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■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2012/08/21に実施した愛知中学校2年 1〜6組の皆さんの感想です。

講演風景1 講演風景2


1組2組3組4組5組6組


■1組

Aさん 

 今日の講演を聞いて思ったことは、味を感じられることはとても大切だということです。例えば、ピーマンなどの苦い物を子供が嫌うのは苦味が毒物のシグナルで、自分の身を守るための重要な方法になっていますが、大人になると情報が増えることで食べられるようになるのは「経験と学習」ということが分かりました。
 近年、味覚障害が若者に多発していると聞いて、大変なことだと思いましたし、日本食の大切さも分かりました。
 味蕾は人間は6千〜9千個であるのに対して、ナマズは20万個もあることに驚きました。味を知ること以外にも味蕾の役割があり、動物によって最適な形になっているということが分かって良かったです。
 ギムネマの実験では本当にチョコレートの甘さがなくなって、まずく感じて驚き、その理由も分かり、面白かったです。また、ミラクルフルーツはすっぱいものが甘くなり、おいしく感じました。初めて体験したのでとても驚きました。
 講演では味覚の事を楽しく習うことができて良かったです。そして、味覚を知ることは、生きていくうえで本来はとても大切だということも分かり、勉強になりました。



Bさん 

 私は最初、味を感じる味蕾は味覚地図のようになっていると思っていましたが、全然違うことを知りました。味蕾での味の判別方法ですが、鍵と鍵穴の関係で例えた説明はとても分かりやすく、理解できました。
 味蕾の数は赤ちゃんが多いのは自分の身を守るために知識が少ない分、判断する際に必要であるためという目的を聞き、なるほどと思いました。確かに赤ちゃんは何でも口に入れて確かめるので、多い理由に納得しました。
 ミラクルフルーツとギムネマの実験をしてみて、ギムネマは強烈で全然甘味が感じられず、砂糖は砂みたいでした。たから、味覚障害の人のように何も味がしないなんて絶対にならないように食生活に気を付けようと思いました。
 先生のHPを見たところ、味覚修飾植物は一見ただの植物に見えますが、この葉や実が舌にいたずらをして、一時的に味覚を変えることを発見した人たちはすごいと思いました。家に帰ってから「味な話」を読んでみると、結構「なるほど!」と思うことが多くて、食べ物の情報や味覚は面白いと感じました。



Cさん 

 「わぁ!!チョコレートの味がしない・・・。」
 最初は大好きなチョコレートが甘くないことにショックを受けている私でしたが、だんだん興味がわいてきました。なぜ甘くないのか、なぜミラクルフルーツをタブレットに加工したのか。すべてに理由がありました。とても納得しました。
 私が今回の講座で印象的だったのが、高1のときから先生は研究を始めていたり、本を読んでいたということです。興味を持つということは未来を変えるくらい大事なことなんだと思いました。
 何のためにすっぱいものを甘く感じされる研究をしているのか疑問だったけれど、糖尿病患者への適用などのためだったと知って、なるほどと思いました。
 いつか自分も人を助ける職業に就きたいと思いました。




■2組

Aさん 

 僕は今回の味覚体験講座ではいろいろなことを知り、びっくりしたことがたくさんありました。
 1つは「水に溶けないと味がしない」ということです。なので、味を感じるために唾液が常に出ているんだなと思いました。
 他には、「今ピーマンが嫌いで食べれなくても、大人になったら食べれるようになる」ということと、「別腹というのは人間とサルだけにある」ということです。それに人間とサルには他にも共通点があるということです。
 また、「辛味は味覚ではなく、神経を刺激して起こる体性感覚である」ということです。僕は、辛味が体性感覚であるため、テレビなどで見る芸人がものすごく辛い物を食べた時に「痛い」という理由が分かりました。



Bさん 

 味を感じる仕組みで、味蕾で味を感じることが分かりました。そして赤ちゃんの頃には生まれたころから備わっている情報で酸味や苦味の強い物は食べないことが分かりました。
 今回の講演でギムネマを食べてからチョコレートや砂糖などの甘いものを食べると、甘さが分からなくなりました。ミラクルフルーツを食べてから、酸味の強いものを食べたら酸味は感じず、甘くなっていました。味蕾で感じる違う味なのに、酸味を甘味のように感じさせたり、甘味を感じさせない体験をしたのは初めてだったので、うれしかったです。
 そして、ギムネマで味覚障害の疑似体験をして、味覚障害にならないように気を付けたいと感じました。



Cさん 

 今回の味覚体験講座では味覚の事について色々と学びました。
 私がお話の中で一番驚いたのは大人よりも赤ちゃんの方が味を感じる器官「味蕾」の数が多いということです。なぜ多いのかというと、赤ちゃんは口に入れたものが危険でないか味で確かめているからということが分かりました。大人の味蕾が赤ちゃんより少ない理由は知識があるため、自分が食べているものが危険でないことを知っているため、味蕾で危険かどうかを判断する必要が赤ちゃんと比べて少なくなるからだということです。小さい頃、ピーマンが嫌いだったのに、大人になって食べてみたらピーマンがおいしく感じられるというのもそれが関係しています。ピーマンの苦味を子供は毒と勘違いしてしまうから嫌いだということもわかりました。
 私は同じようなことをゴーヤで経験していました。だから今ゴーヤをおいしいと感じるのはそういう理由があったことがわかりました。




■3組

Aさん 

 僕はこういう「味覚」についての講演は初めて聞きました。僕は今まで味覚についてあまり気にかけたことはありませんでした。
 ミラクルフルーツは健康面で活躍する可能性を秘めているなんてすごいと思いました。糖尿病という言葉は子供の僕でも時々耳にします。要はそれだけ身近ということですから、気を付けないといけないと感じました。
 ギムネマは味覚障害を理解する上で、全国の人たちに体験してほしいと思います。
 「味な話」の資料でバナナは僕は果物だと思っていましたが、分類上は野菜なんですね。正直びっくりしました。他にも面白いことが書いてあり、あの資料だけでも満足できるくらいですから、体験するというステップまであるこの講演は「大満足」というレベルに達したと思います。
 この度は島村光治先生、ありがとうございました。来年も2年生をびっくりさせてあげてください。



Bさん 

 たった1つの小さな粒を口に含むだけで、すっぱいと普段感じているものが、甘く感じてしまうのはとても印象的でした。また、そんな意外なことにも、ちゃんとした理由があることがわかりました。
 人が本来味覚として感じている種類や仕組みについて、よく理解できたと思います。人間は生まれてから徐々に色々な味覚を経験し学習することでさまざまなものを食べられるようになることを知り、なるほどと思いました。
 味覚について勉強することは今まで初めてだったので、よい経験になりました。若い世代に味覚障害になってしまう人が多いと聞いたので、そうならないように気を付けていきたいと思います。



Cさん 

 私は今回の味覚体験によって、今まで以上に味覚について興味を持ちました。そして、たくさんの不思議があることにとても驚きました。私が特に不思議に思ったのは、ミラクルフルーツを食べて酸っぱいジュースを飲んだ時です。ミラクルフルーツを食べる前にはすごく酸っぱかったのに不思議だなと思いました。酸っぱいものが甘く感じる理由はちゃんと説明していただいて分かっているのに、それでも不思議でした。
 また、驚くこともたくさんありました。ナマズの味蕾の数やその味蕾がついている場所などたくさんの驚きがありました。
 まだまだたくさんの不思議なことや、驚くことが自分の身の回りにはあると思います。それを今回の経験を活かしながら、新たな発見につなげていけたらいいなと思いました。




■4組

Aさん 

 今回の味覚体験講座では、食べ物の味を感じることができることはとても大切なことだと気づきました。
 まず、ギムネマの葉を食べた後にチョコレートを食べましたが、すごく苦かったです。チョコレートが苦くなることにとてもびっくりしました。また、ミラクルフルーツを食べた後にレモン入りヨーグルトとグレープフルーツジュースを飲みました。酸っぱいはずがすごく甘くなり、びっくりしました。今回は講義もあってためになったと思います。
 今回は味覚障害の疑似体験を通して味覚障害の辛さや、味を感じるという当たり前の事の大切さを実感しました。食べ物を味わって食べていきたいと思います。



Bさん 

 私は今回の味覚体験を通して、味覚を感じる仕組みや味覚というものを感じることのできる幸せを実感することができました。甘いものを甘く感じさせないギムネマの葉は、舌にある甘味の鍵穴をふさぐことで、甘味が感じされないと教えていただきました。大変分かりやすい説明をしてくださったので、すらすらと頭に入れることができました。
 ミラクルフルーツを育てるのは大変で、家で育てると約7年かかるとお聞きし、日本で栽培を成功した島村先生はすごいと感じました。島村先生は生徒1人1人の気持ちを考え、面白く分かりやすくこれらを解説してくださいました。味覚の事についてたくさん知ることができました。楽しかったです。



Cさん 

 今回の味覚体験講座を終えて、私は味覚について面白いなと思いました。どうしてギムネマを食べると甘いものが甘く感じされないのか、どうしてミラクルフルーツを食べると酸っぱいものが甘く感じされるかということにすごく興味を持ちました。そういったことも知れて楽しかったです。
 今後もっとミラクルフルーツなどを医療に役立ててほしいと思いました。他の人がやっていない研究などをしたりするのはすごく大変なことだと思いますが、大変なだけ達成感はすごく大きなものだと思います。なので、私もいろいろなことにチャレンジしてみたいと思いました。




■5組

Aさん 

 今日は味覚体験講座がありました。最初は何をするのだろうという不安が少しありました。しかし、始まると面白いなと思うことがたくさんありました。特に面白かったのは、ギムネマを食べてから甘いものを食べると甘くなくなるという体験です。ギムネマは苦いということを知り、食べてみるのが怖かったですが、勇気を出して食べてみるとやはり苦く、その後に砂糖を食べると砂のように感じるし、チョコレートを食べると甘くないので変な感じがしました。でも、それがとても面白かったです。
 家に持ち帰り家族に実験してみると、「面白いね」と言われて、どうして味が変わるのか聞かれたので、ちゃんと仕組みを説明しました。また、水が甘くなるマビンロウを実験してみると、本当に水が甘くなりました。次はその理由を教えてほしいと思いました。



Bさん 

 味覚体験講座を受けて、私はもっとミラクルフルーツタブレットが世の中に出回ってほしいと思いました。私は講座を受ける前までは味覚が変わるわけがないと思い込んでいました。しかし、試食をしたら今までの思い込みが嘘のように感じました。1つのタブレットでここまで味が変わるのが不思議でしたが、その仕組みが分かり、理解したうえで試してみると、本当に味を感じることが楽しくて面白かったです。
 また、味覚についてここまで考えたことがなかったので、集中して聞くことができました。味蕾という言葉を習いましたが、のどや上あごにあるとは全く思っていませんでした。また、ギムネマやミラクルフルーツはすごいですね。感じる味まで変えてしまうのですから。
 これからは、味について興味を持っていきたいです。



Cさん 

 私は今回の味覚体験講座を終えて、食べ物の味は私達がそう感じているだけであって、本当にそういう味なのかは分からないと思いました。そして、味(おいしさ)というのはにおいや温度によっていろいろと変わってくるのは不思議だなと思いました。そして、それを逆に言い換えれば、同じだけの糖度や、同じだけの酸味の食材を食べていても、温めたり冷やしたりするだけでも味が違ってしまうのかと思いました。なので、感じ方の特徴が分かれば、塩分や糖分、脂肪分をおさえて、おいしく感じる食べ物を作れると思いました。




■6組

Aさん 

 今日は味覚体験講座ということで、16歳から22年間も研究している島村先生に講義をしていただきました。高1のときから研究をしていることにもすごいと思ったのですが、講義の中の実験で、こんなフルーツで味覚が変わってしまうのだと感じ、もっと驚きました。
 私たちが人間が味を感じる味蕾、この味蕾を今回はいじってみたのです。まずは甘味をなくすギムネマ。チョコを食べたのですが、どろっとした感じで甘くなくまずかったです。ミラクルフルーツはレモンがなぜか甘く、鼻ではレモンだと分かっていても酸っぱくなく、甘い。不思議な感じでした。
 今回の実験で味がちゃんと変わったのでよかったですが、現代人は味覚障害にかかるケースが多いので、日本食にも目を向け、健康的な生活をしていきたいです。今回の講座はとても勉強になりました。今後も口の中の構造に興味を持ったので、調べてみたいです。



Bさん 

 今日は初めにちょっと名前を覚えづらいギムネマの葉をかみました。いつもは甘いはずの砂糖とチョコレートが甘く感じなくてショックでした。しかし、ギムネマに含まれるギムネマ酸が私の甘味の味蕾にふたをしたため、甘さを感じることができなかったことが分かりました。そして、「ギムネマ」の語源が現地の言葉で「糖分を破壊するもの」ということで、本当にそうだなと思いました。
 今日は試食実験だけではなく、好き嫌いのメカニズムなどを教えていただき、第一印象と雰囲気、経験によるとのことなので、初めて食べるものはおいしいと思って食べたり、楽しい雰囲気の中で食べたいと思います。



Cさん 

 とても面白かった。味を感じる仕組みを「鍵と鍵穴」に例えて説明していただいて、すごく分かりやすかったです。
 「ミラクルフルーツ」や「ギムネマ」という言葉を聞くのは初めてで、どんなものなのかよく分からなかったのですが、この講演を聞いて分かるようになりました。
 また、辛さは味覚ではなく「体性感覚」という神経で感じているものだと知り、驚きました。
 それと、動物による味蕾の数の違いにも驚きました。蛇とナマズでは生きていく環境や体の仕組みがかなり違うので、味蕾もそれぞれの体によって違うということにも驚きました。
 試食実験でギムネマをかじった後にチョコレートを食べると、すごく苦く、コーヒーのようになっていて少し悲しかったです。また、ミラクルフルーツを食べた後はレモン汁が苦も無く飲めてうれしかったです。今後もこのような不思議な味覚体験の授業を聞きたいです。