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■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2009/7/30に実施した服部栄養専門学校 社会人クラスの皆さんのレポートです。

講演風景1 講演風景2



Aさん 

 今日の授業は純粋に人がどのようにして味を感じ得るのか、ということを学べて、また、試食をしてみて、甘いはずのものを普段とは違う味に感じて、とても刺激的なものでした。どうして甘いはずのものを甘くなく感じ得るのか、どうして酸っぱいはずのものを甘く感じ得るのか、と疑問を持って研究をしてこられた島村先生の話も、とても聞きやすく、わかりやすく、内容もとても楽しいものでした。ギムネマは家に持って帰ってさっそくイタズラしてみよう思います。
 今日の授業で、食品としても、いろいろな可能性を持っているミラクルフルーツを学べた事が、本当に貴重な体験だったと感じました。この体験をうまく活かせるような調理師になりたいと実感しました。



Bさん 

 とても楽しく勉強になった授業でした。なぜ人には好き嫌いがあるのか、今回の授業で学び、参考になりました。
 動物にとっての味覚についてのお話は、とても面白かったです。なぜハエがよく手をこすっているのか、理由を知らなかったので、味蕾が手にあるということに驚きました。別腹についても、仕組みを知ることができ、とても勉強になりました。
 味蕾のある場所が喉やあごにも存在するというのは知りませんでした。よく言われている「のどごし」という言葉があることに納得しました。これからは味をみる時にあごや喉にも意識してみようと思いました。
 ギムネマやミラクルフルーツのお話を以前お聞きし、どういった感じなのか楽しみにしていたので、実際に体験する事ができ、とてもよい経験ができたと思いました。本当に味の変化があり驚きました。ミラクルフルーツがもっと広まって病気の人たちも楽しめる低カロリースイーツが病院でもっと活用されていったらいいなと思いました。



Cさん 

 味覚障害者への治療や栄養摂取の方法としての利用などで応用が期待されているミラクルフルーツであるが、「味覚とは何か」という視点から調理を見直すことができた。動物の生活環境に応じた味蕾の発達状況と、その役割が料理のうまさと深く関わっており、食物の水溶液が味蕾を刺激し脳が知覚するという化学(科学)的仕組みを知って、料理に使われている食材(香味野菜など)がうま味に繋がってくる理由などもわかってきた気がした。一方「人にとっての美味しさ」という講義から、美味しさがかなり演出によるという話には驚きと納得があった。人間の味覚もかなり曖昧なところがあるが、全体的な感覚で感知すると理解して、五感全体、好き嫌いも含めた、全体的感覚で調理を考えていきたい。



Dさん 

 味を感じる仕組みとして、高校生の時に味覚地図を学びました。現在までそれを信じてきたのですが、今回間違いだと知ってショックです。
 「健康だからこそ味わう事ができて、こういう実験ができるのだ」と島村先生がおっしゃっていましたが、本当にその通りだと思いました。こうして味覚を楽しむ事ができて、ありがたいと思います。食育の授業をされているということでしたが、私も子供の頃ぜひ授業を受けたかったです。自分が「感じる」ということに興味を持つきっかけになったと思います。最近は「感じる」ことに鈍感な子供も多いように感じるので。