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■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2016/12/20に実施した常滑市立常滑東小学校6年 1〜2組の皆さんの感想文です。

講演風景1 講演風景2


1組2組


■1組

Aさん 

 僕は「驚きの味覚体験」の学習をして興味を持ったことが3つあります。
 1つ目は「味蕾」についてです。どんな動物のどこにどれくらいの数があるのかという事に興味を持ちました。例えば、ライオンやトラは味蕾が2千個位で、理由は毒があるものを食べることがないからだとか、ナマズは皮膚などに味蕾が20万個もあって、味蕾を目のような役割で使っていることなど、面白いことをいっぱい知ることができました。
 2つ目は味覚についてです。動物にとっての味覚は「生きていく上で役に立つものがおいしい」だけど、人間は「経験と学習」ということにとても驚きました。
 3つ目は味覚を一時的に変えてしまう「味覚修飾植物」です。僕はゲームクリエーターになるのが夢なので、とても興味を持ちました。将来、ゲーム内で味覚が感じられるようになっていると思うので、先生に教えてもらったことを使って、面白いゲームを作って先生にも遊んでもらいたいです。
 島村先生、今回は本当にありがとうございました。スライドやまんがを用意していただき、本当に分かりやすかったです。また来年も東小に来てください。



Bさん 

 私が興味を持ったことは、味蕾の数と好き嫌いについてです。味蕾の数は人間の中で赤ちゃんが一番多く、約12,000個あることが分かりました。大人は約6,000〜9,000個あり、赤ちゃんより少ないことを知りました。なぜ、赤ちゃんが多いかというと、赤ちゃんは知識が少ないためすべてを味蕾に頼っているからです。それに対して大人は、知識があるからすべてを味蕾に頼る必要がないため、赤ちゃんより味蕾の数が少ないのです。
 好き嫌いができてしまうのは第一印象、そして雰囲気や経験からだと分かりました。好き嫌いを直すためには頭の中の考え方を変えたり、本人が直そうとすることが大事だとわかりました。
 今回の味覚体験で分かったことがとてもたくさんありました。私は好き嫌いを減らすために、自分で野菜を育ててみたり、自分で調理をすることで、苦手なものを克服したいと思いました。
 とても勉強になりました。ありがとうございました。



Cさん 

 私は島村先生のお話を聞くまで、あまり「味覚」について知りませんでした。「味覚体験授業」と言っても、何か食べるだけと思っていました。しかし、島村先生の授業で、味をどうやって感じるかなど、自分で体験することで、「味覚」とは何か分かってきました。
 味蕾というものが赤ちゃんに多いことを初めて知りました。そもそも「味蕾」という言葉自体知りませんでした。私には2歳の妹がいるのですが、妹もよく机をかんだり、スーパーボールを口の中に入れたりしますが、味で飲みこむかどうかを判断していることが分かりました。
 ギムネマやミラクルフルーツで味が変わったりするのが楽しかったです。味覚障害という病気は怖いことが分かったので、味覚障害にならないように、きちんとした食生活を心がけたいです。
 私は甘い物が大好きなので、ギムネマの葉をかじってからチョコレートの甘味が感じなかったことは本当にびっくりしました。この授業を通して、「味覚」について知ることができました。ありがとうございました。



Dさん 

 私が一番興味を持ったことは、人間や動物にどのくらい味蕾があるかです。赤ちゃんは知識が少ないため味蕾が多く、動物では、ナマズは味蕾がとても多いのに、ヘビやニワトリが少ないなど、色々な生き物の味蕾の数がどのくらいあるかを知ることに興味を持ちました。ナマズの味蕾は体の表面についていたり、ハエなどは手に味蕾がついているのも興味を持ちました。
 好き嫌いのメカニズムや直す方法を教えてもらったので、私も実践してみようと思いました。
 ミラクルフルーツやギムネマを食べると味が変わってとても面白かったです。このような貴重な経験をさせていただいて、とても嬉しかったです。
 今回習ったことを将来生かしていこうと思います。ありがとうございました。



Eさん 

 口の中には味蕾というものがあることを初めて知り、とても驚きました。その他にも、赤ちゃんには味蕾が12,000個くらいあり、大人には6,000〜9,000個に減少することを知り、とてもびっくりしました。その理由は赤ちゃんには知識が少ないから味蕾に全て頼る必要があるからという事が、最も驚きました。
 ミラクルフルーツを食べるとレモンなどが甘く感じ、ギムネマを食べると砂糖やチョコなどが甘く感じなくなることが分かり、とても勉強になりました。ミラクルフルーツやギムネマを今回の授業で初めて知ることができ、味覚というのはすごいと思う事ができました。
 ギムネマを食べると味覚障害の人の気持ちが分かり、味覚を大切にしていこうと思いました。味覚の事を丁寧に教えていただきありがとうございました。




■2組

Aさん 

 最初に食べたギムネマは「何の意味があるの?」と思いました。でも、ギムネマを食べた後に砂糖やチョコレートを食べたらまずかった。「なんでだろう」と思いながら話を聞いていると、甘味が感じられなかった理由を教えてもらえた。ただ甘味の味蕾をふさいでいるだけと聞いて、「それだけで甘味が感じなくなるんだ」とびっくりしました。
 ミラクルフルーツは予習のDVDで見た時、「本当かな?」と疑心暗鬼な気持ちだった。DVDを見てから実験してみたいと思いました。味覚実験でミラクルフルーツを食べて、レモンを飲んでみると本当に甘かった。驚いたけど体験してDVDでの内容を信じることができました。
 一番心に残っている事は「味蕾」についてです。なぜ心に残ったのかというと、人間と動物の味蕾の数の違いです。人間の中でも赤ちゃんが多いと聞いてびっくりしました。知識が少ない赤ちゃんは口の中の味蕾で安全な物かを確かめていると聞いて、「なるほど」と思いました。離乳食の味が薄いのも味蕾が多いからで、そう聞いて納得でした。草食動物は味蕾が多いのは草を食べる時に毒の草が生えていたら気付くためで、チョウは手に味蕾があって卵を産むところに毒がないかを確認するために使っていると聞いてびっくりしました。ナマズの味蕾は200,000個。「多い」と思ったが「なんで」と思いました。ナマズは沼や池などの濁った水中にすんでいるため、目が悪く、体表面にある味蕾でえさや敵を察知していると聞いてびっくりしました。
 入れ歯になると上あごの味蕾をふさぐことになり、味を感じにくくすることなので、「歯を大切にしよう」と教えてもらいました。これからも歯を清潔に保っていきたいです。
 先生の説明はとても分かりやすく、すごく勉強になりました。本当にありがとうございました。



Bさん 

 僕が印象に残っているのは、味を感じる仕組みです。味を感じるには食べ物が唾液と混じり水溶液になることで乳頭の中にある味蕾で味を感じているという事や、味蕾での味の判別方法です。
 僕は今まで乳頭の中にある味蕾なんて聞いたこともなかったので、今回の味覚体験を通じて初めて味覚について考えるようになりました。ミラクルフルーツやギムネマなどの味覚を変える働きのある植物をもっともっと知っていきたいです。
 僕たちが生まれた時から持っている『味覚』 という機能をこれからも大切にしていこうと思いました。今回は本当にありがとうございました。



Cさん 

 私が一番驚いたのは、人間、動物、人間の赤ちゃんの味蕾の数が大幅に違う事です。そそして、その理由にも驚きました。赤ちゃんは味蕾で食べて大丈夫かどうかを確認するから味蕾が多いと知ったとき、人間の体は面白いなと思い、舌や味覚の事以外もたくさん興味を持ちました。ナマズやハエ、チョウは面白いところに味蕾があると思いました。ハエなんて舌だけに味蕾があると思っていたのに、手に味蕾があると知ったとき、正直「気持ち悪い」と思いましたが、その味蕾を生活や生きるために利用しているのはすごいと思いました。
 ミラクルフルーツも医療分野で利用できると知ったとき、少し驚きました。糖尿病の人に糖分が少なく酸っぱい物でも、ミラクルフルーツで甘く感じさせて満足させるというのは面白いと思いました。私は「それだけだと太りにくいから試してみようかな」などと色々と考えていました。
 最後に今まで私達が食べ物を美味しく食べることができていたのも味蕾のおかげだと知って、とても大切な体の一部だと実感しました。これからも味蕾を大切にしていきたいです。



Dさん 

 私たちのために授業に来て下さりありがとうございました。始めのギムネマの試食では、あの甘いチョコレートが粘土みたいになったり、甘い砂糖は砂を食べているようになりました。試食する前までは「少ししか変わらないだろう」と思っていたのに、全然甘味がなくなっていてすごくびっくりしました。ミラクルフルーツの試食では、あんなに酸っぱかったポッカレモンが甘くなって、すごくおいしかったです。
 味は味蕾で感じていることを初めて知りました。赤ちゃんは味蕾が12,000個あり、口に入れて確かめる理由がよく分かりました。また、動物も生きている環境で味蕾の数が異なることも分かりました。
 私は苦い物が苦手なので、知識をつけて直していこうと思いました。
 ギムネマを食べて、味覚障害がこんなに苦しいことだと分かって、これからの食生活を気を付けようと思いました。私は息を止めると味を感じなくなる理由が知りたいと思いました。

島村のコメント
 味自体は味蕾で感じていますが、美味しい不味いの判断は五感を全て使用して判断しています。鼻をつまむと味が分からなくなるという現象と同じです。風邪を引いたとき味が分からなくなる方もいますが、鼻がつまっただけです。風邪が治ったら元に戻っているのであれば味覚障害ではありませんのでご安心ください。



Eさん 

 私はもともとミラクルフルーツやギムネマを知りませんでした。初めてギムネマを食べて、甘い食べ物の甘味がなくなったり、ミラクルフルーツを食べて酸っぱいレモンが甘く感じたりしてとてもびっくりしました。
 私は初めて「味蕾」という言葉を聞いて、最初はよく分からなかったけど、分かりやすい説明で納得できました。特に心に残っているのは「鍵と鍵穴の関係」です。甘味の鍵穴に甘味の成分が入ったら、甘いという電気信号が脳に届くという事がわかりました。赤ちゃんには味蕾が12,000個あり、ナマズには200,000個もあることにとてもびっくりしました。
 人間が食べ物を嫌いになる理由は第一印象や食事中に怒られたことが理由であると知ってびっくりしました。
 今回の授業で色々な事を知り、体には知らないことが多く、仕組みに興味を持ちました。ありがとうございました。