ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト(ミラクルフルーツ・味覚・ギムネマ・ミラクリン・食育・ミラクルフルーツ)

  ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト
島村光治のホームページ ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト
ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト ご質問・ご意見・ご感想・講演依頼
ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイト
■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2013/06/15に実施した岐阜県立恵那高等学校SSH 第1回サイエンスカフェの皆さんのレポートです。

講演風景1 講演風景2



Aさん 

 今日はとても楽しくて興味深いお話をありがとうございました。普段簡単に美味い・まずいと感じながら食べている物の味を感じる仕組みはすごい複雑だということがわかりました。また動物の種類によって味蕾の数や場所が違って、それがそれぞれの動物の生き方や特性に大きく関わっていることを知り、すごく面白いと思いました。また味は脳で判断するものだから、その食べ物の情報や食べる環境に大きく影響されているなんて面白いと思いました。
 また実験ではお話で聞いたことを自分で体験することもできてすごく楽しかったです。今日帰ったらギムネマを使って家族を驚かせてみたいです。島村先生は高校生から味覚や味覚修飾植物の研究してると聞いて、私もSSHで研究をしているので頑張らなきゃと思いました。今日は本当にありがとうございました。



Bさん 

 今回の講義を聞いて知らなかったことがたくさんあり、分かったことがたくさんありました。今日分かった事を周りの人に教えてあげたいなと思いました。
 味覚を感じる味蕾は赤ちゃんが1番多いことが分かり、よく小さい子は味に敏感だと聞いていたことがあるので当たってるなと思いました。また知識の習熟度合によって味蕾の数が変わるため、赤ちゃんが何でも口に入れて確かめた際、苦味や酸味食材を感じたりすると口から出してしまうという原理もわかりました。
 そして辛さというのは味覚ではなく体性感覚で口だけではなく皮膚でも感じられるものだということがわかりました。普段普通に食べているものの不思議が解明できたような気がしました。食べ物の味を感じることが幸せだと感じました。



Cさん 

 味を感じる仕組みや、なぜギムネマやミラクルフルーツを食べると味が変わるのかということを知ることができてよかったです。また実際に自分で試すことができてとても楽しかったです。
 先生の講義はとても分かりやすくて、高校生の私にもちゃんと理解できる説明でとても面白かったです。
 ミラクルフルーツが医療現場でもお守りとして役に立つということを聞いて、私のおばあちゃんが糖尿病なのでミラクルフルーツを使って甘く感じるものを食べさせてあげたいなと思いました。
 こんなに面白いものがあるなんて初めて知りました。世界にはもっとそういう植物があると言っていたのでもっと知りたいと思いました。そして試してみたいなと思いました。最後に辛さが味覚じゃないということにも驚きました。



Dさん 

 ギムネマを食べてから食べたチョコレートは本当に味のないバターみたいで、甘さが全くなくなっていてびっくりしました。ミラクルフルーツも酸っぱいものが甘くなっていて美味しかったです。なぜすっぱいものが甘く感じられるかという仕組みがわかってよかったです。
 その植物が生育している地域でしか知られていないような植物の特性がこうして研究されて、お守りとして現代医療に使われているのはすごいと思うし、これからもたくさんの研究を重ねて病気の人がストレスなく病気と向かい合えるようになればいいと思いました。
 味情報は本来は視床下部で感知されるのに、人間はその一方手前の扁桃体が発達しているから味が情報に左右されるのは面白いと思いました。味覚地図は小学生くらいの頃に見て味は舌の部分部分で感じると思っていたので、舌以外の色々な所でも感じると知って驚きました。



Eさん 

 始め、「甘い食べ物が甘くなくなる」とか「酸っぱい食べ物が酸っぱくなくなる」という現象は、すごい難しい理由があって難しい説明が多いと思ったけど、全然そんなことがなく、すごく分かりやすく説明してくださったので味覚のことをだいぶ理解できました。
 先生の話も実験もとても興味深くてもっと先生の話を聞いていたかったです。今までなんとなくやってきたことや見てきたことをがちゃんとした理由があってのことというのがわかってすごく面白かったです。実験をしてギムネマをした全体に擦って食べたら砂糖もミルクチョコレートも甘くなくなったしミラクルフルーツのタブレットをなめたらグレープフルーツもレモン入りヨーグルトも酸っぱくなくなって嘘じゃなかったと思いました。今日わかったことを身近な人にどんどん伝えていきたいと思いました。ありがとうございました。



Fさん 

 味覚は舌などにある味蕾による感覚で、味全体を感じるということはさらに脳の認知が関与しているのがよく分かりました。
 また動物によっても不必要な機能の退化、必要な機能の進化の結果、今日の姿になっていることがまざまざと証明されました。
 味覚はやはり人間の感覚の中では「楽しみ」を感じる感覚でありますので、味覚を少し応用することで商業的に大きな効果を得ていることが考えられました。私たちの脳は単純な誘惑にも反応して、それを正しいものを良いものとして宣伝文句にもてあそばれてしまうことがあるように思います。企業側には有利な方法ですが、人間の体には必ずしも良い反応があるとは思えないので、社会倫理的にも正しい判断と情報が求められるように思います。
 最後に島村先生は他の人のやっていないことへのチャレンジや、また世間では正しいとされているが自分では納得せず、おかしくかんじられることに疑問を持って生きていくということが、科学者としての役目だとおっしゃっていました。このことがすごく心に残っています。
 今日の講座が将来どこかで役立てるようにがんばっていきたいと思います。科学的にも社会的にも興味深いお話をいただきありがとうございました。



Gさん 

 私は味覚地図を信じていたのですが、今では舌全体で味を感じるということが分かりました。
 実験はすごく面白かったです。私は医療系に進学したいと思っています。このような科学の面白さが医療にお守りとして役立つということがすごく良いことだと思います。患者さんのお守りとして、ストレスが少なくなることは患者さんとってもうれしいことだと思います。もっと注目されてこれらが普段の生活で使われるようになるといいと思います。
 このような植物が日本でも育てやすくなるといいなと思いました。