講義を受けてまず最初に味を感じる仕組みについて、舌がザラザラしているのは、花の蕾のようにたくさんの穴のようなものがあるからだと知りました。その穴が鍵穴で食べ物の成分が鍵に例えることができ、それによって味を感じ判別することができるとわかりました。その花のような蕾は味雷であり、味雷は生き物それぞれ数が違い、人間でも大きくなればなるほど味雷は少なくなっていくと知りました。高齢者の方の味覚が衰えていくのはこのためなのだと思いました。また動物の中でも味雷の数は様々で、いろんなものを丸飲みにしてしまうヘビは味雷が2〜3個ほどしかなく、水の中で生きているナマズは、体の表面やひげに200,000個もの味雷がついており、その味雷でいろんなものを感じとっているのだと知りました。ライオンは、獲った獲物の食べる順番が決まっており、生きていく上で役立つもの、栄養になるものがおいしいと自然に身についていること、中でもコアラは敵からすばやく逃げることができないため、他の動物にとって毒であるユーカリの森で高い木の上で生活することによって身を守ってきたことを知って、動物が生き延びるために進化をしてきたことにとても興味を持ちました。
今回の講義で食べたギムネマは、葉っぱ自体は食べるととても苦いのに、そのあと甘いものを食べると甘みを感じず、砂糖は砂を食べているかのようにザラザラとした感じがし、チョコレートはまるで粘土を食べているかのようでした。
講義で、先生がそこから作られダイエット用の薬も開発されているとおっしゃっていて、以前携帯電話のサイトでギムネマを使ったダイエットの薬が販売されており、とても効果的であるとの内容が書いてあったことを思い出しました。ダイエットにとても興味があったのですが、ギムネマを知らなかった私は、嘘だと思ってしまいました。甘いものを食べてもこれだけおいしく感じないのであれば、甘いものに手を出したくなくなるし、確実にダイエットに効果があるだろうと興味を持ちました。またタブレット化されていることを知って、薬局などに売ってはいないのだろうかと興味を持ちました。ミラクルフルーツは、すっぱいものが嘘のように甘く感じました。そこですっぱいものが苦手な人や、ビタミンなどが足りてない人には、レモンなどのすっぱいものを食べる前に食べれば、楽にビタミンなど普段あまりとることのできない栄養を摂取できると感じました。いろんな方法でこういった植物を使うことにより、肥満の人や病気の人、高齢者の人などに役立つようになり、今後このような植物が良い方向で使えるといいと思いました。
まだまだ、こういった味覚修飾植物がたくさんあり見つかっていないのならば、今後もっといろんな種類の植物が見つかり私たちの生活に役立つようなものがあれば知りたいし、とても興味深いと思いました。