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■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2017/07/11.7/19に実施した春日井商業高校2年 5組の皆さんのレポートです。

講演風景1 講演風景2



Aさん 

 味覚地図は間違っているとずっと思っていたので、舌全体に味蕾があると聞いて驚いた。味覚は甘味、塩味、酸味、苦味、辛味だと思っていたが、今回の授業で5つ目の味覚が辛味ではなくうま味であることを知れて良かった。辛味は味ではなく「体性感覚」という事を聞いて、辛い物を食べた時、口など食材と触れた部分が痛いのだと実感した。キムチ鍋や韓国料理がずっと辛く感じるのは、「43℃以上で辛味が増加」という事があるからだと知った。
 ギムネマの実験をして、甘味がしないことにものすごくびっくりした。「味覚障害」の患者は単に食事の時に不自由しているだけではなく、精神的にもすごく辛い思いをしていることが分かった。美味しく食べられることに感謝したい。



Bさん 

 ミラクルフルーツはアフリカ原産の植物で、酸っぱい物を甘く感じさせます。実験でよく分かりました。ギムネマでも実験で本当に砂糖が砂のように何も味が感じなくなりました。
 シェフなども私たちと味蕾の数は一緒ですが、シェフは脳を鍛えることで味に対しての感度を高めていることが分かりました。
 ハエは手にある味蕾の掃除をするために頻繁に手をこすっていますが、私たちの歯磨きと同じという事が分かりました。味わって食べない動物であるヘビや鳥は味蕾の数が少なくなるほどと思いました。
 人間は食事のとき、視覚による影響が一番大きく、自分も同じなのでとても納得しました。動物の味覚は「生きていく上で役に立つものがおいしい」ということがよく分かりました。辛味は体性感覚で味ではなく神経を刺激して起こるものだという事に驚きました。



Cさん 

 今回、お話を聞いて、知らなかったことばかりだったのでとても勉強になりました。
 舌がどのような構造になっているのか詳しく知りませんでしたが、乳頭にもたくさんの種類があり、その中にある味蕾は赤ちゃんが多いという事に驚きました。
 私は小さい頃、苦味や酸味の強い食べ物があまり好きではなかったのに、今では食べられるようになってなぜだろうと思っていたけれど、酸味や苦味は体に害があるものが自然界では多く、子供の頃はこれらを本能的に避けていたことが理由と分かり驚きました。また、このような特徴を生かして商品にも役立てられているのはすごいと思いました。
 嫌いな食べ物がある場合、きちんと嫌いになった理由があり、直すための解決策もあることを知ったので、これから実際に行っていきたいです。



Dさん 

 今回の講義では普段気にしていなかった味覚について色々な事を学びました。
 大好きだったチョコレートもギムネマを食べた後は甘味が無くて、口の中でドロドロしていておいしいと感じませんでした。レモン入りヨーグルトも後味がすごく甘くて、今までに味わったことのない味でした。
 味蕾は動物によって数や場所が違い、同じ人間でも赤ちゃんと大人では全然違うことを知り、味蕾の仕組みついてもっと知りたいと思いました。
 自分は将来栄養士の資格を取得したいです。そのため、今回の講義は将来に向けての第一歩になりました。



Eさん 

 ギムネマの試食では甘くておいしいはずの砂糖とチョコレートが砂と油になってしまい、とても驚きました。ギムネマを擦りつけることができなかった舌の奥の方は甘味が分かり、味蕾が舌全体にあることを深く感じることができた。
 最近、コーヒーが飲めるようになってきましたが、それが扁桃体による影響だと知ることができた。親が「大人になったら舌がバカになる」と言っていたけれど、知識が増えたことで体に害がないという事が分かったからと味蕾の数が子供の頃から減少したことによるものだと説明しようと思った。