美味しいと講義で言っていたので、人間にとって生きていく中で本当に役に立つものって何であるのかすごく気になったので考えてみたいなと思いました。
【参考文献】
・島村光治のホームページ 味覚修飾植物についてhttps://www.taste-m.com/taste00.htm. 2025/05/04
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Kさん
今回の講義で、味を感じることができる味蕾は、思ったよりもすごく大切な受容器だと感じた。また、甘さや酸っぱさを変えることのできる味覚修飾植物を初めて知り、また実際に体験ができ、理解が深まった。
実際に、本来は酸っぱいと感じるレモンとグレープフルーツを、ミラクルフルーツで作られたタブレットを食べてからレモンとグレープフルーツ食べると甘く感じ、驚いた。また、本来甘く感じる砂糖とチョコレートを、ギムネマを食べた後に食べると、甘くなるなり、チョコレートは苦くなった。ミラクルフルーツやギムネマのように、味蕾の受容器をふさいで食べ物を食べると、味を感じなくなるのが面白いとおもった。このミラクルフルーツやギムネマなどの味覚修飾植物を使用して、糖尿病の患者さんなどに甘いものを食べさせることができることがすごくいいと思った。味覚修飾植物は、砂糖や塩分の摂取を抑えながらも味の満足感を得ることができるため、糖尿病のほかにも、肥満や高血圧などの生活習慣病予防に役立つ可能性があると考えた。近年は生活習慣病を発症する人が多いため、有効であると考えた。また、子供など、苦い野菜など、嫌いな食べ物が多いので、そんな野菜などをおいしく感じさせる手段としても利用できるのではないかと考えた。
味蕾は動物ごとに数に違いがあり、人間では大人より子供の方が、味蕾が多いことを知った。この味蕾の数を利用して、赤ちゃんがおもちゃなどを口に入れさせないように苦いように設定をしたり、離乳食などの味を薄くしたりしていることを知った。草食動物は草を食べて生活をしているため、毒などがないか飲み込む前に気づくことができるように味蕾が多く、逆に、肉食動物は、肉を食べ、草食動物のように毒などの心配がないため、味蕾が少ないという理由を知ることができた。また、味蕾を作り出すには、亜鉛が必要であるということを知った。亜鉛を摂取するためには、海藻やソバ、貝類、魚などの食品をとればいいと聞いたが、自分の苦手な食材だらけなので、変え方を直して、苦手な食材を食べて、しっかり亜鉛を摂取したいと思った。
この講義を通して、味蕾の働きや、味の感じ方について、深く知ることができたので、いい経験になった。また、食べ物をおいしく見せる方法や、飲食店のチェーン店の看板の工夫など、普段気にしていなかった部分を知ることができ、すごく面白く感じた。また、初めてギムネマとミラクルフルーツを体験して、味の感じ方を実際に自分で体験して、すごくいい経験になったと思った。糖尿病患者に味覚修飾植物を使って甘くないものを食べさせるアイディアはすごく画期的だなと思った。今後、生活習慣病予防でも利用できれば、味覚修飾植物を知らない人がいないくらい身近なものになってくるのではないかと思った。
【参考文献】
・島村光治のホームページ https://www.taste-m.com/lecture_gaiyou_pdfversion.pdf
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Lさん
講義を聞いて、ギムネマとミラクルフルーツを新たに知ることが出来た。ミラクルフルーツは中高の教材に記載されており、名前だけは知っていたが、どのような効果があるかは知らなかった。ミラクルフルーツの味覚への影響は、レモンなどの酸味がミラクルフルーツを摂取することで甘く感じるというものだ。実際の実験でミラクルフルーツ摂取後に、グレープフルーツジュースを試飲しても酸味を感じず、甘味だけが口に残った。これはミラクルフルーツに含まれるミラクリンが、舌の甘味受容体を刺激し、一時的に味覚機能を変えるためである。次のギムネマは葉であり、舌に30秒擦り付けた後に甘味であるチョコや砂糖などを摂取すると、それらが甘さを引いた味で感じることになる。特に砂糖は味がなく、食感として砂利のよう印象を受けた。チョコは甘さが無くカカオの味をよく感じた。ギムネマを摂取することで、甘味を感じる味蕾ギムネマが結合することで甘味が味蕾と結合できなくなり、甘味を感じられなくなるためである。味蕾の数が動物の種類によって大きく異なっていることが面白く感じた。ヘビやトリなどが味蕾を多く持ってしまうと、獲物を捕らえたとしても自身の生死に関係なく、選り好みをしてしまうのかなと思った。またヘビ等は特に獲物を捕食する方法として、丸呑みが挙げられるため、舌を使って味わう必要がないから味覚が少ないのだと思った。1)また、卵は毒性があるものが極めてわずかであるからではないかと思う。一方でウシやウサギ等の草食動物は、主食の草の毒性を見分けるために味蕾が多く存在している。この他に、人間の乳児と成人で味蕾の数が大きく異なることも面白いと思った。成人が6千から9千個であるのに対し、乳児は1万2千個の味蕾を有しており、その差は最大で2倍もある。自身の経験として成人に近づいている今よりも乳児時に食べたごはんの方が、味がはっきり感じられていたように思う。長年食事を続けてきたため、味に慣れたことが原因と考えていたが、味蕾の総数の違いが関係しているとは知らず、この事実を聞いて納得した。これを活用して、ゲームのカセットやリカちゃん人形に苦味を感じる成分を塗布していると聞き、食事以外に利用されていると知って興味を惹かれた。
感想として、ギムネマやミラクルフルーツのように一つ一つの味蕾に影響を与える味覚修飾植物が存在するなら、上記2つのような物質を入れたカプセル摂取し、食事を行えば、実際に食べたものと全く違う味を舌で感じることが出来るようになるのかなと考えた。それに味覚の種類の数が海外と日本で異なっていて、それは日本の和食という文化があるからだと思っていたが、実際は日本に流れている軟水という水の種類が関係していると知り、このことから日本の食文化は環境と日本人の性格が相まって生まれたものなのだと思った。私自身は海外で本場の料理を食べたことはないが、場所によっては旨味がない料理や味が濃い料理があると聞くので、日本食を身近に味わえる日本人で良かったと感じた。
今後の味覚修飾植物は、医療の世界に大きく展開していくと思った。ミラクルフルーツの活用法として糖尿病患者への利用があるが、糖尿病は日本の生活習慣病であり、年々増加している。放置しておくと生死に関わる病気でもある。糖尿病患者にストレスなく甘いものを食べられる生活をしてもらうために、ミラクルフルーツはこれからの未来で必要不可欠であると思った。他にも肥満で悩んでいる人や、血糖値を抑えたい人にも有効的だと思う。そして、味覚を知ることは医療従事者になることにおいて重要だと考える。味覚障害を抱えている人は年々増加お、これから関わっていく事が多いと思うし、自身が味覚について知ることで、患者に医療行為を行う時により気持ちに寄り添って行うことが出来ると考える。これは味覚に限ったことではなく、すべての患者に真摯に接することにもつながるため、今回の講義を大切にして日々を過ごしていきたい。
【参考文献】
1)実は多様なヘビの捕食行動① 生物学科-東邦大学 2025年5月5日
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