ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト(ミラクルフルーツ・味覚・ギムネマ・ミラクリン・食育・ミラクルフルーツ)

  ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト
島村光治のホームページ ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト
ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト ご質問・ご意見・ご感想・講演依頼
ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト
■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2017/06/03、2017/6/10に実施した灘中学校・灘高等学校 土曜講座受講者の皆さんのレポートです。




Aさん 

 以前からミラクルフルーツの名前や作用は知っていましたが、実際の試食を通してそれを実感することができました。また、その詳しい仕組みや含まれている成分など、人間の味覚を変える植物の凄さを思い知らされました。
 ギムネマについては全く知りませんでしたが、こんなにも甘さを感じなくさせるとは驚きでした。機会があれば、自分でも栽培してみたいと思います。
 今回の授業で学んだ事を何らかの形で将来生かせるように、人間の生理的な側面についても学習していきたいと思います。



Bさん 

 味を感じるのは舌だけだと思っていましたが、のどや口の他の部分にもあると分かり驚きました。甘味のない砂糖やチョコレートがこんなにもまずいんだということが分かりました。
 味覚の事以外にもテレビの事情などの余談が面白かったです。普段感覚で分かっていたものも、全て科学的に解明できると思いました。ギムネマとミラクルフルーツは1つのものを異なる2つの味で味わえるすごいものだと思いました。ミラクルフルーツを食べると、酸っぱい物はちょうど良い甘さになりとても美味しかったです。逆にファンタを飲むと、甘すぎて驚きました。もっと色々なものを食べて実験してみたいと思いました。



Cさん 

 『味覚情報処理』と聞いて、何かとても難しいことをやるのだと思っていましたが、食べ物が口に入った後、どのように味情報が伝えられるのかを分かりやすく教えていただき、とても勉強になりました。
 この授業を受けて、「味覚」についてとても興味を持ちました。今後も先生の授業があるならまた受けたいと思います。今回は本当にありがとうございました。



Dさん 

 ナスを小さい頃は食べることができていたのに、小学校くらいになって食べられなくなり、また中学校に入ったら食べることができるようになりました。なぜこういう事が起こったのか不思議です。
 動物の味蕾の数や場所、エサなどには全て理由があって決まっていることが面白いと思ったし、なるほど!とも思いました。五感満足のおかげでちゃんとおいしい味を感じられるのは幸せな事だと改めて思いました。
 最後のミラクルフルーツの実験は、甘くなったというよりも、酸味が抑えられて飲みやすくなった感じでした。



Eさん 

 色々な動物の生きていくための味覚を知れて勉強になりました。また、味覚以外の側面から見た味覚や味の好みのベクトル化、情報によっておいしさや価値を扁桃体が判断する話など非常に興味をそそられました。
 先週の講義の復習ができたのも良かったです。2回にわたって分かりやすい講義を行っていただきありがとうございました。



Fさん 

 甘い物を甘く感じなくなる仕組みが分かっていても不思議だ。味覚の研究者が少ないときに、自分で研究しようと思ったのはとてもすごいことだと思った。
 舌以外の喉などにも味蕾があるというのはとても意外だった。ナマズには皮膚などにも味蕾があるのはとても面白い話だと思った。「うま味」が1つの味として正式にあるというのが意外で新鮮だった。
 味に関わる様々な職業において、今日の授業で習った細かい話を知っているかいないかで全然違うと思った。情報については、確かに僕たちは何も考えずに盲目的に信じているものが多いので、一度自分で確認するべきだと思った。
 島村先生のお話はしっかり理由なども説明して下さって、説得力があった。ありがとうございました。



Gさん 

 ギムネマは衝撃的だった。甘味大好きな私には敵でしかない。(笑)
 そもそも実生活に大きく関わっている味覚についてほとんど知らなかったので、2回にわたる先生の授業で味覚について知ることができて良かった。味覚というのは人生の楽しみの大半を占めると思うので、入れ歯などでその楽しみが減らされるのは避けたいものだ。
 また、味覚とは「経験と学習」であるとは、とても興味深く、且つ理解しやすい言葉だと思う。私はトマトが大嫌いだったが、最近食べたドミノピザのマルゲリータにのっていたトマトを素晴らしく美味に感じた。味覚が変わったというのではなく、考え方が変わったというのが適切なのだろう。「おいしい」というのに五感全てが関わっているというのも、改めて考えると納得できる。「おいしい」というのは五感を総動員した人間にとっての楽しみだと思う。グレープフルーツジュース美味しかったです。



Hさん 

 味覚というものが外からの情報に影響を受けていて、雰囲気などにも左右されていることを知って、なるほどと思いました。また、美味しさにはそれぞれ種類があったり、企業の食品を使った作戦があるというのを知り、改めて意識してみると面白いなと思いました。<b>
 授業の始めにギムネマを舌につけた後、チョコレートを食べた時、ただの油っぽい粘土と感じましたが、ギムネマの仕組みを知って甘味を感じられないという事は大変な事だと思いました。<br>
 最後のミラクルフルーツの実験では酸っぱかったヨーグルトやグレープフルーツジュースが甘くなってとても驚き、植物の凄さを感じました。



Iさん 

 食べ物のおいしさに視覚が一番影響していることに驚きました。島村先生のプラスアルファの説明がとても面白かったです。
 レモンの酸っぱさの主成分はビタミンCだと思っていたのに、クエン酸だと知り、知識が増えて嬉しかったです。これからはCMなどの見方を変えていきたいです。
 ギザギザのポテトチップスは普通のポテトチップスより油と接する表面積が大きいためカロリーが高いので、選ぶときはよく考えたいと思いました。また、味覚障害にならないように亜鉛をしっかり摂るようにしたいです。
 猫は甘さを感じないという事が衝撃的でした。猫が甘さを感じないのなら、ライオンなども同じなのか疑問に思いました。バナナが分類上は野菜であることに驚きました。
 今回の授業は自分の将来を考えるいい機会になりました。ありがとうございました。



Jさん 

 味を感じる仕組みについて具体例をあげたり、実践させたりしながら、分かりやすく講義して下さったおかげで理解が深まりました。蝶々の手にある味蕾の意味や、外国と日本の地理的理由による水による料理の差、ポカリスエット開発の秘密などの話は特に興味をそそられました。
 自分は在来の高2なので、これまで様々な講座を受講してきましたが、プリントに載っていない興味深い話をしたり、受講者に問いかける形で説明したりしてくださった方は島村先生が初めてです。流石、何万人もの人に講演してきただけあって凄いと思いました。是非とも今後も灘高校に来ていただいたいと思います。



Kさん 

 前回の授業の内容を掘り下げるのと、新しい内容を教えてくださったので、今まで謎のまま放っていたことが解決する感じがとても楽しかった。ギムネマによって、甘味を封じてチョコレートを食べるとびっくりするくらい油っぽくて驚いた。チョコレートって意外と油っこいものなのに、普段あまりそう感じていないと実感した。テリヤキバーガーのカロリーのうち、油分は57%も占めている。どれだけの油をどのように使っているのか調べてみようと思います。
 ポッカレモンもこんなに普通に飲めるとは思いませんでした。ヨーグルト+レモンが美味い。ギムネマの使い道がドッキリしか今は浮かびませんが、栽培してみたいです。
 島村先生のダジャレのセンスも良くて面白かったです。次回も楽しみにしております。本日は本当にありがとうございました。



Lさん 

 僕は最初にギムネマという味覚修飾植物を食べました。今まで甘かった砂糖やチョコレートの甘さが感じされなくなり、まるで砂や粘土を食べているような感覚に陥り、一瞬甘い物を食べたくないという気分になりました。このように、僕は味覚が葉っぱ1枚で変わってしまう事に大きな驚きを受けました。
 また、その他にも「味蕾」は動物によって数が違う事や、人でも赤ちゃんの時には味蕾の数が成人の1.5倍〜2倍多いという事や、人がその食材を「美味しい・不味い」と感じることには、文化的、視覚的、聴覚的、持ち合わせている情報など、様々な要素が絡み合っているという事などなど、興味深い話を多く聞くことができました。
 最後にミラクルフルーツのタブレットを食べて、酸っぱい物を食べると、グレープフルーツジュースなどがとても甘く感じられたので、思わずおかわりしてしまいました。本当に今日はありがとうございました。



Mさん 

 味は舌だけで感じるものだと思っていたが、上あごや喉にも味蕾があることを知り、驚いた。また、ギムネマを食べた後の砂糖が無味で食感だけが残っており、面白かった。
 普段の食生活について、科学的視点から説明してもらい、納得することができた。将来、もし1人暮らしをすることがあるならば、食事の栄養などに気を配らないといけないと感じた。赤ちゃんの食事の味が薄い理由を聞き、とても感心した。
 独学でこの研究を始めた先生はとても活動的で、見習うべき存在と思った。



Nさん 

 ギムネマの葉を舌につけ、砂糖を食べた時は正直びっくりしました。ミラクルフルーツタブレットを舌につけ、グレープフルーツジュースを飲んだ時もびっくりしました。甘すぎて笑いました。
 味覚を鍵と鍵穴に例えての話はとても分かりやすかったです。
 将来、味覚や視覚といった五感について研究してみるのもありだと思いました。