今回の講演会では味覚体験ができ、とても興味が持てました。生き物には味蕾というものがある事も初めて知りました。人間には約6,000〜9,000個の味蕾があり、赤ちゃんでは12,000個、草食動物は草をエサとするので、毒があるのかないのかを確認するために人間よりも味蕾の数が多い。逆に肉食動物は食べていい物かを分かっているので、味蕾が人間より少ないことが分かりました。しかも、肉食動物は獲物の小腸から食べ始めて食物繊維を摂取していることが分かって勉強になりました。
味覚には甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5種類から成り立っていて、「辛味は味覚の中には入らないのかな」と疑問に思っていましたが、「味は味蕾で感じて分かるもので、辛味は皮膚でもひりひりすることからも神経を刺激して起こる現象で味覚ではない」と聞いて納得できました。あと、うま味は日本人が発見したと聞いてすごいと思いました。
今日は講演会と味覚体験をして、食べ物の味が分かるというのはとても幸せな事だし、味が感じられなくなったり、酸っぱい物が甘く感じたりすることができ、すごいと思いました。