1.講義で感じたこと、分かったこと、興味を持ったこと、疑問点。
講義で特に興味を持ったのは、味蕾の数が人間と動物では全く違うということです。人間は生まれた時は12000個もあるのに、成人になると6000個〜9000個に減ることに驚きました。これは、赤ちゃんは何でも口に入れるために味蕾が多く、成人は見て判断ができるようになるために味蕾の数が減るとき聞きました。このことを聞いて、生まれた時から学習知能が低かった場合などでも味蕾は減るのか疑問になりました。成人になっても何らかの障害で何でも口に入れてしまう場合は味蕾の数が少ないのは危険なのではないかと思いました。また、一度減った味蕾は増える場合もあるのか疑問になりました。味蕾が減った後に何らかの原因で今まで学習してきたことを忘れてしまった場合も、味蕾が少ないのは危険ではないかと思いました。
動物ではナマズに驚きました。目の代わりに体中にある20万個の味蕾でエサなどを感じていることを聞いてすごいと思いました。また、鶏では20個しか味蕾が無いのは頭を軽くするためと聞いて、住まいや生活状況によって味蕾の数や場所が変わってくることが分かりました。
2.味覚修飾植物の今後の展開や味覚について知ることの重要性。
講義でギムネマは過食症の方に食べさせるといいと聞きました。また、腸でも糖分を吸収させない働きがあるので、ダイエットにいいと聞きました。ミラクルフルーツは糖尿病の方などに食べさせるといいと聞きました。甘いと感じていても実際に食べているのは、レモンなどの酸っぱい物なので、糖分ではなくビタミンCなどの栄養を摂取することができることが分かりました。
味覚について事前に知っておくと、寄食に走る可能性を低くすることができます。子供の頃の味覚の形成が重要と知っていれば、母親は加工食品ではなく、栄養のバランスを考えたご飯を作ると思うので、味覚の基礎ができると思います。また、加工食品などを多く食べていると味覚障害に陥ると知ることができるので、味覚障害の原因となる亜鉛の不足を押さえることができると思います。
3.感想
小学校の時にこの講義を受けさせていただきましたが、ミラクルフルーツがタブレットになっていて驚きました。小学校の時よりも食べやすかったです。今回の講義で小学校の時とは違う考え方ができたので、講義を受けることができて良かったと思いました。これからは食生活に気をつけようと思います。また、疑問点を自分なりに調べてみようと思います。