配布された資料には「味覚情報処理」と書いてあったので、とても難しい講義だと思っていました。ですが、”ミラクルフルーツ”や”ギムネマ”を使い、実際に自分自身で体験しながらの内容だったのでとてもわかりやすかったです。
ミラクルフルーツはテレビや高校の授業(生物)の時に聞いたことがあるので、食べることによって酸っぱい物が甘く感じられるのは知っていました。ただ、今回頂いたもののように、タブレット状になっているのは初めてでした。ギムネマも初めてで苦味が強く砂糖を口に含んだ時は砂のような感じでした。
「人にとってのおいしさとは」の説明では「なるほど」と思う点が多々ありました。例えば、偽装表示(偽者でも○○牛(ブランド)ですと表示されているとおいしく感じる)です。自分みたいな素人だったら絶対そうなるだろうと思いました。
次に、ポカリです。山の頂上まで登って一番おいしかったものが、今のポカリだというのには驚きました。ポカリは好きでよく飲むのですが、作る過程でそのような努力をしているのは初めて知りました。
味覚障害に関しては授業で習って、亜鉛不足が原因だと知っていたので、海藻とか貝類をしっかり食べるよう心がけていますが、毎年24万人も発症しているのは知りませんでした。
今回の講義で味を感じる事がどれほどありがたいことなのか、改めて実感する事ができました。また、貴重な苗(自分が思っていたものより小さかったです)を見せていただいてありがとうございました。