「驚きの味覚体験〜ミラクルフルーツ・ギムネマ〜」は、中学校のときと高校のときを合わせて、合計3回くらいやった事があった。だから先生を見たときに「あっ、見た事ある!」って思った。前に受けた授業が凄く楽しかったから、今回も凄く楽しみだった。講座を受けて一番思った事は、味覚って凄いということ。”味蕾”なんていう言葉、島村先生の授業でしか聞いたことなかったし、それがどういう意味なのかも知らなかった。「鍵と鍵穴の関係」は難しい言葉がたくさんでてくる中でも、凄くわかりやすくて、本当に小学生でも分かりやすいと思う。
自分たちの体の中に6000〜9000個の味蕾が存在するというのは全く想像つかないけど、きっと凄い数なんだと思う。もし味蕾の数が減ってしまったら、味覚を認識する数も減ってしまうのかなと思ったし、それは嫌だと思った。ナマズの味蕾の数には驚いたし、敵が来たりエサがあったら味蕾で分かるって凄い。
草食獣も肉食獣も生きていく為にいろんな工夫をしていて、コアラは天才だと思った。他の動物はユーカリが嫌いなのに、コアラにっては大好物で、ある意味ラッキーな動物なのではないかと思う。やっぱり生きていく為には動物も頭を使わなければならない。力が弱い動物はそうでなければ生きていけない。
人間にとっての味覚は「経験と学習」だというのは分かる気がする。私はマンゴーが嫌いでそれを初めて食べたのは小さいときで、マンゴーは癖があるから慣れる事ができなくて、そのときに嗅いだ臭いもあったからそれ以来嫌いになってしまった。島村先生が言っていた好き嫌いを直す方法をやってみようと思う。どれだけ意識していても好き嫌いを直すのは難しいけど、なるべく努力したい。味覚が確定するのは9〜12歳と聞いたので、自分に子供ができたときに、小さい頃から楽しく食事ができる環境を作り、自分もおいしそうに食べ、好き嫌いを作らないようにする事が大切だと思った。
今日やった実験は、何回やっても凄いと思うし楽しい。普通なら美味しいはずの砂糖が、ただの砂みたいになってしまうし、グレープフルーツジュースは甘く美味しくなるし、変な感覚に陥る。でも、この実験の凄いところは、ただ楽しいとか凄いとかじゃなくて、ミラクルフルーツやギムネマが糖尿病患者にも使われるという事だ。酸っぱいものを食べたり飲んだりしても、ミラクルフルーツのおかげで甘いものを食べたり飲んだりしているような気分になるから、徐々に効果がでてくると思う。これから今よりもっといろんな病院で使っていってほしい。
島村先生の授業は本当に勉強になるし、知らなかった事をたくさん知る事ができるから、楽しい。もっと知りたくなる。ミラクルフルーツとギムネマを知らない人はきっと損してるだろうから、いろんな場所で授業をしていってほしいと思う。また授業を受ける事があればもっと深く知りたい。