私はこの講義を受けて、動物にとっての味覚のお話は衝撃を受けました。コアラやライオンの食事に意外な意味があって驚きました。
また、子供が野菜嫌い、特にピーマン嫌いの子供が多いこともきちんとした理由があることに驚きました。私も子供の頃はピーマンが大嫌いでしたが、大人になるにつれて段々と食べられるようになってきました。それはただ単に味に慣れたり、自分が成長して我慢できるようになったりしたからだと思っていました。しかし、そうではなくて苦味を子供に比べて感じにくくなったり、体に良いと理解したりする事で食べられるようになったのだとわかりました。自分が食べる事ができても、子供にとっては本当にまずいのだから無理に食べさせる事はないのだと思います。嫌いなものはきっとそのうち食べられるようになるのだから、他の食べ物で栄養を補えばいいのだと思いました。ギムネマとミラクルフルーツの体験も含めて、食事はおいしく楽しくみんなですることが大切なのだと改めて感じました。島村先生、ありがとうございました。