ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト(ミラクルフルーツ・味覚・ギムネマ・ミラクリン・食育・ミラクルフルーツ)

  ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト
島村光治のホームページ ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト
ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト ご質問・ご意見・ご感想・講演依頼
ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト
■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2022/3/10に実施した清心中学校3年の皆さんの感想文です。


3年A組

Aさん 

 私は今日先生のお話を聞いて、味覚について体験しながら学ぶことができました。
 ギムネマで甘味を消し、ミラクルフルーツで甘味を増加させるというとても不思議な体験を通じて、私たちは味蕾で甘味、塩味、酸味、苦味、うま味を感じられること、赤ちゃんは人の中で味蕾の数が多いことなど、先生のダジャレで楽しみながら学びました。  
 家族ともぜひ実験してみます。今日は本当にありがとうございました。



Bさん 

 今日初めて「味蕾」という言葉を知りました。人間は舌全体で味を感じていると聞いたので、意識して食事してみたいと思いました。人間の味蕾は舌全体に7割、残りの3割が上あごや喉に味蕾が存在しているので、「舌だけじゃないんだ」とびっくりしました。  
 人間の中で一番味蕾の数が多いのが赤ちゃんで、なぜかというと、知識が大人と比べてあまりなく、食べていいかの判断を味蕾でしているから。これらのことを説明できるようになりました。  動物の種類によって味蕾の数が変わるのは面白いと思いました。  
 今日一日楽しかったです。ありがとうございました。



Cさん 

 楽しい実験を用意してくださってありがとうございました。ギムネマもミラクルフルーツも初めて聞いたので、すごく新鮮な気持ちで実験することができました。  
 私が先生のお話を聞いた中で、辛味は味蕾で感じているわけではないことに驚きました。辛味は口の中ですごく刺激が起こるので、てっきり味覚の中に入っていると思っていました。  
 今日のお話は本当に心に残るお話ばかりでした。味覚の奥の深さがすごく分かりました。



Dさん 

 自分が思っていた味覚の感じ方とは全く違っていてびっくりしました。  
 ギムネマの実験をした時に、あんなに甘い砂糖が砂みたいな味になって、チョコもあんなに苦くなることが分かってびっくりしました。  
 ミラクルフルーツの実験も、すごく酸っぱかったレモンの飴も酸っぱさが和らいでいい感じになったのでびっくりしました。  
 私が今日のお話を聞いて一番びっくりしたのは、肉食と言われるあのライオンが、実は肉よりも内臓の方を食べたがっていることです。家族にもぜひ話そうと思いました。



Eさん 

 今まで味覚体験をしたことがなかったので、今回実際に体験できて嬉しかったです。  
 クラスの課題研究で辛味成分の実験をしているのですが、今日の講義を聞き、味覚についての理解がさらに深まりました。  
 また、味を感じる仕組みとなるたくさんの機能を知り、今後の研究にも役立てられそうです。これからの生活で、味覚(味蕾)を意識して食事していきたいと思います。赤ちゃんは味蕾も未来も多い!!


3年B組

Aさん 

 今日は人間や動物の味覚について、たくさんの事を知ることができました。講演を私たちにしてくださりありがとうございました。  
 島村先生の名前、「ミラクルフルーツ」、「ギムネマ」という植物の名前、甘味を感じたり、感じなくなったりする原理、全て覚えて帰ることができそうです。  
 また、動物は生きるために必要なものをおいしいと感じるのに対して、人間は情報に影響して美味しいと感じたり、脳がおいしいと思うような物質を出すことで「美味しい」と感じるところに動物との大きな違いが見られてとても面白く感じました。  
 普段の生活では知ること、経験することができないことを今日はできたので、家族などの周りの人に話して知ってもらおうと思います。今日は本当にありがとうございました。



Bさん 

 今までは目や耳くらいしか詳しく習いませんでしたが、今日の講演会で口の仕組みを知ることができたので嬉しかったです。  
 また、自分たちのクラスでも嗅覚や味覚について研究をしてきたのでより興味を持つことができました。  講演の中で「人間の食欲がわく色は赤」と言っていたので、確かにと思い、黄色も良く使われているので、黄色も食欲がわく色の1つなのかと思いました。  
 家に帰ってギムネマを使って、水などの甘味がないものでどうなるか調べてみたいです。

島村のコメント
 暖色系の色(赤色、オレンジ、黄色)は食欲をそそる色です。外食店の看板を見るとよく分かると思います。



Cさん 

 私が小学生の時に見ていた味覚地図は今回の島村先生のお話を聞くまで正しいものだと思っていたので、間違っていると聞いて驚きました。  
 食事をした時、美味しいと感じたり、幸せだと思うのは私たちの知らないところで働いてくれている味蕾のおかげで、無くてはならない存在と気づくことができました。また、最近味覚障害になる人が増えていると知ったので、亜鉛をきちんと摂取しようと思います。  
 島村先生、様々なことを教えてくださり、ありがとうございました。



Dさん 

 味覚は自分の身近にあり、毎日何も考えずとも感じ、特に何も思わず過ごしてきたことを改めて考えると、自分にとって「当たり前」だったことにこんなにも意味があり、深い物だと知りました  
 ギムネマの試食では、初めて甘味が感じられなくなるという経験をし、不思議で少し怖くなりました。ミラクルフルーツの試食の際は、酸っぱい飴がすごくおいしくて幸せな気持ちで、島村先生の授業を聞き終えることができました。すごく楽しい時間で、島村先生のおやじギャグにも「クスクス」笑ってしまいました。  
 味覚の事にも興味を持ったので、家でも実験してみようと思います。



Eさん 

 今日は遠くからありがとうございました。  
 資料には正確な数字が記載されていてとても参考になりました。島村先生は16歳の時から31年間も味覚の研究を続けていること、尊敬いたします。私は今年の4月から高校に入り、普通の高校生よりも多く実験や研究に触れるコースを選びました。先生のように1つの分野を掘り下げる研究も憧れますが、高1では自分は何に興味があり、何を研究したいのかを見つけていきたいです。  
 今は知識が浅く、何をしたら良いのか、いまいちピンと来ていません。しかし、そんな私でも今日の先生のお話は理解しやすく、興味がわきました。  
 他の食材でも家で実験してみます。 高校やその先でいつか先生にまた会えたら嬉しいです。そんな日が来るように頑張ります。先生のこれからのご活躍をお祈りします。


3年C組

Aさん 

 植物とか自然の力ってすごいと改めて感じました。ギムネマの葉は美味しくないけど、すごく不味いわけでもない、何とも言えない味でしたが、その後に食べたチョコレートが苦い「ねちょねちょ」した何かのようにしか感じられず驚きました。  
 あと、亜鉛をとる必要があることを聞いて、日本人ってありがたい環境だと思いました。海藻などは海外の人はあまり食べないと聞いたことがあるので。私は好き嫌いも多くないし、和食が好きなので、今の食習慣を続けていきたいと思いました。

島村のコメント
 アジア系の方はワカメや昆布を普通に消化できますが、それ以外の方はこれらを消化できない体になっています。そのため、一度にたくさん食べる物ではありませんが、その辺も把握しておくとよいと思います。



Bさん 

 私は島村先生のお話を聞いて、初めてミラクルフルーツとギムネマの存在を知りました。  また、ミラクルフルーツと聞いて、私は甘いマンゴーのようなものを想像していましたが、実際は赤色で小さな実だということが分かり、少しびっくりしました。  
 うま味が5種類の基本味の中の1つで日本人が発見したことは知っていましたが、国際 的に認められるまで77年もかかったことは初耳でした。また、日本は他国とは異なる食文化をしているからこそ見つけることのできた新たな味覚だと思い、これを機に、日本の食文化のすばらしさを改めて感じました。この味覚などを利用し、ダイエットや大好きなもやしの美味しい食べ方を研究したいと思いました。

島村のコメント
 5種類の基本味(+コク味、脂味)の中で感じにくいうま味を日本人が発見したのは『水』の影響もあります。 日本は『軟水』のため素材の味を生かす調理法が発達したことが背景にあることを知っておいてください。



Cさん 

 ギムネマを食べた後の砂糖がびっくりするくらい不味かったです。ミラクルフルーツは喉奥だけうまくいったようで、飴を食べたとき、口の中のほとんどは酸っぱいのに、喉奥だけ甘くてびっくりしました。
 ところで先生に質問ですが、私の周りにいる野菜が嫌いではない人は野菜ジュースが嫌いだというのに、野菜が嫌いな私は野菜ジュースが好きという不思議なことが起こっています。これも普段体にある栄養素の量の違いによる生理的欲求に基づくおいしさの違い酸でしょうか。単なる偶然でしょうか。

島村のコメント
 野菜=野菜ジュースではありません。 野菜ジュースは食物繊維が除去され、飲みやすい味になっています。(小職も子供の頃トマトが嫌いでしたが、トマトジュースは飲めました。) 野菜自体をおいしいと思っている人はジュースよりもその野菜を食べるということになります。



Dさん 

 実際に実験できて本当に良かったと思いました。コロナ(デルタ株)になった時、味覚障害になりやすい人は亜鉛不足であることを初めて知りました。私はあまり亜鉛を摂っていないので、今日のお話を聞いて、もっと亜鉛を摂ろうと思いました。  
 好き嫌いのお話のときは、本当にその通りだと思いました。嫌いな食べ物も第一印象や経験を忘れ、いやな雰囲気を感じなければ、普通に食べられそうだと思いました。  
 普段の料理に「うま味の相乗効果」を工夫して使うだけで、同じ料理なのに6.5倍〜9倍美味しく感じると思えば、味覚はとても頭を使うことだと思いました。人の味覚について知れてとても良い2時間でした。



Eさん 

 ギムネマの葉をかじることで、味覚が変わると聞いたときは、ちょっと疑っていたけど、実際にやってみると、本当に味覚が変わったのでびっくりしました。  
 歯を大事にすることは味覚にも影響していることを知ることができました。  
 生き物はそれぞれ味蕾の数が全然違うことを知ることができました。そして、赤ちゃんがなぜ食べ物を食べた時、好き嫌いが分かるかと思った時があったけど、大人より赤ちゃんの方が味蕾の数が多く、味覚が一番鋭いということを知って、納得することができました。味覚には色々な感じ方があるのだと思いました。