この講演で自分が思ったことを3つ書きたいと思います。
1つ目は人間が味を感じる仕組みは自分が知っていたものよりもはるかに詳しく、そして分かりやすい説明だったという事です。自分が知っていたのは味覚地図で、これまで信じていました。しかし、この講演を聞いた後には「人の味蕾という器官を用いて、唾液と食べ物が混じり水溶液になった物を取り込み、味として感じられる」という説明ができるまでに変わりました。そのようになったのは間違った説を信じていたショックと新しいことを聞くという好奇心からだと思います。さらに、味蕾という器官が人間にとって必要であることと、舌の上だけではなく喉や上あごにあることもしっかり覚えておきたいです。
2つ目はギムネマやミラクルフルーツのような味覚修飾植物の存在を初めて知ったことです。参考資料の漫画のようなことになるのかという疑問が最初に浮かびましたが、それと同時にこんな実験を行うのかという期待も出てきて、わくわくしていました。いざ実験してみると味の変化にとても驚きました。これは楽しむだけのものではなく、医療の観点からも応用が可能であることを知り、納得しました。
3つ目は2つ目と少しかぶりますが、ギムネマやミラクルフルーツを有効活用する方法をもっと見つけることです。味覚障害の予防な教育に使ったり、糖尿病患者に役立つ方法をもっと研究してほしいです。
最後にこの講演を聞いて一番感じたこと、それは「人間の味覚などの五感はとてもすごく、なくてはならない」という事です。この講演の事を忘れずに将来、学んだ事を活かしていけるようにしていきたいです。