島村先生の講義を聞いて、多くのことを知り、学びました。
味蕾は生き物によって数や場所が違うのには驚きました。特に人間は6000から9000個の味蕾があるのに対してヘビは2個、鶏は20個という味蕾の数の少なさには驚きました。触覚で判断する能力を持っているから少なくなっている事が分かりました。
同じ動物なのになぜヘビや鶏は味蕾の数が少ないのにうさぎやナマズはこんなに味蕾の数の数が多いのかと疑問に思ったけれど、表面に味蕾がたくさんついていることで敵から自分の身を守っている事も分かりました。
大人が6000、9000個の味蕾があるのに対して赤ちゃんは1万2000個もの味蕾があるから赤ちゃん用の食べ物は味が薄いという事はとても勉強になりました。また、私は甘柿も渋柿も大好きで、今までは成分が違うものだと思っていたけれど、そうではなくオブラートがすぐにとけるか、とけないかの違いだったという事には驚きました。キムチなどの辛い食べ物も好きなのですが、辛味は味蕾ではなく神経で感じていたという事にも驚きました。それと、リカちゃん人形の靴が苦い事に今までなんにも思わなかったけれど、赤ちゃんが飲み込まないようにわざと苦味成分が塗られているのを学び、きちんと考えられていてにすごいなと思いました。
人にとってのおいしさは4種類に分類されていて、油はまた食べたいと脳に思わせるからポテトチップスは食べだしたら止まらないことや、汗をかいたときに飲むと美味しいというコンセプトでつくられたポカリスエットはとても興味が持てました。今まで何も考えずにそういうものだと思って食べ、飲んできたけれど、きちんと理屈がある事が分かりました。
今日の講義で特に私が興味を持てたのはビタミンCのことについてです。美白効果、肌にいいと言われていることを知っていて、今までレモンのジュースとかを意識して飲んでいたけれど、レモンはビタミンCではなくてクエン酸がたくさん含まれているから体にいいというのを知り驚きました。だからレモンよりもアセロラのほうがビタミンCを多く含まれていると言われているのかなと考えました。聞いたことをそのまま信じるのではなく、きちんと自分で正しいことを知る事の大切さを学びました。
味覚修飾植物は甘くて美味しいものをまずくして、ダイエット効果があるものとして今後応用し展開していけると思います。ですが、味覚障害の人は味を感じたくても感じられない、私たちは当たり前のように食べ物の味を感じているけれど、味を感じられるという事はとても幸せな事なんだと島村先生の講義を聞いて思いました。
島村先生の講義は私にとってとてもためになるものであり、多くのことを学べました。