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■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2009/8/21に実施した愛知中学校2年 1・3・4・5組の皆さんの感想です。

講演風景1 講演風景2


1組3組4組5組


■1組

Aさん 

 僕は今回の講義を聞いて初めて舌に味蕾というものがあり、味蕾が味を判別するのは鍵(味)と鍵穴(舌)の関係だということを知りました。そして驚いたのはナマズには約20万個の味蕾が体中にあるということです。ナマズは濁った水にいるので目が悪く、代わりに味蕾を発達させ、敵の味や餌の味が水を伝わってわかるようになっているそうです。動物は住んでいる環境に合わせて進化するなんて凄いと思います。人間もこれから進化していくのでしょうか?興味深いです。
ギムネマの実験では、ギムネマを食べると甘さを感じなくなると聞いて、そんなバカなと思いましたが、実際に砂糖がまるで砂のような味だったので驚きました。家にナツメの木が生えているので、今度それでも実験してみたいです。



Bさん 

 僕はこの講座を受けてよかったと思います。それは滅多にできない体験もできたこともあるけど、何よりも楽しかったことです、けれど、ギムネマの葉を食べたときは何だこの講座と思いました。だって苦いし甘いものが甘くなくなったりして何もいいことがなかったからです。話をしているときはもうこれ単なる実験じゃないか、とつまらなく聞いていましたが、ミラクルフルーツのタブレットやレモンの入ったヨーグルトが配られた時にはわくわくしてしょうがありませんでした。そこからは楽しくなって話も聞けたし、おいしかったしといいことが続きました。なので、僕はこの講座を無駄にせず未来につなげていきたいです。



Cさん 

 僕は今回の土曜講座でミラクルフルーツやギムネマの魅力を知りました。先生の鍵穴に例えた説明はとてもわかりやすかったです。味覚の中に「辛い」はない理由を初めて知りました。
僕は今回が始めて先生に会ったわけではなく、去年サマーセミナーで先生の授業を受けていました。その時もわかりやすく説明してくれました。今年は去年と違い生徒は一個ずつギムネマを貰いました。僕は大事に育てて家族に食べさせてみたいです。
先生のミラクルフルーツを研究する気持ちはとても凄いと思いました。他にも味覚が変わる植物が見つかったら教えてもらいたいです。先生のように何かに打ち込めたらいいと思います。



Dさん 

 僕はこの講座が今まで受けてきた中で最も楽しい講座で、最もためになった講座でした。ギムネマやミラクルフルーツで、甘味を感じる味蕾が閉ざされたり、とっても酸っぱいレモン汁の入ったヨーグルトが凄く甘くなって正直驚きました。でも、あのヨーグルトを思い出すと、酸っぱいイメージが出てきてしまいます。なぜなんでしょう。テレビでもこういった類のものを拝見することがあるのですが、やっぱり見るのと実際にやってみるのではずいぶんと違います。きっと味覚修飾植物・物質があるのは太陽と地球が、人間が太ったり、食べすぎを見越して人間にと作ってくれた自然の恵みなんでしょうか。




■3組

Aさん 

 「ギムネマ」これは生まれて初めて耳にする言葉でした。ミラクルフルーツは前に聞いたことはありましたが、詳しくは全く知らない状態でした。ギムネマは島村先生によると、甘味を失う成分を持つものです。そう言われても普段甘いものをよく食べているので、甘味を失うということは実際に体験しないとわかりませんでした。確かに全く感じませんでした。砂糖が特に面白かったです。私は砂を食べている!という感じでした。砂糖から甘味である糖を引いたので砂というのは当たり前ですが。
ギムネマはとても面白かったです。だから、今回自分でギムネマを育てると聞き、とてもテンションが上がりました。



Bさん 

 私は最初、先生から食べたら味が甘くなったりなくなったりする植物があると聞いて「本当かな?」ととても興味深かった反面、少し疑ったりもしてました。そして今日、自分の味覚でちゃんと経験できました。凄く驚きました。まず、ギムネマを食べました。そしてチョコを食べたら…まずかったです。チョコ好きなのにそのときは食べたくないと思いました。そしてミラクルフルーツを食べてみました。最初はレモンのヨーグルトがとても酸っぱかったのに、甘くておいしくなったからビックリしました。何でこんな風になるのか不思議でした。
先生の授業を聞いてよくわかりました。図での説明がとてもわかりやすかったです。他にも赤ちゃんの味蕾が多いわけとかコアラはユーカリの毒を分解するために20時間以上寝るなど、色々おもしろい事がわかりました。ちょっと味覚に興味が沸きました。とてもためになったです。



Cさん 

 私はギムネマに前から興味を持っていたので、今回の講座は自分にとってとてもためになった野ではないかと思う。しかし、私は最初この講座は、単に科学に興味を持ってもらおう!というものだと思っていたので、「味覚障害」という病気については一切知らなかった。ただ開発するだけでなく、医療に役立てようと考える、そこに結びつく研究者は素晴らしいと思った。
今回の講座は、私に科学の興味を持たせてくれたばかりか、社会の役立つこととはどのようなことなのかと考えさせてくれた。貴重な体験だった。これからは、ひとつの考えだけではなく、複数の考えも持つようにしようと思った。



Dさん 

 「味覚障害」と言われてもイマイチピンとこないけれど、実際に自分で体験してみるとかなり衝撃的でした。砂糖やチョコは甘いから糖分があるのはすぐ分かるけど、他の一見甘そうに思えないものでもこのギムネマをかじってから食べればよくわかるんだと聞き、色々試してみたくなりました。味覚地図は間違っているということに一番驚いたし、印象に残りました。ずっと本当だと思っていたので今回とても勉強になりました。あと、舌はとても敏感というのは、あんなにも細かい作りになっているからなんだと改めて体の作りって凄いんだと感じました。他にも好き嫌いのメカニズムの話などこれから役立ちそうなのが多くて、活かせるようにしたいと思いました。




■4組

Aさん 

 楽しい楽しいと聞いてきたので、楽しみにしていた今日の講座は、期待していた通りとても楽しいものでした。
ミラクルフルーツやギムネマのような、味覚修飾植物は、テレビなどでは聞いたことがあったのですが、実際に食べるの初めてだったので、凄く新鮮でよい体験でした。また、先生が味覚修飾の第一人者で、凄く有名だということで、その先生の講座を受けられるのはとても光栄だと思いました。
それと、先生がミラクルフルーツを単なる趣味・娯楽の域にとどめるのではなく、糖尿病の人に役立てて社会に貢献しようとされる姿勢は、本当に素晴らしいと思いました。



Bさん 

 前から聞いたことはあったけれど、実際にギムネマやミラクルフルーツを食べてみると、酸っぱい味が甘くなったり、本来甘いものが甘さが感じられなくなったりと驚きの連続でした。
学校の授業では習うことのできないことを学ぶことができました。舌の構造のヒミツや、ギムネマ・ミラクルフルーツを食べて味が変わったということだけで終わらずに、ちゃんと理由も説明してくれたことがよかったなと思いました。
また、色々な味の変わるものを食べてみたいです。調べてみるのも面白そうだと思いました。



Cさん 

 去年、部活の先輩がギムネマの鉢を部室に持ってきて、みんなで食べていたんですが、私は食べなくて今日が初体験でした。凄くまずくて、油粘土の味がチョコなのにすると聞いていましたが、苦しさがあったため大丈夫でした。講座でおっしゃっていたように、この苦ささえも味覚障害者のほうは感じることができないと思うと、私たちが健康な舌を持っているということは、とても恵まれているんだなぁと気付くことができました。
私はずっと「味覚地図」を信じていたので、今日先生がおっしゃっていただかなかったら、これから先も「味覚地図」を信じて、舌全体と上顎と喉で味覚を感じているなんて思いもしなかったと思います。



Dさん 

 僕は甘いというものを感覚としてちゃんと感じられることが、こんなにもありがたいことだったんだとよくわかりました。特に、ギムネマの葉を舌にこすりつけた後の砂糖は、さすがに少しは甘く感じるだろうなと思っていたので、口に入れたときの驚いた感覚と、ザラザラした薬を舌の上で転がしているような、あの不愉快で口から出したくなるような感覚は今でも忘れられません。こんな状態でケーキやプリンを食べるなんて、僕にはできないなと思いました。
普段何気なく使っている味覚。これが無い生活がどれだけ苦痛な生活なのか、身に染みてわかりました。僕はこの味覚を失わないように大切にしていこうと思いました。




■5組

Aさん 

 私は初めてミラクルフルーツとギムネマを食べ、グレープフルーツジュースをゴクゴク飲めたり、チョコを苦く感じたりすることにとても驚きました。特に、砂糖を食べたときに「砂をなめているのか?」というぐらい驚いたのが印象的です。ギムネマの木を育ててみたいと思います。
私は味覚体験をして、味覚障害にはなりたくないなと思いました。5種類の味覚がわからないとご飯が楽しく食べれません。私は嫌です。最近では若者が味覚障害になりやすいと聞き、私も気をつけたいなと思います。
今回の講義で味覚について色々なことが学べました。今回学んだことを活かして、今後何かの役に立てれればいいなと思います。



Bさん 

 サマーセミナーでも一度島村先生の味覚に関する講演は聞いたのですが、もう一度聞くことによって味覚への関心が強まった気がします。特に興味が沸いたのは、動物や生まれてから経った時間や時代によって変化と遂げる「味蕾」です。なんと話によるとヘビには2〜3個ぐらいしかないということらしいです。だからヘビは僕らみたいに味を好んだり甘いとかを感じていないのです。少しかわいそうですが、ヘビは何でも丸飲みなのであまりそういうことは気にしないのだろうと思います。でも僕は甘いのと酸っぱいのが大好きなので、ヘビに生まれなくてよかったと思います。ギムネマが育ったらまた家で味覚体験をしたいです。



Cさん 

 今回の味覚体験の講座もいつも通り面白く、わかりやすかったです。僕はサマーセミナーで1年の時も2年の時も、この講座を受講しているので、島村先生の話しは聞き慣れた感じもしましたが、でもやっぱり実際にミラクルフルーツとギムネマについて体験するのはいいと思いますよ。ちなみに先生にいただいたミラクルフルーツは家で色々と実験させてもらいました。酢の入った食品を食べたら、正直言ってとても不思議な味がしました。今度寿司を試してみようかな。そんなに不味くなるんですがね。とにかく島村先生の授業は体験重視なので楽しいんです。付け足しになってしまいますが、ギムネマは大切に育てていますよ、成長もしてきています。



Dさん 

 この土曜講座を聞いて、成長期のときの食育はとても大切なものだと感じました。なぜならファストフードや加工食品ばかり食べていると、味覚障害になると教えてもらったからです。でも、今僕が味覚障害にならないのは、親のおかげもあるかなと思い、ありがたいと思いました。
また、ギムネマとミラクルフルーツの実験はとても面白かったです。あそこまで味が変わってしまうとは味覚と舌の関係というのはとても興味深かったです。
これからはギムネマとミラクルフルーツは医療でも活躍なさるそうなのでぜひとも頑張ってほしいです。