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■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2008/5/9に実施した日本福祉大学健康科学部 リハビリテーション学科 介護学専攻1年の皆さんのレポートです。

講演風景1 講演風景2



Aさん 

 私は普段の生活で味覚について深く考えた事も無く、当たり前のように物を口に運んでいましたが、今回の講義で味覚についての説明や実際に体験することで、我々の「味覚」についてのメカニズムはとても複雑であり敏感である事がわかりました。
 まず私たちの味蕾は約6,000〜9,000個存在し、赤ちゃんは約12,000個も存在するが、味蕾の数は動物によって数が異なり、ナマズは約20万個と極端に多いが、ヘビやニワトリなどは触覚などで判断するので味蕾の数は少ない。このようにその生き物のによって味覚を感じる判別方法も違うが、味蕾の数も異なってくるという事に興味を持ちました。
 味覚修飾植物を今後さらに展開していく上で、今、現代人に求められているQOL(Quality of Life)、つまり「生活の質」を向上していく事はとても重要な事であるが、この味覚修飾植物が医療の現場で糖尿病患者などに、ミラクルフルーツやギムネマの味覚を利用して、糖分の過剰摂取などを抑えたり、生活習慣を改善していく事はQOLの向上にとても効果があると思います。
 私は昔から好き嫌いが多くなぜ嫌いになったかという原因を深く考えた事がありませんでした。しかし、今日の講義を聞き振り返ってみると、親が嫌いな食べ物が自分も嫌いであったり、子供の頃の様々な経験などにより嫌いになってしまったり、納得させられる要因がいくつか挙げられました。私は二十歳を過ぎてから健康にとても気をつけるようになり、自分の味覚も少しずつ変わってきていると感じています。好き嫌いをなくすためには、自分で料理をしてみたり、栄養素を知ったり、自分自身が直そうと思う事がとても大事な事だと教わりましたが、その通りだと思います。私は「体に良い食べ物=美味しい食べ物」であるという事を意識して、料理する時などにバランスを考え行っています。味覚というものは本当に不思議でありデリケートな部分である事がわかりました。

◎島村のコメント
 情報によって美味しくなったりまずくなる事があります。マスコミ等の安易な健康番組のみを信用したりする事がないように心掛けて下さい。



Bさん 

・講義で感じたこと、わかったこと、興味を持ったこと
 この講義で改めて人間の味覚の不思議さに驚きました。味を感じるのは口の中に入ったからではなく、食べ物を噛んで水溶液になって口の中にある乳頭にある味蕾で味が区別できるのだとわかりました。味蕾とは、苦味・酸味・甘味などの味覚を判断するもので、それぞれの味覚のカギ穴に、味のカギがスッポリ入ってはじめて味を感じるのです。味は口だけでなく脳でも感じます。食べて「おいしい」など感じるのは脳が判断しているのです。当たり前のことなのに不思議でした。あと、グルタミン酸とイノシン酸を習って、今まで食べてきた料理にすごく関心を持ちました。グルタミン酸は野菜と海藻、イノシン酸は魚・肉をいいます。この2つを工夫して作る料理は本当に美味しかったと思いました。単品だけだと何か足りない、満足感が無いと思いました。だからバランスよく食べれるし、身体の調子も整えられるのだと感じました。私も食品をうまく作って食していきたいです。

・味覚修飾植物について
 本日、ギムネマを食して、味覚障害の怖さを知りました。普通に食べている食品はどんな味か知っているので自分は大丈夫だと思っていました。でも実験を行い砂糖が砂のように苦かったり、チョコがバターのように感じみんなと同じでホッとしました。本当に障害かとドキドキしました。この実験をすることは自分の今の食生活を見直す良い方法だと思いました。味覚修飾植物はこれからの私たちの生活に十分に必要な物ではないでしょうか。

・自分の意見・感想
 この講義を聞いて実験を行って本当によかったです。私は下宿生で1人で食事をしているので料理について良い参考になりました。「おいしさ」とは家族や人々が提供してくれてきたもの。そんな素晴らしさをファーストフードや加工食品などばかり食べて失いたくないなと思いました。だから食は大事にして、感謝して食べていく必要があると感じました。

◎島村のコメント
 ファストフードや加工食品も忙しい時には便利な食品ですが、食べ過ぎる事によるデメリットも理解し、味覚障害にならないように心掛けて下さい。



Cさん 

 今回講義を受けさせていただいて、味覚というものは私たち人間にとって非常に重要で大きな役割を果たしているのだと実感する事ができました。ギムネマを食べることによって、私たちが普段どれほど「味を感じる」ということについて意識をしていないかと思い知らされました。味を感じること自体、もはや空気を吸うことと同じように当たり前の事のように感じていて、この体験で味覚障害の恐ろしさを感じ、同時に味覚障害というものを身近に感じることができました。
 また、講義の中で私が特に興味を持ったのは、人の好き嫌いのメカニズムです。私は牛乳がとても嫌いで、中学校の給食以来決して飲んでおらず、白い液体を見るだけでも鳥肌が立つほどです。この牛乳嫌いは幼い頃からで、いつ・どんな理由で嫌いになったかは覚えていません。しかし、この講義を受け「何か理由があるはず」と思い、親に私の牛乳嫌いの理由を知っているか聞いてみたら、「3、4歳の頃、賞味期限が1週間以上切れた牛乳を飲んで、お腹を壊して、吐いて、それ以来見るだけで泣いていた」と教えてくれました。たぶんそれから未だにトラウマになって、牛乳嫌いになっているのだなと感動しました。
 今後の味覚修飾植物の展開、期待する事は、糖尿病患者、食事制限のある方が使用すると大きな革命になり、ストレスからも開放されるのではないかと思います。また、糖尿病などの予防などにもとても効果的なものだと思います。今後このタブレットが一般的に売られるようになったら、予防だけでなく、ダイエット効果も期待できると思うので、大ヒットするのではないかと思います。
 今回の講義で私は「味覚」に興味を持ちました。将来高齢者の方と関わった仕事に就きたいと考えており、世代によっての味覚の変化など、自分で色々と調べていきたいと思います。

◎島村のコメント
 調べた事をまとめて、見せてくださればコメントさせていただきます。食を楽しむ事はどの世代にも大事な事です。習った事を将来役立てて下さい。