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■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2019/05/06に実施した名古屋短期大学 保育科2年の皆さんのレポートです。

講演風景1 講演風景2



Aさん 

 今回の講義を受けて、驚いたことがあります。私のおばあちゃんは、よくとても濃い味付けのお料理を作ります。私はどうしてお年寄りは味付けが濃くなってしまうのだろうとずっと疑問に思っていました。ですが、今回の講義で上顎やのどにも味蕾があることを知りました。入れ歯により上顎にある味蕾が塞がれてしまうため、味を感じにくくなるのだと知って納得しました。まさか、味覚を感じにくくしていた原因は入れ歯だったということはきっとおばあちゃんも知らなかったことと思います。
 私の家では猫を2匹飼っています。よく妹が猫にイチゴの粒が入ったマグロ味のチューブタイプのおやつをあげています。妹がチューブタイプのおやつを興味本位で舐めたところ、ただただ甘いと言っていましたが今回の講義では、猫は甘さを感じないと知り、他の動物と共通する味覚を持っているわけではないのだなと知りました。他の動物と共通する味覚を持っているわけではないのだなと知ったため、よくカブトムシにゼリーやバナナをあげますが、カブトムシがカブトムシの味蕾でどのように味を感じているのか、興味を持ちました。また、ソムリエは味を敏感に感じ取り、食材や飲み物にどんな特徴や魅力があるのか伝える力がありますが、ソムリエも人間であるため、味蕾の数は同じだということに驚きました。ソムリエは生まれた時から味蕾が人より多いのではと予想していました。ソムリエは訓練して脳を鍛えているのです。人間は舌の味蕾から大脳へ刺激が伝達されておこる感覚を鍛えれば味を敏感に感じることができると知りました。
 味覚には、甘味、塩味、酸味、苦味、旨みがある。さらに味覚は、舌の味蕾から大脳へ刺激が伝達されておこる感覚です。3歳位までに基本的な味覚が出来上がるため、乳幼児期から多くの食品を知り、食品の味を覚えることや薄味に慣れたり、食材本来の味を味わうことが大切なため味覚について知ることが必要不可欠であると思いました。
 味覚修飾植物の今後の展開については、ミラクルフルーツを例にとってみます。ミラクルフルーツは酸っぱいものを食べた時、甘いものを食べたと脳に伝わるという仕組みがありました。酸っぱいものを食べた時、甘いものを食べたと脳に伝わるという仕組みを生かし、保育の現場で酸っぱい食べ物が苦手な子どもがミラクルフルーツを食べ、甘いものを食べたように錯覚したところから少しずつ酸っぱい食べ物に興味を持ち、酸っぱい食べ物を食べようと挑戦し、子どもが食べ物や食に対する興味を持つことができるように活用してみたいです。子どもたちが「おいしい」や「あまい」「にがい」「すっぱい」「しょっぱい」といった食により広がっていく感性を生かし、「たのしい」「おもしろい」「かなしい」「腹が立つ」など子ども達が心で感じる力も食を通して繋がっていくと良いなあと思いました。
 また、蝶々は手にある味蕾で赤ちゃんが食べることになる葉っぱに毒がないか確認してから卵を産み付けることや、ナマズは目が悪いため、ヒゲや体の表面の味蕾を使い濁った川の中でも相手の味を感知し逃げること、ハエは手に味蕾があり、普段は止まることのできるものを手で感知し、ハエが手を擦っているのは味蕾を掃除しているということを知り、動物が生きていく中で味蕾が必要不可欠であり、人間とは全く違う味蕾の役割を果たしていることがとても面白いと思いました。



Bさん 

 今回の講義を受けて味覚を感じられることって素晴らしいことだと、改めて思いました。講義の最初の方で説明があった「味蕾」は鋭いセンサーだなと感じました。そしてアナゴに味蕾が200,000個もあるなんて驚きでした。その理由、アナゴは視界が悪い水の中で生活しているため水をつたって嫌いな獲物を感じているということを知り、生命の機能も住む場所や環境によって対応しているのだと思いました。
 私は今回の講義を受けるまで舌全体が味を感じ取っているのだろうと思っていましたがそうではなくて、上顎、のどにも味覚のセンサー「味蕾」があることを知ってびっくりしました。ですから、将来おばあちゃんになってもおいしいものの味を感じて食べたいので今の内からしっかりと歯磨きをして入れ歯にならないようにしたいです。
 人が感じられる味覚は甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5つであることを知りました。そして味覚が私たちを害から守ってくれていることを学びました。体に害があると感じたものは少量だったとしても、脳にすぐ伝わるようになっているようです。人間の身体ってすごいなって思いました。また、辛味は痛みということにも驚きました。私は辛いものが好きで辛いと言われている大概のものは食べられます。ですが辛味の軽減法の一つである、冷たいお茶を飲むということを知らずの間にやっていたようです。辛味について、今まで以上に詳しく知ることができたのでこれからもたくさん辛い物をおいしく食べていきたいです。
 今回の一番の醍醐味であるギムネマとミラクルフルーツの実験はとても面白かったです。最初は植物の力で味が変わるとは思っていませんでした。しかし砂糖やチョコがまずくなったり、酸っぱいはずのジュースと普通のヨーグルトが甘くなったりと植物の力で味が簡単に変化しました。味覚修飾植物の面白さを実際に自分の体を通じて感じられる貴重な体験をすることができました。これからの未来この二つの植物が、当たり前になっていき、味を変えておいしく食べられることができるものが増えていくかもしれません。ですが食べものに含まれている本来のうま味や苦味というものを感じられなくなってしまうかもしれません。未来に向かってきっと進化していくことだろうと思いますが、子どもたちにはそのままの食材の味を楽しんでもらいたいなと思いました。
 2時間の講義はあっという間に過ぎていきました。今回学んだことを自分の中でとどめるのではなくて、インプットしたものをアウトプットできるようにしていきたいです。
 おいしさを感じられることに感謝をしながらこれからもたくさんの食べ物と巡り会っていきたいです。ギムネマとミラクルフルーツという植物のすごさや、味覚に対しての深い知識を身に付けることができました。
 「味蕾」というセンサーがあるおかげで私たち生物は食べ物に味を感じて食べることができています。生物の持った才能をこれからも大事にしていきたいです。



Cさん 

 今回、実際にミラクルフルーツとギムネマを使って、味覚修飾物質の実験をさせていただきました。今日の講義を受ける前には、ミラクルフルーツの存在もギムネマの存在も知らなく、名前すら聞いたことがありませんでした。ですので、本当にすっぱいものが、甘く感じるようになるのか、また、甘いものが甘さを感じなくなることがあるのか信じることができなく、ミラクルフルーツでレモンが甘く感じたときは、感動しました。本当に砂糖がたくさん入っているものを食べているみたいで、今の私にはとても糖分をとっているようで、少し罪悪感がありましたが、糖尿病の患者さんや、糖分をとることを抑えられている人にとって、これで甘いものが食べられることはとても幸せなことなのだろうと思いました。最近、アルバイト先で「糖尿病の患者さんのためのお菓子を置いてくれたらうれしいのに。やっぱり周りのみんなが食べているから食べたくなるんだよね。」と言っているお客さんがいて、講義を受けて、スーパーなどでも、ミラクルフルーツのカプセルと酸味の強い食べ物がセットになっている商品が置かれたら、糖尿病の患者さんも気軽に甘さを感じることができるのにと思いました。そのためには、もっとたくさんの人にミラクルフルーツの存在を知ってもらう必要があると思いました。
 私のお父さんや兄は体調が悪くなると、甘いものをとんでもない量食べることがあるので、兄はまだ若くて問題がないかもしれませんが、父には、ミラクルフルーツをプレゼントして、「レモンでもかじっとけ!」と言いたいなと思いました。父の職業は、料理人でお店を経営しているのですが、一度肺炎になったことがあり、その時に甘いものを異様に食べて、仕事復帰したときに、煮物などの味が分からなくなってしまいました。もしかして、ミラクルフルーツですっぱいものを食べていたらそのようなこともなかったのかもしれないなと思いました。
 そして、味蕾の話を聞いて、その時はそれぞれの動物の環境の特徴や、成長過程により、味蕾の数や味蕾のある部分が違うことを知り、おもしろいなと思っていましたが、それから島村光治さんの講義を聞いた、鴨居まさねさんの漫画を見てみると、人間の味蕾が口の中でよかったというところに「確かに。」と思いました。プールや公共の場でナマズのように体中に味蕾があったら、まずい味がするなど感じて、どこにも出かけれなくなるなと思ってしまいました。ただでさえできるだけ家から出たくないなと普段から思っているのに、電車でつり革を持った瞬間に「うわ、前の人苦い。」と感じるようになったら、だれとも何にも触れたくなくなり、引きこもりになりそうだと思いました。本当に口の中に味蕾があってよかったです。もしかしたら、なまずも常にまずいやおいしいを感じなくてはいけなくて嫌だと思っているのかなとナマズの気持ちになってしまいました。
 甘いものが感じなくなる実験を行ったとき、大好きなチョコレートもおいしく感じなく、すごく悲しい気持ちになったので、味覚は本当に大切だと改めて感じた講義でした。



Dさん 

 今回の講義で、今までの自分の味覚についての知識がいかにあやふやで、間違っていたのかが分かりました。ミラクルフルーツやギムネマの存在はもちろん、味蕾によって感じる味が変わっていることなどを初めて知りました。今までは味覚地図を少し信じていたので、苦いものを感じないように気をつけて食べてみたりしたことがあったのですが、全くと言っていいほど効果がなかったのは知識が間違っていたからなのだと納得しました。また、ビールの広告等でよく見る“のどごし”も、二酸化炭素を感じやすい喉頭蓋の味蕾があるからこそ感じられているのだと分かり、味以外の感覚も味蕾によって感じやすさが変わるのだと分かりました。
 実際にギムネマを食べてからチョコレートを食べた時、カカオ95%のチョコレートのような味がしてとても驚きました。本当に甘味が感じられず、何度も砂糖を食べてしまいました。甘味や酸味を感じなくさせる食べ物があること自体とてもすごいことなのだと思いましたが、苦味を感じなくなる物が見つかればいいなと思い、それと同時に今自分の味覚が感じられる味を大切にしたいと感じました。歳をとるにつれて味蕾が減っていったり、入れ歯で味が少し感じにくくなったりしてしまう前に、様々な食べ物の味を感じ、何を美味しいと感じているのか覚えておきたいと思いました。
 また、赤ちゃんの味蕾が一万二千個もあると聞いて、赤ちゃんが感じている味覚を感じてみたいと思いました。酸味や苦味を毒物として認識しているからこそ少量でも感じやすいのなら、その頃の味覚をもう一度体験してみることで、赤ちゃんの気持ちを理解してみたいと考えました。その上で赤ちゃんに食べさせるご飯の味付けをどのようにすると良いのか、どの程度の酸味なら美味しく感じられるのか考えてみたいです。
 人にとっての味覚は経験と学習で変わっていくものであることは、いろいろな人に知ってほしいことだなと思いました。幼い頃に嫌な思いをしながら食べたり、食べたことで辛い経験をしたりするとトラウマのようになり、その後の好き嫌いに繋がってしまうのだと理解したので、楽しく食事をすることや安全な食べ物を選ぶことがとても大切なのだと思いました。子どもの頃は苦味が苦手であっても、成長とともに経験と学習によって苦味が美味しく感じるようになったりすると分かったので、無理に苦手なものを食べさせるのではなく、どうしたら美味しいと感じられるのか考えて味付けをしたり、量を調節することが必要なのだと考えました。
 人にとっておいしさは、味の好き嫌いによるものだけでなく、情報によるイメージや、香り、形、色など、様々な要因で決まるのだと分かりました。自分が美味しいと感じてきたものも、日本の文化の中で育って慣れ親しんでいるからだったり、生理的欲求に従って足りないものを補おうとしているからだったりすることが分かり、自分の状態によって感じる味が変わっていくのだと理解しました。美味しいと感じて食べられることは、とても幸せなことだと改めて実感しました。



Eさん 

 今回私は「驚きの味覚体験」の特別講義を受講し、初めての体験をいくつもしました。
 その中でも最も印象に残り、かつ、驚いたのはやはり実際に体験したギムネマとミラクルフルーツの味覚に与える影響についてでした。
 そもそも、味を感じる仕組みについて詳しく知らなかったということに加え、今回の講義で大きく取り扱われた「味覚修飾植物」というものの存在を知らなかったことから、特定のものを食べる(正確には舌にこすりつける)ことで人間の味覚が変化するということの意味が全く分かりませんでした。
 味を感じるセンサーである味蕾というものに味の成分がはまることで味を感じることができるのだということを知り、鍵と鍵穴のような関係であるという島村先生のお言葉からイメージが捉えやすくなりました。
 これらの点から、鍵の形を補填し酸味を甘味の鍵と同じ形にするのがミラクルフルーツの中に含まれる「ミラクリン」であり、甘味の鍵穴自体をふさぐことで甘味を感じないようにするのがギムネマに含まれる「ギムネマ酸」であるということが非常にわかりやすく理解できました。
 まず、ギムネマを用いて甘みを感じないようにする実験では葉っぱをそのまま舌にこすりつけるだけで甘味を感じなくなることに驚きました。見た目は一般的な植物の葉と変わらないのに対し効果は人間の感覚を変化させてしまうほど強いものなのか、と驚きました。
 また、実際にミラクルフルーツのタブレットを用いて酸味のあるものを食したとき、甘みを強く感じるようになったことを体感しましたが、それと同時に舌にミラクルフルーツを摂取する前と変わらない酸味特有のひりひりするような刺激を受け、食べ物自体の味が変わったのではなく、自分の味覚(味の感じ方)が変化したのだな、と体感的に感じ驚きました。
 これら二つの実験に共通して感じたのは、どちらも、身体(舌)に違和感なく味の感じ方が変化していくという点でした。自分自身は何も違和感を持っていないにもかかわらず、身体には変化が起こっていることに少し怖さを抱きました。
 その一方で、味覚修飾植物の応用法として紹介していただいた低カロリースイーツの紹介を見て、糖尿病や高血圧などで糖分接種を控えなければならないなどのケースを持つ患者さんにとって新しい一歩になるのではないかと感じました。
 闘病し、つらいことに耐えているにもかかわらず、甘いものを食べられないのは非常につらい部分があるのではないかと考えます。その中で、いかにストレスを軽減していくかの改善点になっていくように感じました。
 人間は生理的に必要である成分をおいしく感じると学びました。活動に必要なエネルギーを摂取するにはやはり食事が非常に大切であるが故にそのような脳のつくりになっているのでしょう。そういった観点からも食事が大切であるということがわかるため、自分が保育者になったとき子どもたちに食事の大切さや味の不思議さをつたえたいとこの講義で感じたとともに、この経験をつたえたいと感じました。



Fさん 

 子どもの頃に何故舌だけ味を感じることができるのだろうと疑問におもったことがあった。それ以来あまり深く考えたことがなかったが、今回講義で初めて味覚について学ぶことができ、とても関心が深まった。
 味を感じる仕組みとして舌には「味蕾」という器官がある。人間には舌以外にも軟口蓋、上あご、喉頭蓋、のどにも味蕾がある。炭酸飲料を飲んだ時にのどで感じる爽快感は味蕾によるものであると聞いてそんな場所からも味や刺激を感じているのだと初めて知り驚いた。以前は舌の異なる領域で異なる味を感じる味覚地図が存在すると言われていたが、実際には間違いであって、味蕾は全ての味を感じることができる。味の判別は甘味、酸味などの味の成分がそれぞれ形の違う鍵となり、味を感じるにはそれぞれの鍵と同じ形の鍵穴があり、そこに鍵が差し込まれることによって味を感じることができる仕組みになっている。
 人間以外の動物も味の感じ方が同じであるかというと、そうではない。草食動物は人間よりも味蕾の数が多い。それは数ある草花の中で毒のあるものないものを判断し食べ分けなければならないことから味蕾の数が多いとされている。一方味蕾がほとんどないヘビやニワトリは、普段から食料や獲物を丸呑みする食べ方をしているため味わって食べることをしない。味わって食べるためには口に入れた物を歯で噛み砕き唾液によって溶され味蕾で味を感じることができる。もしニワトリやヘビに歯があればその分頭に重みがいき逃げ足が遅くなってしまうなどという不便さがでてくる。このように環境に応じた身体のつくりから味蕾の数も変化するという。この話をきいて私は歯があり舌で味を感じて食事を楽しむことができることが非常に素晴らしいと思った。
 自宅でギムネマの実験を母親にしたところ、ギムネマの苦さも砂糖の味の変化もあまり分からないと言われ、味覚障害がふと頭によぎったが、私自身の説明不足でギムネマを噛みながら舌に擦りつけていたのではなく舐めて擦っていたようだった。噛んだ瞬間に苦いと渋い顔をして、砂糖の味の変化もわかりお互いに安心したという結果になった。ミラクルフルーツは普段からヨーグルト本来の酸っぱさもを好んで食べているためほんのりと甘く変化した物に物足りなさも感じたが、近年増加している糖尿病や、肥満に対してミラクルフルーツを使用することで糖分摂取を控えることができることを学び、今後より味覚修飾植物が世に広まり活躍していくことを期待したいと思った。
 私たち人間の食事は自らが手で触って収穫し、調理する音を耳で聴き、目で見て楽しみ、鼻で匂いを感じ、舌で味わうという素晴らしい経験を日々している。今の世の中は多く技術を駆使した食品で溢れているが、子どもの頃からの変わらない身近な人が作った食品そのままの心のこもった温かい美味しさをこれからの子どもたちにも伝承し、好き嫌いなく健康な体で育って欲しいと強く願う。



Gさん 

 5月6日、島村光治先生によるミラクルフルーツとギムネマの試食体験と講義を受けました。ミラクルフルーツもギムネマも初めて聞き、初めて試食した植物で実際に味覚が変わるという不思議な体験ができました。講義では味覚について、味が変わる仕組みについても学んでいきました。
 ミラクルフルーツは薬のようなタブレットタイプ、ギムネマは普通の葉っぱで、ギムネマは島村先生が育てていて今朝採ってきたものだと聞き、新鮮なギムネマが頂けました。実際試食すると、ギムネマではチョコレートが粘土のような無味固形物に、ミラクルフルーツでは酸っぱいはずのグレープフルーツジュースが甘く感じるなど、驚きの体験でした。
 そのメカニズムは、舌の味蕾という味を判別するものによることだと教えて頂きました。味蕾が味を判別する仕組みは鍵と鍵穴の関係であり、舌に甘味、酸味などを感じる鍵穴があることが分かりました。チョコレートなど甘い食べ物は甘味の鍵穴に、レモンなどの酸っぱい食べ物は酸味の鍵穴にぴったりはまることで、味を判別することができると分かりました。ギムネマは、味蕾の甘味の鍵穴にふたをしてしまい、ミラクルフルーツは、酸味ある食べ物を甘味の鍵穴にはまるようにしてしまうため、甘味を感じなかったり、酸味が甘味へ変わったりすると分かりました。
 これは、味覚の味の受け取り方が変わるだけで、食べ物そのものが変化する訳ではないため、苦手な食べ物の克服に使えたり、味の代用に使えたりするのだろうなと感じました。実際、酸味を甘味に変えるミラクルフルーツは糖尿病患者のための低カロリースイーツ(そのまま食べると酸っぱい)に開発されたり、食育教材として使ったり、多様な応用場面がありました。保育の現場でも実際に子どもたちに体験してもらえたら、食について興味関心を持ってもらえるだろうと感じました。
 講義では、他にも動物の味蕾の数の違いや人の美味しさの考え方、味覚の種類、好き嫌いのメカニズムなど多くの面白いお話を聞くことができました。特に私が印象に残ったお話が辛味の軽減方法です。
 辛味を軽減するためには、1口の中の温度を下げる、2タンパク質と一緒に食べる、3冷たいお茶を飲む、の3つのうち2つが含まれるものと一緒に辛味の食べ物を食べると良いと聞きました。私は辛い物が苦手なので、今度抹茶アイスを食べながら挑戦してみようと思いました。また、辛い物が苦手な子どもにも、味に慣れるということで試してみたいと感じました。
 ミラクルフルーツ、ギムネマの体験や島村先生の味覚に関する講義で味が変わるメカニズムを分かりやすく理解することができました。実際体験することで感じることや思うことが多くあるため、食育教材として私自身も使ってみたいと感じました。楽しく、面白く食について知ることができ、多くの学びを得ることができました。今回の講義でより食育について学びが深まり、興味を持ちました。多くの人にミラクルフルーツ、ギムネマの存在が広がるとともに、糖尿病患者の食事補助のような応用法も増えていってほしいと感じました。



Hさん 

 私は、今回の島村先生の講義を受けるまで、ミラクルフルーツとギムネマの名前も存在も全く知りませんでした。実際、ミラクルフルーツとギムネマを食べて、甘かった物に甘味を感じなくなったり、酸味のあったものに甘味を感じたりなど、味覚の変化を体験してみて、私たちがいつも当たり前に感じている味覚が一瞬で変化してしまう不思議さに驚き、また、面白いものだと感じました。また、私たちは味覚が変化し、いつもと違うという違和感しかなかったけれど、味覚障害(食べ物の味がしなくなる病気)のある方がこのミラクルフルーツやギムネマを食べることで、感じられなかった味覚を感じられ、美味しい食事ができるのではないかと思いました。
 味覚の仕組みなどについては今まで考えたことがなかったけれど、講義を聞いて、人は味覚を味蕾という所で判別しているのだと学びました。特に乳児は味蕾の数が多く、味に敏感なため、離乳食などの味の薄いものを食べているのだと理解でき、これから保育現場に出た時に、乳児に対しての食育などに生かしていけるのではないかと思いました。また、子どものおもちゃなどに苦味成分を塗ることで誤飲を防ぐことができるのも、子どもの方が、味蕾が多く味覚に敏感だからこそ、大人より苦味も強く、速く、感じるからなのではないかと思いました。
 そして、人は5つの味覚(甘味、塩味、酸味、苦味、うま味)を主に感じていると言われています。私は、この味覚は人それぞれだと考えます。特に好き嫌いに関しては第一印象だったり、今までの経験など、そのメカニズムも人それぞれで、また、1人1人違った味覚を持っているからこそ、1人1人の好き嫌いも変わってくるのだと思います。私も実際、好き嫌いが多いけれど、経験を重ねるうちに考え方が変わったり、直そうという意志を持ってその食べ物に接することで、克服できたものもあります。保育者になり子どもの手本となる上で、自分自身が好き嫌いを無くすべきだとは思うけれど、子どもたちとは、食事を一緒に楽しむことで、その食べ物の美味しさに気づけるような機会を与えていけたらいいな、と思いました。
 私は以前から食育に関してはとても興味があったので、島村先生のお話を聞いて、自分にとっての学びが多く、参加して本当に良かったと思っています。食育と味覚は、少し違うようだけど、「美味しく楽しく食べ物を食べられるようにする」という点では似ているのではないかな、と思います。将来は、子どもたちに食事が楽しいものであると伝えられる保育者になりたいです。好き嫌いがあってもなくても、美味しいと感じるものをみんなで共有し合って楽しく食事をとることが大切なのだと思いました。また、今回私が感じた不思議さを子どもたちも体験することで食に関しての関心も増えるのではないかと思いました。



Iさん 

 私は今回の講義を通して、舌の構造について学んだ。普段気にすることのなかった舌の構造を知ると、驚くことばかりだった。味蕾の存在や、舌の構造、味の判別方法、味を感じる場所など、様々な話を聞いた。その中でも、「味蕾」という言葉は、初めて見聞きした言葉だった。
 私は今まで、味を感じることができる部分は、舌の表面のみであると考えていた。しかし、味蕾の話を聞き、そうではないということを学んだ。味蕾は、舌や上あご、喉頭蓋、のどにもあることを学んだ。特にのどの味蕾は二酸化炭素に反応しやすいということ、入れ歯をつけていると、食べ物と味蕾の接触面積が減るため、味を感じにくくなることも学んだ。また、動物の種類により、味蕾の数が異なっていること、人間でも赤ちゃんと大人とでは、味蕾の数が異なっていることを学んだ。大人になるにつれて様々な味を経験し、知っていくことにより、味蕾の数が減少していくと考えた。
 味覚体験では、ギムネマという葉とミラクルフルーツを使用した味覚体験を行った。
 ギムネマの味覚体験では、ギムネマの葉を舌全体にこすり、その後甘い食べ物を食べると、甘みが感じられなくなるという実験だった。実際に体験してみると、普段おいしいと感じるチョコレートは、甘みがなくなり、バターや油のような感触がした。砂糖も甘みがなく、砂のようなザラザラとした感触が残り、双方とも後味は不快だった。
 ミラクルフルーツの味覚体験では、ミラクルフルーツのタブレットを舌全体にこすり、その後酸味が強い食べ物を食べると、甘みが感じられるという実験だった。今回はグレープフルーツジュースとレモン汁入りヨーグルトを使用し、味覚体験を行った。実際に体験してみると、普段酸っぱいと感じるジュースもレモン汁も驚くほど甘く、とても感動した。これらの味覚体験により、味覚の大切さを学ぶことができた。
 今回の味覚体験を通して、普段の食事がおいしいと感じることは決して当たり前ではないと感じた。舌が正常な働きをしているからこそ、おいしさを感じると考えた。また、人間の味覚は9〜12歳で確立されるということを初めて学んだ。そのため、乳幼児期や幼少期に味覚の基礎を形成し、食事のバランスに気を付け、食事の時間を楽しいと感じられる工夫をするか、これらのことが大変重要であると感じた。
 ギムネマの葉を使用することにより、糖尿病患者への治療に役立てることができるという話を聞き、ギムネマの存在を少しでも早く様々な人たちに伝える必要があると感じた。また、ギムネマの葉は治療だけではなく、糖尿病予防にも活用できると考えた。
 今回、島村先生の講義を聞き、味蕾や舌の構造など、味覚について様々なことを学ぶことができた。話を聞くうちに、味覚の不思議さに興味を持った。これから先、保育者になったら子どもたちに食べることの楽しさや大切さ、味覚の不思議さを伝えていきたいと思う。
 この度は、お忙しい中ありがとうございました。



Jさん 

 私は今回、驚きの味覚体験の講義を受けさせていただいて、感じたことが大きく分けて2つあります。
 1つ目は、味覚は生き物によって味を感じるそれぞれの意味を持っているということです。人間以外にも他の動物たちは味を感じる能力があります。人間の多くは美味しく食事をするために味を感じるということが大切になってくるポイントですが、動物は毒があるかもしれないと味覚を利用して判断し、自分たちの生命を維持しているのだと思いました。私は講義を受けるまで、味覚は食事の面だけで捉えていました。しかし、自分たちの命を守るためにとても重要な役割を果たすということも味覚の特徴なのだと感じました。
 2つ目は、味覚は舌だけではなく口内全体を含め、喉にも味蕾があるということです。日頃から食事を楽しい!美味しい!と感じることができているのも味を感じる場所全体で味わっているからだと思います。そのためには、歯を大切にすることにもつながっていくと学びました。幼いころから、いろいろな味に親しみ、これはこんな味がするのだと学ぶことで食べるということに興味をもつことができ、また、大人が子どもたちの前で楽しそうに美味しそうに食べることによって、食事の時間が有意義で幸せな時間になっていくと思いました。大人や保育者が積極的に味覚について知ることは、学んだことを子どもたちに伝えることができます。私は将来、大人の言うことも理解できるようになる年齢4〜5歳児を対象に味覚の5種類の食材をみんなに食べてもらってどういう味がしたかな?など味を深く知る時間を設け、より子どもたちの食への関心とたのしさを感じてもらえるようにしたいと考えました。さらに、人間以外の動物の味を感じる意味の違いを紙芝居やペープサートなどで製作・表現をして、私も今回の講義で味覚について興味関心が高まり、惹きつけられたように今度は、私が子どもたちを惹きつけられるような存在になりたいです。
 人生ではじめて、ギムネマを口にして、甘さを感じなくなるという経験をさせていただきました。そして、ミラクルフルーツのタブレットを食べてから酸っぱいものを食べると甘くなるということも身をもって感じ、あのときの衝撃と驚きをいろいろな人に知って頂きたいと思いました。まず、大切なことは、このような植物が存在しているということから、次に味への興味関心がでてくることが大切なのではないかと感じます。この味が変化する瞬間の子どもたちの表情をみてみたいです。好奇心旺盛の子どもたちとともに、たくさんの食べ物を食べて、味を感じることの喜び、食事の楽しさを一緒に学んでいきたいと強く思いました。
 今回、学ばせていただいた知識と実際に感じた経験をいかし、お給食の時間や集中保育の時間を利用して、私自身が知識を身につけ、より食について考えられるようにしていきます。



Kさん 

 毎日何気なく食事をしていますが、どのような仕組みで味を感じているのかあまり知らなかったので今回の講義を受けられてとてもよかったと感じています。ギムネマの葉を舌にこすりつけチョコレートや砂糖を食べると甘さを全く感じられず、不思議な感覚でした。味覚を感じる鍵穴にギムネマが塞がってしまい甘みを感じなくなると説明を受けて、とても分かりやすく納得ができました。ミラクルフルーツのタブレットを食べた後にレモンヨーグルトとグレープフルーツジュースを食べると、とても甘く感じました。ギムネマとミラクルフルーツの仕組みは似ているようで違っていました。ミラクリンと酸味がくっついて、鍵穴にはまって脳が甘く感じていと知り、驚きました。それらの味を感じている部分を「味蕾」と言うそうです。味蕾は舌の全体にあることから下の部分別に感じる味が違うという味覚地図は聞いたことがあったので、現在は否定されていると聞き情報は新鮮なものを入手しなければ、誤った情報を保護者や子どもに伝えてしまうので気を付けたいです。動物によって味蕾の数が違って、それには色々な意味があることを知りました。肉食や草食で感じ方が違ったり、目的が違ったりするそうです。
 島村先生が例に挙げていたように味覚修飾植物には様々な使い方があると思います。ミラクルフルーツを用い、糖分接種を抑える低カロリーのスイーツを作ることで糖尿病の患者さんや肥満の方にも食事を楽しめると思います。肥満気味ではなくても、ダイエットをしている人には嬉しいのではないかと感じました。今後、ミラクルフルーツが更に社会に広がってさまざま場所で使われることで社会が良くなると思います。また味覚について知ることで子どもや人と食事をすることが楽しくなるのではないかと考えました。子どもに味覚について尋ねられたら鍵穴の説明をわかりやすくしたいです。できる限り正しい知識を子どもに伝えます。
 自宅で家族にギムネマの葉の実験を行いましたが、とても驚いていました。人の驚いたリアクションを見るのが楽しかったです。ミラクルフルーツのタブレットを食べた後に本当に甘く感じ、酸味のあるものが美味しかったです。もし時間があればおかわりもしたかったです。とても貴重なタブレットは広がっていけば嬉しいですが、研究している人があまり多くないそうなので難しいのではないかと感じました。興味を持つ人が増えるようにテレビ出演や講義をこれからも続けてほしいです。実験はとても楽しかったです。正直最初は本当に脳が騙されるのか疑っていました。しかし、入念にギムネマの葉とミラクルフルーツのタブレットをこすりつけると見事に脳が騙されていました。子どもたちにもさせてあげたい経験でした。楽しんで驚いて、騒いでいる姿が目に浮かびます。今回貴重な経験をさせていただきありがとうございました。



Lさん 

 島村先生の講義を受け、私は驚くことだらけであった。私は舌の知識について、自分の体のことであるが、ごく一部のことしか知らなかったなと感じる。まだ得ていない知識はまだまだあると実感した。
 まず味蕾について、生き物の種類によって数が全く違うことに驚いた。舌だけでなくナマズなど、体中に味蕾があることを知ったときは正直とても気持ちが悪かった。しかし人間ほど進化し、危険が身近にない生き物に比べ、野生の生き物は生き抜くための力が様々に備わっているのだなと感じた。
 また、蝶々は手にも味蕾がある。人間にとって味蕾は味を感じることや、有害なものは体の中に取り入れないといった機能で存在していた。しかし自分の体のことだけでなく、子孫のための働きとして味蕾が使われているのは素晴らしいことだと思う。自然界の生き物は味蕾を味覚以外に有効活用していると感じた。ここで、人間も素晴らしいと感じたのは赤ちゃんには味蕾が12000個ある、ということである。当たり前だが赤ちゃんには知識がない。また、生理的早産であり未熟児ともいえる。そんな存在で生まれてきている赤ちゃんには身の危険を感じる機能がしっかりと備わっている。大人になっても12000個味蕾が存在するならば、より食を楽しめるだろうなと感じる。
 そんな中でも、毒を見分けるために味蕾で苦みを感じるという仕組みは、たいへん便利なものだと思う。人間の世界は急速に進化しており、人間自体も進化している。この先あり得ないことかもしれないが、人間の技術の進歩で毒を口にするという危険がなくなり、苦みを感じないように進化するかもしれない。便利で、良い方向に進化することは生きていく中で必要になってくるが、人間がどれほど進化しても無くなってほしくない機能だと感じた。
 そして味覚については、日本人が味のレベルが高いと言われる理由に納得した。この理由に日本の地形は細長く山に近いということがある。よって水にマグネシウムやカルシウムが溶け出す時間が少なく軟水になる。日本では簡単に言うと味がない水、つまり軟水が昔からで使われてきた。この軟水のおかげで、素材の味を感じやすい環境で生きてきた。したがって、日本人は比較的刺激が弱く感じにくいうま味もしっかりと感じることができたのではないかと思う。
 最後に、万物にはすべて理由があり成り立っていると感じた。この講義では「だから○○だったのか」と合点がいくことが多く、もっと知りたいと思うことばかりであった。しかし、世の中の食品は人間の脳を利用して買ってもらえるように作られているなど、怖いと感じることもあった。知れば知るほど知識は増えるが、知らなくてもいいこと、知らないほうが幸せなこともたくさんある、と思ってしまう。今回の講義は味覚について学ぶだけでなく、様々な視点で物事を考えることができると感じた。



Mさん 

 私が今回の講義で驚いたことは味蕾の個数です。味蕾の数が動物によって異なるということを初めて知りました。特に赤ちゃんが1万2,000個の味蕾を持っており、何故子どもが好き嫌いが多いのかについての原因にも繋がることができ、保育者として成長したようにも感じました。また、好き嫌いにはメカニズムもあることも学び、保育での雰囲気作りの重要性について改めて実感しました。なによりも楽しく食事をすることが大切であり、さらに60%が第一印象で決まるため見た目を食欲が増すように工夫を行うことも大切だと感じました。味覚の基礎は9歳から12歳で決まっていくため、幼い頃からの味覚作りが本当に重要だと分かりました。家では子どもが好きな食事が多く出てくると思うため、保育所での食事が基礎作りのスタートになることが多いと考えます。少しでも楽しく美味しく食べ、好き嫌いが少なくなるように実際に栽培をしたりすることも必要だと思いました。さらに、人は視覚が1番影響されるため視覚教材を使用することも好き嫌いを無くすひとつのアイデアだと考えることができました。
 また、私が講義の中で味覚障害について衝撃を受けました。味覚障害という名前は聞いたことがあったが、症状についてはあまり知りませんでした。しかし、食べ物の味が感じなくなるという症状であると知り、食べることに対し美味しいとも美味しくないとも思えなくなると感じ、悲しくなりました。味覚障害は亜鉛不足から起こると私自身講義で初めて知ったため、世の中では知らない方が多くいると思います。そのため、若者にも増えていたりするという現状にもなっていると感じます。もっと味覚障害を広めていくことや自分たちでの食事では亜鉛を取ることが少ないため、給食で取り入れていく工夫が今の時代には必要になると考えました。また、味覚障害になってしまうと食べても味を感じないことになるため、食事をすることに興味がなくなってくると思います。食べるとこに対して楽しくないことは本当に辛いことだと感じました。そのため、味覚が感じられないのなら少しでも視覚に工夫することが大切だと考えます。見た目を可愛くしたり、華やかにしたりすることで少しでも楽しく食事ができるのではないかと考え、感じました。
 さらに、私が1番印象に残っていることは味覚修飾植物のギムネマとミラクルフルーツです。ミラクルフルーツは名前だけ知っていたけど、ずっと体験したくてできなかったことだったため、今回島村先生の講義で体験できてとても嬉しかったです。それに対し、ギムネマは初めて聞く名前でどんなものかも分かりませんでした。実際に体験してみて砂糖やチョコレートが美味しくなくなったし、甘みを塞ぐという仕組みも同時に知ることができ、一生忘れない体験だと思います。またこの体験を通して、味覚障害の方の思いについても少し分かった気がします。味が分からないという辛さをギムネマを通して、色々な方に味覚障害について知ってもらうきっかけにもなると考えました。またミラクルフルーツについては最初は変わることに対して疑っていましたが実際食べてみると美味しくて、驚きました。このミラクルフルーツか糖尿病患者の使用にも繋がっていくと知り、大切な植物だと気付きました。講義の中では味覚修飾植物を使って低カロリースイーツが紹介されていましたが飲み物もあると良いと思いました。さらに、今後は甘くするだけではなくコーヒーを多く飲み過ぎてしまう人のために苦くする植物の開発などが進めば、日本の味覚はもっと広がっていくと思いました。
 今回楽しく味覚を学ぶことができて、自然に頭に入れることができました。今後、保育者になった際に少しでも現場で活かすことができればと思います。また、ギムネマやミラクルフルーツを通して、多くの人に味覚の面白さを伝えていきたいです。楽しい講義を開いてくださった島村先生、ありがとうございました。



Nさん 

 わたしは今まで、食べるということは生きるためだけの行為だと思っていた。しかし、今回の島村先生の講義を聞いてそれ以外にも食べることはたくさんの意味があると学ぶことができた。
講義の中で、ミラクルフルーツとギムネマを使った体験をした。普段から食べ慣れている物の味が変わるという経験を今までしたことがなかった。そのため、ミラクルフルーツとギムネマの体験はとても衝撃的で、貴重な経験だった。経験のあとのお話では、詳しく教えていただいたおかげで体験を通して味を感じる仕組みについて理解することができた。嫌いな食べ物が食べられない子どもや、食べることに対して興味のない子どもたちがミラクルフルーツやギムネマを通して、さまざまな食べ物に興味を持つきっかけになると感じた。甘い食べ物の甘さが感じられなくなったり、酸っぱい物が甘く感じるのを全員がまずい、美味しいと感想が同じではないと思う。子どもたちに「美味しい?」という一言の感想ではなく、「どんな味がする?」、「どう感じる?」という子どもが考える感想を子どもから引き出したいと思った。そして、保育者の声掛けで子どもたちはより楽しく感じたり意欲が高まったりすると思う。給食の時間などは保育者が楽しそうに食べることが子どもたちにとっても給食が楽しくなるきっかけになると感じた。
 島村先生の講義の中で特に心に残ったお話が二つある。一つ目は、味蕾の数は大人に比べて赤ちゃんの方が多いということである。この話を聞いて、わたしは子どものときたくさんの物を食べたら、より感性が豊かになるのではないかと思った。わたしはまだ、食べ物の中で食べたことがないものはたくさんある。子どもたちは給食の時間で初めて食べるものに出会うかもしれない。そんなとき、子どもたちが興味を持つことができるよう保育者としてその食べ物について教えたいと思った。
 二つ目は、人にとっての美味しさの考え方とは視覚からの影響が一番強いということである。食べ物は口に入れるため、味覚からの影響しか受けないと思っていたから驚いた。他にもさまざまな部分から味を感じると思うが一番は視覚だとわかり、盛り付けや食材の色がとても大切だと知ることができた。料理の盛り付けや色の感じを子どもたちといっしょに楽しみ、さらに味について深く感じたいと思った。
 味覚について知ることは、食べるという行為を楽しむことに繋がり健康に過ごすことに繋がると思う。知らなかったことを知ることができ、とても貴重な経験をすることができた。これからの生活や、現場での食育の取り組みに役立てていきたい。



Oさん 

 今回の講義を受講して、味覚の仕組みについて学ぶことができました。これまで、味を感じることに疑問を抱いたことはなく、舌の機能など知らずに当たり前のように味を感じてきました。舌のセンサーである、味蕾によって味を感じることを学び、6000~9000と、数がすごく多いことに驚きました。また、なまずの味蕾の数は20万と、人間と比べてもすごく多いことにさらに驚きました。味蕾は、舌だけではなく喉や上あごなどにもあり、舌だけで味を感じているのではないということがわかりました。
 辛い物を食べる時にどうしても辛すぎて食べられなくなる時に、口の中の温度を下げてみたりタンパク質と一緒に食べてみたりして本当に辛さは軽減されるのか試してみようと思います。
 4種類の人のおいしさについても共感できました。特に、スポーツした時にスポーツドリンクがおいしいや、急に甘いものが食べたくなる、行列になっているお店に自分も並びたくなるなど自分に当てはまる部分がたくさん含まれていました。
 好き嫌いのメカニズムは、保育者として子どもの好き嫌いを減らすことができるようにするためにも覚えておきたいと思いました。確かに、昔ゴーヤが苦手で何が何でも食べられないと言い張っていましたが、自分が食べるぞというその気があれば実際食べられるようにもなりましたし、克服できたので子ども本人が直そうと思えるように援助していきたいと思いました。
 アイスクリームは、基本的に冷たいものはアイスクリームと呼んでいました。しかし、アイスクリームにも分類があったり種類によって主成分も違うことを学びました。卵の黄身も色が濃いから栄養量が高いのではなく、鶏が食べている餌によって黄身の色が変わることを学びました。
 味覚障害が年々若年層に増えてきているということで、自分の食生活も見直していこうと改めて思いました。日本食は、体にいいものが多いのでバランスの良い食生活が送れるように意識していきたいです。また、亜鉛を含む食品が良いということで、貝や魚など好きな食品ばかりなので継続して食べていきたいです。
 実際にチョコレートと粉砂糖を食べた後にギムネマを食べるとびっくりするほどチョコの甘みがなくなり驚きが隠せませんでした。粉砂糖も味がしなくて、ただの粉状の粉末をじょりじょりと噛んでいるようで気持ちが悪くなりました。このように、ギムネマの性質が体験してより理解することができました。ミラクルフルーツもギムネマと同様驚きが隠せず、レモンは酸っぱいはずなのに甘くなり変な感じがしました。味の変わる仕組みや変えることのできるものを開発されたことになんて面白いものを開発されたのだなと思いました。
 今回の講義で学んだこと、体験して感じたことを忘れずに今後の食育に活かしたいと覆いました。



Pさん 

 私は、食事にあまり興味がないため、味覚とかについても最初は興味もわきませんでした。しかし、この講義を受け味覚について学び少しだけ食事に興味を持つことが出来ました。
 今回の講義では、味を感じる仕組みについて学びました。小さいときに、味の感じ方は味覚地図のようになっていると何かで教えられたので、考え方ががらりと変わりました。舌には味蕾といわれる味を判別するものがあり、甘味や酸味といった味の成分がそれぞれ専用の味蕾に当てはまり味を感じるということが分かった。味蕾は舌だけでなく上あごやのどにも存在していると知った。舌だけでなく上あごやのどにも味を感じるセンサーがあるため、炭酸飲料を飲むとのどがスカッとすることや、総入れ歯をすると味を感じにくくなる理由が分かった。また、味覚の中でより敏感に感じるのは酸味や苦味で、危険な食べ物をすぐに察知することができると分かった。赤ちゃんが大人より味蕾の数が多いのは、食べられるものと食べられないもの(危険なもの)の判断が味蕾でしかできないためだと学んだ。
 また、人間がおいしいと感じる際には視覚からの情報が一番影響することに加え、脳の偏桃体という場所での価値判断も加わることを学んだ。4種類に分類された、人にとっての「おいしさ」の中で文化に合致したおいしさはとても大切だと感じた。その国特有の食文化や家庭の味に親しむことで、味覚を豊かにすることができると思った。赤ちゃんは味蕾も多いため、小さいうちから様々な食材や料理を食べることで、味覚の基礎をきちんとつけておくことが大切だと感じた。小さいうちに豊かな味覚の基礎をつけておくことで、大人になった時に好き嫌いが減るのではないかと感じた。また、様々な味覚を経験するために加工食品ばかりで食事を与えるのではなく、きちんとダシを取ることや食材の本来の味を活かして料理を作るとより豊かな味覚の基礎を身に着けることができるのではないかと考えた。日本食は様々なダシの種類や食材の味そのものを活かした料理が多い気がするので、ダシを変えて味の変化を楽しむことや季節の旬の食材を使って食材本来の味を感じつつ自分の国の食文化にも触れられることができるため日本食を食べることはとても有意義だと感じた。そして、加工食品に頼らず食材を使って料理を作ることで、近年増加している味覚障害の原因にもなる亜鉛不足を解消することにもつながるため、日本食を食べることは大切だと分かった。
 子どもが豊かな味覚の基礎を身に着けることができるように、家庭や保育の現場で様々な食材や料理に触れる機会を意識的に作っていくことが大切だと感じた。その際には、料理の完成形を見せるだけでなく、実際に調理される前の食材を見ることでより印象的に身に着けることができると感じた。また、子どもだけでなく大人も豊かな味覚を持つことが大切だと思うから、私自身も様々な食材や料理に触れていこうと思った。今回の講義で味蕾や味覚について様々なことを学び実際の体験も通して、味を感じることの不思議さや大切さを知れたため、食事は面白いと感じるようになった。



Qさん 

 私たちは舌の味蕾で味を感じていることを知りました。水が溶けるか溶けないかで味が変わり甘さだけが溶けるように甘さだけが水溶液となっていくというように、味蕾には鍵と鍵穴の関係があると分かりました。
 味蕾の数は人間よりも草食獣、なまずの方が多く、さらに赤ちゃんが一番多いと学びました。理由は草食獣は草を食べていて毒がある可能性がある、なまずは水が濁っている、赤ちゃんは知識がなく味蕾に全てを頼らないといけないからです。このように味蕾は生きていくために環境や場所に合わせて数や役割が違うと学びました。
 辛さは味ではなく体性感覚ということに驚きました。私は辛いものが苦手なため、口の中の温度を下げる、冷たいお茶を飲むということを試してみたいと思います。
 赤ちゃんがおもちゃなど食べて吐き出すのは、人は体に害があると思われる物を初めに感じるからと聞いて人にとっての味覚は経験と学習だということを納得しました。また、リカちゃん人形の靴には子どもが食べないように苦み成分が塗られているという工夫がされていることも知ったのでまた確かめてみたいです。また他のおもちゃも赤ちゃんのための工夫があると思うのでもっと色々知りたくなりました。
 好き嫌いのメカニズムは第一印象が全体の60%を占めていて、他にも食事中に怒られた、嫌な思い出などの雰囲気、食中毒、吐くなどの経験があると学びました。保育者として保育と食事は深く関わりあっていて、子どもが楽しく食事できる環境を作ることを心掛けていきたいです。
 私は今回の講義でミラクルフルーツとギムネマを初めて知りました。実際にギムネマのあとにチョコレートを食べてみると甘くなくて、ミラクルフルーツの後にレモンを食べると甘くなっていて驚きました。体験することによりなぜそのようになるかの説明が理解しやすかったです。子どもたちが実際に体験すると、マジックみたい、すごい!など私たちとは違った感性があると思うので、いつか子どもたちの前で体験出来る機会があればいいなと感じました。実際に全員が味覚体験をすることで自分の舌で味を感じられてこれから先この味覚体験をした経験は忘れないだろうと思いました。また、家に帰って講座で学んだことを家族に話してみると皆初めてしることばかりだったらしくとても驚いていました。食はどの年代の人とも話ができ繋がれるということを実感しました。
 島村先生は私たちが理解できるように分かりやすく説明してくださったり、とても熱心に語ってくださったりと話をしている姿はとても輝いていました。私も保育者として子どもが食に興味をもてるような体験や講座を開いたり、先生方にも講座を開くことができるように今回学んだことを活かして頑張っていきたいです。



Rさん 

 講義を受けて実際に味覚体験をしてみることで味覚の仕組みについて理解を深めることができました。講義で初めてミラクルフルーツやギムネマを知りました。ギムネマを食べると甘みを感じなくなると聞き半信半疑でしたが実際に食べてみると本当に甘さを感じなくて驚きました。砂糖は砂を食べているみたいで飲み込むことを躊躇してしまいました。また、チョコレートは少しの苦味以外あまり味を感じなくて口の中で溶けていく感覚が不思議でした。後味は苦味が残り飲み物で口の中をすっきりさせたくなりました。甘みを感じるからこそ美味しくて食事が楽しいと感じました。実際に食べてみるからこそ気づけることも多いと感じました。
 舌全体で味を感じていると考えていたため味蕾が味を判別するのは鍵と鍵穴のような関係と知り驚きました。正しい知識を持つことが大切と感じました。動物により味蕾の数は異なりそれぞれの特徴に合わせた数になっていると感じました。また、味蕾のある場所も異なりなまずはヒゲや体の表面、ハエや蝶は手にあるなど味蕾のある場所にも意味があることを学びました。早く敵から逃げたり食べられるものを判断したりと味蕾は味を感じるだけでなく動物にとって生き残るための大切な役割を担っていると気づきました。味蕾があることで動物は敵や毒から身を守り生きていけると感じました。
 赤ちゃんは大人より味蕾の数が多いことを学び乳児期の食の大切さに気づきました。乳児期に様々な食べ物に触れ合う経験が大切と感じました。一方で、アレルギーには十分に配慮することも大切と感じました。子どもの様子を見ながら食事をしていきたいです。また、子どもの月齢によっても食べられるものは変わってくるため月齢に合わせた食材や調理方法を理解することが大切と感じました。子どもが美味しく食べる経験を大切にしていきたいです。そして、味を感じながら食事を楽しんでほしいです。
 人は食べてみることで知識を身につけ食べてもよいものを判断できるようになると学びました。体に害があると感じる苦味や酸味から味を感じることから味の持つ意味を理解することができました。乳児は身を守るために味蕾が多くしっかりと感覚を研ぎ澄まして判断していると感じました。リカちゃん人形の靴など玩具が苦くなっていることで乳児は体に害があるものと判断して飲み込まないことを学びよく考えて作られていると感じました。乳児は何でも口に入れて確認しようとするため玩具に苦味の工夫がされていることで玩具は体に害があるものと学習していることに気づきました。学習することで玩具を食べてはいけないと乳児自身で気づくことができると感じました。そして、人は経験するからこそ学習していくと学びました。乳児の誤飲を味覚の知識から防いでいくなど様々な視点から物事を考えていくことの大切さに気づきました。知識を身につけ応用していくことで気づけることがあると感じ学ぶことの大切さを感じました。
 子どもの好き嫌いとして全体の60パーセントが第一印象で決まると知り視覚の大切さを学びました。子どもが食べてみたいと感じられるように盛り付けを考えたり食器を工夫したりすることが大切と感じました。また、保育者が美味しそうに食べることも大切と気づきました。楽しく食事をすることで食欲もわき自然と美味しく食べられると感じました。楽しい雰囲気や言葉かけが大切で食べる喜びにつながると気づきました。子どもが好き嫌いなく食事ができるように調理方法を変えたり自分で野菜を収穫したりする経験など様々な工夫をしていきたいと感じました。保育者の働きかけが子どもの食の楽しみにつながると気づきました。子どもの味覚の基礎は9歳から12歳までに決まると学び幼少期の食の経験を充実させていくことの大切さを感じました。
 ミラクルフルーツの体験はレモンが甘くなり驚きました。ミラクルフルーツのタブレットは独特な味がして甘酸っぱい梅味というよりは苦い味がしました。ミラクルフルーツを食べるとレモン入りのヨーグルトが砂糖を入れたような甘いヨーグルトに変化し、グレープフルーツジュースがグレープフルーツキャンディのような甘いジュースになるなど衝撃的でした。体験をすることで講義で学んだことの理解をさらに深めることができました。
 味覚修飾植物の応用として低カロリースイーツの開発が興味深いと感じました。糖尿病患者など甘いものが食べられない人も食事を楽しめると感じました。好きなものが食べられないストレスが解消され心の栄養になると感じます。医者との共同開発ということで健康的にも安心して食べることができます。また、見た目も普通のスイーツと変わらなくて食欲もわき美味しく食べられると感じます。薬ではないため病気を治すための効果があるわけではないけどストレスの解消としては大きな効果があると気づきました。無理なく糖分摂取を減らせ糖尿病患者が病気と向き合っていく意欲につながると感じます。食べることは体の栄養だけでなく心の栄養にもなると気づきました。
 保育者として子どもや保護者の方に食事の大切さを伝えていくために正しい知識を身に付けることが重要と感じました。そして、味覚障害の若者が急増している問題をきちんと理解することが大切と気づきました。味覚障害にならないように普段の食事を見直していくことが大切と感じました。亜鉛を多く含む食品は和食と知り和食を食べることを心がけたいと感じました。また、偏った食事にならないようにバランスのよい食生活を意識していきたいです。五感で食べることでさらに美味しく楽しく食事ができると感じました。今回の経験を活かして子どもたちに食べる楽しみや喜びを伝えていきたいです。



Sさん 

 私は大学に入り食育指導士の資格を取るなどと食育について学ぶ中で食育に対して興味を持っていたが、食育について学ぶ時には栄養素などについて学ぶことが多く、味覚についてはあまり気にしたことがなかった。そのため、今回の講義では初めて知ることばかりで驚きの連続だった。
 まず驚いたのは、味を感じるしくみについてだ。甘味や酸味など味の成分はそれぞれ形が違う鍵のようになっていて、味を感じるには舌にある専用の鍵穴にぴったり鍵が差し込まれスイッチが入る必要があり、このようなしくみが味覚修飾植物を食べた時に味が変わったと感じる理由であることを知った。また、ミラクルフルーツやギムネマについては聞いたことや見たことがなく未知の食べ物だった。これらは味覚を変える物質を持っていて、酸っぱいものが甘く感じられたり、甘いものが甘くなくなったりすると聞き、味覚を変えるなんてありえないと初めは正直信じていなかった。しかし実際に試食をしてみると、甘くて大好きだったチョコレートの甘さがなくなり、酸っぱいレモン汁の入ったヨーグルトが嘘のように甘くて美味しいものになった。言葉として事実を人から教えられるだけでなく、実際に自分で体験し、自分自身で感じることが大切なのだと学んだ。そして、味覚について学ぶことでより食べることが楽しくなると感じた。今回の味覚体験を経て、私が保育者になった時には子どもたちが自分自身で実際に体験し、様々なことを感じながら食事を楽しんでもらいたいと思った。また、ミラクルフルーツやギムネマを知らない人は多くいると思うため、より多くの人にこの体験をしてもらい、味覚に興味を持ってもらえるようにしていくと良いと思った。
 また、私自身好き嫌いが多いため、好き嫌いのメカニズムについてのお話にとても興味を持った。好き嫌いになる原因は第一印象、雰囲気、経験があるということを知った。その中でも第一印象は全体の60%を占めている。たしかに今までの経験の中で、給食で出るものは初めて食べるものであっても食べてみようと思えたり、家では嫌いで食べれないものも給食でみんなと一緒に食べるとなぜか食べられるなどということがあった。それは周りの友達が美味しそうに食べていたり、一緒に楽しくお話しながら食事をしていたからだと感じた。年齢が小さいほど、経験も少ないため初めて食べる食べ物も多い。幼稚園の給食で初めて食べるという食べ物も少なくないだろう。そのため、子どもが好き嫌いになるかどうかは保育者が大きく関わっており、保育者の食事中の言葉かけや雰囲気作りがとても重要なことであると感じた。そのため、保育者として、美味しそうに食べたり、みんなで楽しく給食を食べられるような雰囲気作りを大切にしていきたいと感じた。また、好き嫌いを直すためには頭の中の考え方を変えることや本人が直そうと思うことが必要であることを知った。そのため、好き嫌いのある子どもと関わる時には、厳しく食べさせそれがトラウマとなり、余計嫌いになってしまわないように気をつけていきたい。
 今回の講義では初めて知ることが多く、たくさんの発見があった。保育に関係してくると思える内容も多くあった。そのため、今後島村先生から教わったことを活かし、子どもたちに食べることが楽しいと感じてもらえるようにしていきたいと思う。



Tさん 

 味覚というのは人間ならば必ず感じることができる当たり前のことである。味覚という当たり前のことはあまり考えず、今まで食事をしてきた。味が分かり、食事をすることはとても嬉しいことであり、食べることが楽しいと感じることができる。その中でもおいしく食べ物が食べられるように脳がその食べ物を見た瞬間にその食べ物を食べたいか、食べたくないのかを判断する。食べ物をおいしく食べたいと思わせる方法は見た目が大切であると学んだ。友達とご飯に行く時は、食べ物の見かけを気にしていないつもりでも見かけがきれいなものに自然と目がいくのはこのことが原因だと思い、とても興味深かった。
 講義を受けるなかで一番興味深かった内容が子どもの好き嫌いについてである。子どもにとって嫌いな食べ物というのは必ずと言っていいほどある。子どもに無理矢理嫌いな食べ物を食べさせることは時には必要かもしれないが筆者は良くないと考える。子どもが自分から「おいしそう」「食べてみたい」と思ってもらえるには保育者の援助が大切になってくる。そう考えたとき、講義の内容を聞き、保育者がどのように援助をするべきなのかを考えることができた。子どもにとって、幼少期の経験は人生に大きく影響する。保育現場で、給食の時間に、会話がなく保育者が「早く食べなさい」などの会話が行われていたらそれは子どもが「食」というものに興味がなくなり、好きな食べ物でさえ、嫌いになってしまうかもしれない。そうならないために保育者は、子どもとの会話を楽しみながら子どもが「食」という観点に興味が沸くようにする必要がある。例えば、保育者が嫌いな食べ物を子どもに伝え「先生も◯◯嫌いだけど、先生も頑張って食べるからみんなも頑張って食べよ」などの声かけをするなどして子どものやる気を上げ、達成感を味わうことができるようにするなど、保育のなかで実践していくべきことを考えることができた。考えたことを実践していきたいと感じた。
この講義を受けるなかで一番楽しみにしていたのが味覚を体験することであった。始め、ギムネマの葉っぱを見たときはこれを食べるのかと、少し戸惑いもあった。食べると苦味が強かった。食べた後はに甘みのあるチョコレートや砂糖を食べると甘みがなくなりとても驚いた。味覚の変化が分かることは健康である証拠なので、子どもに経験させることで子どもの病気の発見につながる。味覚という観点はまだ、知らされていないので、味覚の面白さを知らせるためにも味覚の知識を高めていくことは大切である。この講義で学んだことを子どもたちに知らせていきたい。また気楽に誰でも味覚体験ができるように、ミラクルフルーツを売り、親子で体験できるようにする。そうすることでお互いの思った感想を言い合うことで、味覚に対する学びが深まるのではないかと考えた。また、コミュニケーションを親子でとることもできるので、一石二鳥である。
 今回の講義では、味覚体験を実際に体験したことで、人間の能力である味覚という面白い分野について深く学ぶことができた。特に赤ちゃんが一番、敏感に味覚を味わうことができると知ったとき、赤ちゃんのときにどれだけ色んなものを食べさせてあげたか、あげてないかで、大人になったとき味覚の感じ方に、より敏感に感じるのか疑問に感じた。赤ちゃんは、まだ目で見て食べ物を判断することが難しいので目で食べ物を楽しむことができないので離乳食を食べさせるときは赤ちゃんが楽しく「食」というものに興味が沸くように、言葉かけが大事であると改めて学んだ。



Uさん 

 私は今回の講義を受けて、昔から味覚に興味があったのでギムネマを舌に馴染ませた後にチョコレートや砂糖を食べると今までに感じたことがない食感と味に驚きました。特に砂糖は砂を食べているようで面白い食感で、食で初めて面白いという感情を持つことが出来ました。凄く不思議で子どもにもギムネマの面白さを体験してほしいと思いました。ミラクルフルーツは酸っぱかったものが食べやすいくらいの甘さに変わったので感動し、ミラクルフルーツが世間にもっと広まるといいなと感じました。ミラクルフルーツを食してみて、甘いものを我慢している人にぜひ食べてほしいと感じ、味覚修飾食物が今後、我慢しなければいけない人に少しでもストレスが減るような役割をしてほしいと思いました。
 講義を通して「味蕾」という言葉を初めて耳にし、人間の中では赤ちゃんが1番多く持っていたり、特にハエは手を擦る動作に疑問を抱いていたので、講義を聞いて生き物によって味蕾の役割や数が異なり普段何気なく見ている生き物の動作に関係しているのだなと感じました。また味蕾は舌全体に7割、残りの3割は上あご、のどに存在していることを知り、入れ歯だと味覚の変化が起こることを知ったので、歳をとった時に入れ歯にならないよう歯を大切にしたいと強く思いました。歯の大切さを改めて学べたので保育の現場で歯磨きの必要性を子どもに紙芝居やエプロンシアターなどで十分に伝えていきたいと感じました。
 私は辛味が苦手で全く食べれず、お茶を飲んだりいろいろ試してはみたものの講義で学んだ口の中の温度を下げ、なるべく冷えた状態にし辛いものを食べるのは試したことがないので食べれるようになるために試してみたいと興味を持ちました。また私は好き嫌いが多く、それは第一印象や経験の影響があることを知ることが出来たので、頭の中で考え方を変えて克服し、保育の現場に出た時に子どもにも伝えていきたいと思いました。
 講義の中でレモンの酸味について学び、レモンの酸味はクエン酸ということを知りました。普段飲んでいる飲み物にはビタミンCと大きく載っているので、レモンの酸味はビタミンCからきていると思っていたので正しい知識を身につけることができて良かったです。クエン酸は梅干しにも多く含まれていて、普段あまり聞かない言葉だけど自分の周りにはたくさんクエン酸が存在するのだなと思いました。普段食べているものをただ酸っぱいや苦いで終わらずになぜ酸っぱいのか、苦いのかを疑問に持つことが大切だと思いました。こどもになんで?と質問された時に答えられるように味覚のこともきちんと知識に取り入れておきたいです。



Vさん 

 今回の講義の中で、味蕾、ギムネマ、ミラクルフルーツといった単語を初めて耳にした。
 まず、生き物によって味蕾の数や場所が異なるということに面白さを感じた。目が悪いとされるナマズは体中に味蕾があるため、体全体で清潔な水と汚れた水を判別している。蝶は手に味蕾があり卵を産み落とす際、草や花に毒素がないか確認している。反対に鳥やヘビなどは口の味蕾が発達してしまうことで、歯や骨などの発達にもつながってしまい、頭が重くなり、生活に支障をきたしてしまうため、味蕾の数が少なくなっている。これらを通して、生物が生きていくため、環境に適応するために体が時代と共に変化していることと、味蕾は深く関連しているのだと感じた。 
 味蕾という細胞は、体内の亜鉛を必要として生まれ変わっているということに興味を持った。亜鉛が多く含まれている食材には牡蠣やあわびなどの貝類や、レバー、ナッツ類があげられる。加工食品やジャンクフードを好む今の若者にとって、あまり口にしない食品ばかりであり、これにより亜鉛不足を引き起こし、味覚障害といった病気が多く発症しているのだと知った。加工食品ばかりの偏った食生活を見直そう、という言葉をよく耳にするが、もちろん生活習慣病を予防するだけではなく、甘い、酸っぱい、苦い、おいしい、塩辛いといった味をしっかり感じ取られる味覚を大切にしていきたいと思った。
 赤ちゃんが苦みや酸味を強く避けるのには、それぞれ腐敗物のシグナル、毒素のシグナルを舌で感じ取り、体にとって害であると認識するからだと学んだ。味覚について知ることにより、小さい子どもの好き嫌いは、自分自身を守るための反射であるから、何度も経験を重ねて、徐々に慣れていけるようにしていこう。と考えるように、もう少し食の指導について暖かい目で見守ることができるのではないかと感じた。
 糖尿病患者が急速に増加している今の日本の問題を解決するために、味覚修飾植物を医療現場に導入しようと研究が進められていると知り、将来この研究がどんどん広まっていってほしいと思う。実際にギムネマの葉っぱを体験したとき、チョコレートは油分を感じ、砂糖はジャリジャリとした砂を噛みしめている触感だった。甘くないから食べる気がしない、ではなく、食べる気分が失われた、という感覚であった。反対にミラクルフルーツを体験したときは、苦手なグレープフルーツジュースがとても飲みやすい甘い飲料水に変わり、驚いた。互いに、過剰な糖分摂取を抑えることが期待できるのではないかと感じた。
 食について知ることは、私たちが健康的に生きていくことにつながると考える。食育は私たちのような世代だけではなく、もっと下の年代、そして子を持つ親の世代といった幅広い世代で考えられ、理解されるべき課題だと考える。今回の講義のような機会に積極的に参加してくれる人が増えるといい。小学校高学年を対象に食育推進の教材として、ギムネマの栽培を体験させるというのはとても有力だと考える。島村先生の講義を受けた私たちのように実際に自分の舌で感じることで、「すごい!ほんとに味が変わった!」「なんで?不思議。」と一気に食について興味を持ち始めるのではないかと思う。
 小さいころから食について興味を持つことはとても大切なことである。子どもにとっての食は、体だけではなく心の発達に関わってくるため、子どもたちが食に興味を関心を持てるような保育をしていきたい。

■参考資料
亜鉛不足は怖い!起きる症状や原因を解説します
http://cp.glico.jp/powerpro/citric-acid/entry76/



Wさん 

 まず、初めて味覚体験をしてみて、ギムネマの葉の味覚体験では、チョコレートの甘みは味蕾では感じ取れなかったが、香りからチョコレートだと判断することができ、食感はまるでバターを食べているように感じられた。一方、砂糖はザラザラした舌触りのみで味は感じられなかったが、後から甘く感じられた。ひょっとしたら、噛んだ葉っぱの量が少なかったのかもしれない。そこで、後で舌を折りたたんでより広い表面積にギムネマがつくよう擦り合わせると、最後までバターを味わっている気分になれた。
 このことから私は、ギムネマが甘味を感じる穴を塞いで、脳に甘味の信号が伝わらないようにしていることを頭だけでなく、実体験を通して理解することができた。
 また、ギムネマの葉を食べてから美味しい食べ物を食べることは、、大抵の人なら食欲が薄れて食べる気にならないだろうが、私は食べたくないではなく、面白い、不思議、この感じをもっと試したいと思えた。が、いつも何気なく口に放り込んでいるチョコやバターなど一つ一つの食べ物を味わって食べられため、少ない量でも満足でき、どちらにせよ食欲を抑えるのにもってこいの植物だと考えられる。
 続いて行ったミラクルフルーツの味覚体験では、グレープフルーツは味の変化があまり分からなかったが、ヨーグルト×ポッカレモンは、はじめはほんのり甘く、後から酸っぱく感じた。その味はまるでレアチーズケーキのようで、チーズケーキが大好きな私にとっては何杯でもおかわりしたいくらいの美味しさだ。しかし、ミラクルフルーツの粒を無理矢理舌に擦りつけたせいか、ヨーグルトやポッカレモンの甘味をしっかり感じることができた分、舌が摩擦で少し麻痺しているような感覚もして気分は複雑でもあった。ちなみに、ミラクルフルーツの味はラムネのようで、個人的には好きだ。
 次に、講義については、特に、経験と学習という部分に共感した。というのも、実は私は昔は野菜が大嫌いで、キャベツなどの葉物を食べる人はウサギじゃないのかと思っていたくらいだったからだ。2口くらい食べるまで終わらない給食。みんな掃除中に教室の真ん中で食べる給食。そして吐いたら勝ちと思っていた給食。 野菜が食べられるようになった今では、皆が経験できない貴重な経験をしたと感じるが、昔はそのような雰囲気や初めて食べたときの味、さらに、どうせ野菜は全部まずいと言う先入観で野菜が嫌いになったのだと、今日の講義を聞いて思い返した。一方、最近、父の誕生日祝いでマリノと言うイタリアンレストランに行ったのだが、そこのお手洗いの掲示ポスターには、「笑いながら食卓を囲むと健康になる」と書かれており、実際に家族でお話しをしながら楽しい時間を過ごすと、ご飯がとても美味しく感じられた。
 このように、食事中の第一印象や雰囲気、そして経験は、どのような人にとっても好き嫌いを分ける大きな鍵ということが分かり、初めての食材や環境に子どもたちが触れる保育の現場では、子どもたちが食に嫌なイメージを持ってしまわないよう、特にそのことを意識していきたい。
 少し話がそれてしまうが、ロールアイスの行列は、客を集めるためにわざと回転が遅いことや、実が赤くなる理由は、鳥へのサインだということ、さらに某ハンバーガー店は脂質の美味しさ以外に、文化に合致したおいしさを狙っているなどという豆知識を得ることができ、島村先生の講義は大変勉強になった。
 最後に、今回の実験のおかげで私は、味覚障害になると、どの食べ物を食べてもどれも同じような感覚して食べ物自体が美味しく感じなくなり、食事の時間がつまらなくなり、しまいには人生が退屈に感じてしまうだろうなと思える体験ができた。もし入れ歯生活になったら上顎の味蕾は機能しにくくなり、味を今まで以上に感じられなくなるため、ご飯を食べたらしっかり歯を磨いて、一生食事を楽しみたいと思う。また、将来保育者の立場として、味蕾が最大で約1.2万個もある子どもたちに食べ物一つ一つの美味しさや、友だちや家族と一緒にご飯を食べる楽しさを伝えていきたい。



Xさん 

 今回、島村先生によるミラクルフルーツとギムネマを通じて味覚の仕組みを理解する講義を受けて、舌の構造や味を感じる仕組み、味覚障害など様々なことを知り、改めて食と味覚について考えさせられた。
 舌には味蕾というものがあると初めて知り、酸味や甘味といった味を感じるには、舌にある鍵穴のようなものと、その味が一致したときに人は味覚を感じると学んだ。また、味蕾の数は人間の大人は通常約6000〜9000程であるが、赤ちゃんはその2倍である約1万2000程あると聞き、とても驚いた。私のイメージでは、いろんな食べ物や味を知っていくにつれて味蕾や味覚の鋭さというものは増えていくとおもっていたが、小さい子どものほうが多いのは意外であった。そして、味を感じる場所についても、人間は舌のみで味を感じていて、舌の奥の部分では苦味を感じやすくや酸味、甘味といったそれぞれ感じる場所区切られていると思っていたが、そうではなく舌全体で様々な味覚を感じており、上あごやのどにも味蕾があり、味を感じることができると学んだ。お年寄りが味を感じにくくなるというのは、入れ歯などで上あごが塞がれてしまい、結果的に味蕾が塞がれてしまうことが関係していると理解し、味を感じ、食を楽しむためにも歯を大事にしていく必要があると感じた。
 私がおいしいと感じるのは、お腹がすいている時などで、お店や学校のご飯よりも母親の手料理がおいしいと思うし、行列の出来ている店と空いている店どちらを選ぶかと聞かれれば行列が長ければ長いほど、おいしいと勝手な先入観をもってしまう。人にとってのおいしさというものは、目で見た情報や先入観、慣れ親しんだ物など、4種類に分類されると理解した。その中でも情報に基づくおいしさという部分にはとても納得した。講義で例題に出されていたように、卵の黄身の色が濃いと新鮮だなと感じ、ビタミンCを摂取したい時には、「レモン○○個分のビタミンC」と書いてあると、ビタミンCを沢山摂ったと感じる。こうして改めて考えてみると、言葉や情報による食への影響はとても大きいと実感した。勝手な先入観や思い込みをするのではなく、正しい知識や食べ物の栄養量などを知った上で食事をすることで、より食への関心や楽しさを感じられるのではないかと思うので、これから意識していきたい。
 味覚障害に関しては毎年24万人程が日本で発症しており、その原因は亜鉛の量が不足し新しい味蕾が作られなくなることであると知った。亜鉛を多く含んでいる食品は海草、丸ごと食べる魚、お茶など現代の日本人、特に若者があまり食べなくなった物ばかりであると感じた。私も洋食やファストフードを食べることが多いので、味覚障害について他人事ではないと感じ、日頃の食生活を見直し、亜鉛を意識して摂取していく必要があると考えた。
 ミラクルフルーツとギムネマの味覚体験を行ってみて、最初は本当にこの葉っぱと赤い果実のみで味覚が変わるのか、半信半疑だったが、ギムネマを食べた後に舐めた砂糖はただのザラザラとした触覚のみで、ミラクルフルーツを食べた後には、とても酸っぱかったヨーグルトは酸味が抑えられ、とても不思議な感覚であった。今回の講義で初めてミラクルフルーツとギムネマの存在、そして味覚を変える植物があることを知った。私はこの味覚修飾植物を子ども達に食べてもらい、味覚が変わる面白さや不思議さを感じて、そこから食への意識、関心に繋げていけるのではないかと考えた。子どもの時期に味覚が発達することから、保育者として、食に関する様々な経験をさせてあげたいと感じた。子どもの嫌いな食べ物がある時には、「これおいしいよ」と食べたくなるような姿を見せたり、環境を用意することが効果的であり、保育者としての役割であると感じた。また、肥満が社会問題となっている点や、糖尿病患者に向けて、この味覚修飾植物を活用できると感じだ。甘いものが好きな人にとって、自分の好きなものを十分に食べられないというのは、ストレスに感じてしまうと考える。そこで、実際は甘味がなく酸味を感じる物を、ミラクルフルーツを食べることにより、甘味を感じられるということは、心身共にとても良い影響であると感じた。また糖尿病患者の生活習慣改善の手助けにもなると知り、これから医療現場での活躍を期待したい。どちらの植物も日本ではまだ、ほとんど栽培されておらず、需要が高まっても、安定性や大量生産という面では確立できていないと知り、日本でも栽培できる環境が整えば、可能性が広がると感じた。
 今回の島村先生の講義で学んだことを、今後、保育者として働く際や、自分自身の食生活及び人生の中で活かしていきたい。