ミラクルフルーツは今までにテレビで数回見たことがありました。正直な感想は「そんなに味が変わるのだろうか。大げさに反応しているのではないか。」というものでした。しかし、今回の講義でギムネマの苦い葉を口にし、砂糖を食べるとザラザラとした味のない砂糖に変わり、チョコレートを食べるとカカオの苦味だけを感じました。自分自身で味が変わるのを実際に体験し、大変驚きました。
また、味覚についてのわかりやすい講義は大変参考になりました。今後社会に出て、官能評価などをする機会があったら、食育を行う機械があったら、と言うことを念頭に置き講義を聴きました。講義を聴き、改めて味覚の重要性、そして食べることの重要性を確認することができました。
また、ミラクルフルーツなどの味覚修飾植物が、糖尿病患者や肥満の改善など医療の分野で応用され、今後が期待されているということを初めて知り、とても興味を持ちました。現代の社会問題ともいえる、糖尿病などの生活習慣病や肥満などをミラクルフルーツなどの味覚修飾植物によって改善することができれば、症状に苦しむ患者を少しでも減らすことができれば、医療においても食品においても大きな進歩になると思います。今後どのように味覚修飾植物が活躍していくのか注目したいと思いました。
今回いただいたミラクルフルーツのタブレットを持ち帰り、友人と試しました。友人はとても驚いており、味覚やミラクルフルーツなどに興味が沸いたと言っていました。一人でも多くの人に、食品のことや、ミラクルフルーツなどのことをよく知ってもらいたいと思いました。
このたびは貴重なお話をありがとうございました。