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■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2008/12/12に実施した名古屋市立高木小学校6年 1・2・3組の皆さんの感想です。

講演風景1 講演風景2


1組2組3組


■1組

Aさん 

 味蕾での味の判別方法を「鍵」と「鍵穴」の関係に例えることができ、例え方は食べ物の成分が「鍵」で、味蕾が「鍵穴」で、味はそれぞれの鍵穴が埋まると味を感じることがわかりました。
 始めに砂糖とチョコレートを食べて、1分くらいギムネマの葉っぱをかじったあとに、砂糖とチョコレートを食べたら、全く甘くなくてビックリしました。次にミラクルフルーツをなめてから、レモン汁とグレープフルーツジュースを飲んだら、すごく甘くておいしくて驚きました。
 味の味覚の事について知れてものすごくいい体験ができたし、私はものすごく味の味覚についてものすごく興味を持ちました。もっと味覚について勉強をしたいなと思いました。



Bさん 

 今まで、味が変わることなんて考えたことがありませんでした。だから、今日味が変わるのを見て、とてもビックリしました。
 「味蕾」って言葉を初めて聞いたし、「味蕾」が動物にとっての「味覚」って事を初めて知りました。また、グルタミン酸やイノシン酸、グァニル酸で料理が6.5〜9倍にもっと美味しくなることもビックリしました。
 味覚障害になる人が毎年20万人もいるなんて大変だと思いました。好き嫌いを直す方法を教えてくれたので、やってみたいと思います。
 見るだけではなく、本当に食べてみたり飲んでみたりできて楽しかったです。ミラクルフルーツはいい物だけど、7年もの時間が必要なことがわかりました。また、何がどうしてどうなったのかがよくわかって楽しい授業になりました。家に帰ったらお母さん、お父さんに教えたいと思いました。



Cさん 

 味覚に秘密のカギとカギ穴の事にはすごくビックリしました。それは、ギムネマを食べてからチョコレートや砂糖を食べると甘いはずなのに全然甘くなくて、まだ口の中が苦い状態でした。それは、カギの形が甘味や苦味に味が違うごとに、カギ穴の形が違うからチョコレートや砂糖を食べても甘くなかった事を知って、これで人間の味をわけていると気が付き、すごくビックリしました。味覚は人間にあることなどを知れてよかったです。もっといろんな人にイタズラをしてみたいです。
 ギムネマの葉という言葉や植物を全く知らなかったし、それによって食べ物の甘さが変わる事を知らなくて、ギムネマの葉を15秒舌において、チョコレートや砂糖を食べても甘さを感じなかったのでビックリしたけど、そのあとにその意味などを教えてもらって、すごくいい勉強になりました。
 好き嫌いの直し方も教えてもらったので、頭の中の情報を書き換えて、自分で好き嫌いを直そうと思いました。ありがとうございます。
 ミラクルフルーツやクルクリゴという実や、ストロジンという葉っぱも教えてもらったので、いつか使える時に少しでも勉強してみたいと思いました。




■2組

Aさん 

 人間の赤ちゃんには、味蕾がとても多いことを知りました。理由は赤ちゃんには知識がまだないので、味蕾によって守られているからです。
 ギムネマという葉には、食べ物から甘味をなくす働きがあるのがわかりました。ミラクルフルーツには、酸っぱい物が甘くなる働きがあるのがわかりました。
 甘味をなくす実験をやったり、甘くなる実験をやりました。最初は「うそだろ〜?」と思っていたけれど、実験をやってみて本当に甘くなったり、なくなったりしてビックリしました。それに、知らなかった言葉「味蕾」も知ったので楽しかったです。
 とてもわかりやすく説明してくれたので授業もよくわかりました。(島村先生のいる大学に行ってみたいです。)



Bさん 

 人間には、味蕾が約6,000〜9,000個あって、舌全体に7割・上顎や喉に残りの3割の味蕾があります。ナマズには約20万個あって、皮やひげに味蕾があります。人間の中でも一番多く味蕾を持っているのは赤ちゃんです。味蕾が特に少ないのは、鳥やヘビです。なぜ少なくて済むのかというと、丸呑みができて、噛む必要がないからです。
 色々な事が知れてとても楽しかったです。理由はミラクルフルーツで、酸っぱい(酸味)が甘味に変わったり、ギムネマで甘いはずの砂糖やチョコレートが、砂の感覚や苦くなったりして、とても楽しかったです。あと、コアラが何であんなに寝てばっかりなのかもわかってとても嬉しいです。今度中学生になったら、島村先生のところへ伺いたいです。もっといろいろなことを知りたいです。



Cさん 

 ミラクルフルーツをなめて酸っぱい物を食べると甘くなる。ギムネマの葉を食べて甘い物を食べると、甘さをなくしたり苦くしたりできる。生き物によって味蕾の数が違うし味覚も違う。赤ちゃんは味覚がまだわからないので、味蕾の数が多い。生き物によって味蕾の場所がそれぞれ違う。生きていく上で役に立つ物がおいしい。これが動物にとっての味覚である事がよくわかりました。
 授業では実際にギムネマやミラクルフルーツを食べて、味覚がどのように変わるかを勉強しました。すごくわかりやすくて、味覚などの知らなかった事が今日わかりました。味覚障害はとても複雑で、悲しい病気なんだなぁと思ったし、今、私は味覚がわかって「おいしい」と感じられる事がどれだけ大切で、どれだけありがたいか今日初めて学びました。学んだ事をこれから活かして色々な人に知ってもらえるように、そして、教えられるようにがんばっていきたいです。




■3組

Aさん 

 「別腹」はどうしてなるの?→「食べたい」と思うと、無理して胃が活動して、食べた物が腸に行くので、胃に少し隙間ができるため。
 味覚の種類→甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の5種類。
 なぜ「辛味」はないの?→「辛味」は手に塗ったり、皮膚に付けると痛みを感じる。だから、体で感じるだけで味蕾で感じるわけではない。
 ギムネマとミラクルフルーツの使い道→ギムネマ=食べ過ぎの人がダイエットのため。ミラクルフルーツ=糖尿病の人がカロリーを摂らずに甘いものを食べるため。
 私は前、テレビで芸能人がミラクルフルーツを食べているところを見ました。その時「うわぁ!食べたい!」と思ったけど、「まぁ無理か」と諦めました。でも!学校で!しかも授業で!ミラクルフルーツが食べられるなんて、とってもすごいと思いました。本当にレモンヨーグルトが甘くなってすごかったです。島村先生の授業も本当にわかりやすくて面白かったです。ギムネマにはとっても驚きました。砂糖がただの砂みたいな感じで。うちでもう一度やってみます。そして色々なコップやスプーン、ミラクルフルーツやギムネマを用意してくださってありがとうございました。島村先生はまた高木小に来てください。待ってます。
 今日は本当におもしろくて楽しい一日でした。ありがとうございました。



Bさん 

 コアラの餌、ユーカリは他の動物に毒で、コアラは1日のうち20時間寝ている。
 人にとっての味覚では5種類の味が感じられる事がよくわかった。辛味・えぐみは感覚で感じているから味じゃない事もわかった。しかも旨味に関しては日本人が発見した。グルタミンは野菜などの事、イノシン酸はお肉や魚などの事ということがわかった。
 ギムネマはインドで作られた物で、同じような効果を持つ植物として、日本にも自主しているナツメやケンポナシ(同じ葉)がある。ユカリという葉っぱは、アリが「花粉」を付けている事までもわかった。
 花の蕾のような形をしたのが味蕾。赤ちゃんには約12,000個の味蕾があり、ナマズには20万個の味蕾が必要っていう説明などがよくわかった。
 16歳から研究している島村光治先生はすごいなぁと思いました。舌全体で味を感じる味覚地図も違うという事を教えてもらったから、お母さんに伝えたいと思った。毎年味覚障害者は24万人もいると聞いてすごくビックリしました。私が特に驚いたのはミラクルフルーツのことです。あんなに酸っぱかった物まで甘くなる事がすごく驚きました。
 授業をしていただきありがとうございました。



Cさん 

 舌はセンサーがあることがわかった。人間は味蕾が約6,000〜9,000個ある。赤ちゃんは味蕾が多く、約12,000個ある。
 味覚の種類は5種類あって甘味・塩味・酸味・苦味・旨味です。渋味・辛味・えぐみは感覚であり、生理的には1つの味として存在しない。味蕾を刺激しているのではなく、神経を刺激して起こるという事がわかった。
 このような授業ができてすごく嬉しいです。最初、ギムネマの葉っぱを舌全体にこすり付けてから砂糖やチョコレートを食べたら、全く甘くなくて驚きました。そのあとにミラクルフルーツをなめてからグレープフルーツジュースを飲んだら甘くなっていて驚きました。お姉ちゃんやお母さんに教えてあげたいです。
 こんなに嬉しい事をしてくれてありがとうございました。