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■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2012/07/25に実施した服部栄養専門学校 社会人クラス1の皆さんのレポートです。

講演風景1 講演風景2



Aさん 

 味覚の変化について身をもって体験でき、とても楽しい授業でした。今までなんとなく感じていた味覚というものを科学的に見るとこんなにも緻密な仕組みが隠されていたのかと驚きました。
 大人になると変化する味の好みや、食わず嫌い、動物の行動などにも全て理由があるのには感心させられました。先生が言われたように、味を正常に感じられる有難さを実感すると共に、料理に携わっていくうえで、磨けば鍛えられるという味の感覚をこれからは意識して食事をしたいと思います。



Bさん 

 自分の体を使って、味覚の体験が出来るということで、とても楽しみにしていました。常々、味覚の不思議を思っていました。同じものを食べても甘味や辛味を感じる大きさが違い、時に「そんなに甘い?」または「辛い?」と話してみたりします。また、当人でも体調によって感じ方が違うこともあります。そして、何かを食べたあとは次に食べる物の味が変わってしまったりするので「失敗したなー」という体験も多々あります。
 今日はそのことを総合的に教えて頂き、疑問もたくさん解消しました。とても興味深かったのは、ライオンが草食動物を食べる意味、順番のお話でした。人間を始めすべての生物は進化の過程でその体になったのは理解していましたが、環境の中に「味覚・味蕾」が含まれていると知ることが出来て、とても勉強になりました。
 ギムネマ、ミラクルフルーツの実験はとても勉強になりました。周りの人に話したいと思います。



Cさん 

 以前、味覚障害を取り上げたテレビを見たことがありました。何を食べても砂の味がすると言っていました。ただ生きていくために何年も堪えながら食事をしてきたというものでした。今回実験をして、少しの砂糖でもまずくて大変だったので辛いだろうなと思いました。加工食品には体内の亜鉛を追い出してしまう成分があるということで、日本食メインの食事を心掛けていこうと改めて思いました。
 リカちゃんの靴は苦くなっているということを初めて知りました。誤飲を防ぐためにも大事なことだと思いました。他にも苦味を利用した誤飲防止の商品は多いのでしょうか?今は家庭でも除菌のためのアルコールを売っていますが、同じように苦味成分を含んだ、除菌スプレー等があったらいいなと思いました。動物にとっての味覚もそれぞれ身を守るために色々工夫されている事を知り面白かったです。



Dさん 

 喉の奥にも味蕾があるとは知りませんでした。味を感じる仕組みから詳しく教わって面白かったです。料理の勉強はすればするほど味覚が相対的なものに思えてきており、ワインの味を情報化して記憶する力も弱くて、最近どんどん舌に自信がなくなってきていたので、今日の授業は大変興味深かったです。
 味覚が修縮される仕組み、大人になると味覚が変わっていく理由、辛味を感じる理由など人体の仕組みから詳しく説明していただけて生存本能と進化、退化と大きく関係しているということがわかりました。しかし、それ以上に経験と情報が本能に基づいた味覚を変化させていく、これは他の動物にはあまりないことではないかと思います。人間が料理すること、食文化を発達させて来たこと、それが今度は健康をおびやかそうともしていることなどの意味について考えさせられました。生物であり、動物でありながら生命維持のためだけに食べているのでもなく、人間は動物だけど野生動物ではないということを強く意識させられました。



Eさん 

 いきなりのギムネマ体験、非常に楽しかったです。甘さがないだけでこんなに味が違うのは驚きでした。ミラクルフルーツも面白かったです。舌や上あごにある味蕾は正確に味覚を判断しているのだろうが、それは美味しいと感じるか感じないかは他の要素=経験と学習であるとのこと。とても納得できた。私が牛乳を嫌いなのは、幼稚園の時に隣の席の男の子がビンで牛乳を飲んで、毎日口の周りに「ヒゲ」を作っていてそれが嫌で仕方なかったのです。また、ファストフードやポテトチップスにハマる理由が良くわかりました。体が脂を蓄えたくなるのですね。知識として理解できたので、これからは誘惑に勝てそうです。
 先生にはこれからもますますご活躍いただき、医療に役立てていただきたいと思います。