今回の講義を受けて味覚を感じられることって素晴らしいことだと、改めて思いました。講義の最初の方で説明があった「味蕾」は鋭いセンサーだなと感じました。そしてアナゴに味蕾が200,000個もあるなんて驚きでした。その理由、アナゴは視界が悪い水の中で生活しているため水をつたって嫌いな獲物を感じているということを知り、生命の機能も住む場所や環境によって対応しているのだと思いました。
私は今回の講義を受けるまで舌全体が味を感じ取っているのだろうと思っていましたがそうではなくて、上顎、のどにも味覚のセンサー「味蕾」があることを知ってびっくりしました。ですから、将来おばあちゃんになってもおいしいものの味を感じて食べたいので今の内からしっかりと歯磨きをして入れ歯にならないようにしたいです。
人が感じられる味覚は甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5つであることを知りました。そして味覚が私たちを害から守ってくれていることを学びました。体に害があると感じたものは少量だったとしても、脳にすぐ伝わるようになっているようです。人間の身体ってすごいなって思いました。また、辛味は痛みということにも驚きました。私は辛いものが好きで辛いと言われている大概のものは食べられます。ですが辛味の軽減法の一つである、冷たいお茶を飲むということを知らずの間にやっていたようです。辛味について、今まで以上に詳しく知ることができたのでこれからもたくさん辛い物をおいしく食べていきたいです。
今回の一番の醍醐味であるギムネマとミラクルフルーツの実験はとても面白かったです。最初は植物の力で味が変わるとは思っていませんでした。しかし砂糖やチョコがまずくなったり、酸っぱいはずのジュースと普通のヨーグルトが甘くなったりと植物の力で味が簡単に変化しました。味覚修飾植物の面白さを実際に自分の体を通じて感じられる貴重な体験をすることができました。これからの未来この二つの植物が、当たり前になっていき、味を変えておいしく食べられることができるものが増えていくかもしれません。ですが食べものに含まれている本来のうま味や苦味というものを感じられなくなってしまうかもしれません。未来に向かってきっと進化していくことだろうと思いますが、子どもたちにはそのままの食材の味を楽しんでもらいたいなと思いました。
2時間の講義はあっという間に過ぎていきました。今回学んだことを自分の中でとどめるのではなくて、インプットしたものをアウトプットできるようにしていきたいです。
おいしさを感じられることに感謝をしながらこれからもたくさんの食べ物と巡り会っていきたいです。ギムネマとミラクルフルーツという植物のすごさや、味覚に対しての深い知識を身に付けることができました。
「味蕾」というセンサーがあるおかげで私たち生物は食べ物に味を感じて食べることができています。生物の持った才能をこれからも大事にしていきたいです。