私はこの講義を受講して、人間の「味蕾」という期間のおもしろさを学んだ。
私がこの「味蕾」に興味を持ったのは、次の3点の理由がある。
まず第一に味蕾の持つあいまいさである。みらいのあいまいさは好みを持って体験済みだ。ギムネマの葉を噛んだだけで、私の大好物であるチョコレートが苦いバターのような物体になり、砂糖が砂のようになった。これは帰宅後にしたのだが、梅酒がレモンのカクテルになり、アクエリアスはレモン水となった・・・。話題がそれたのでもとにもどそう。このギムネマの葉を噛むという行動により、もとの味が変化する「あいまいさ」にとても魅力を感じたのである。
第二に、生物の味蕾のある場所である。人の味蕾はほとんどが舌に集中している。っしかし、ナマズは体表にあるという。ハエに至っては足にも味蕾がある。味蕾という全生物共通の機能を持つ期間なのに、場所や数という点でいうとほとんど共通していない。この事実は、私の好奇心をくすぐり続けている。
第三は、味蕾の重要性と、好き嫌いの関係性である。まず、「味蕾の重要性」について書くことにする。今回の講義を聴いて味蕾があることで生命が維持されているのだと考えるようになった。食物内の毒矢害のある物を「味」によって選別している。こんことから人に「味蕾」がなかったら、健全な生命を保てないのである。そして、上に記した「毒矢害のある物」の味として苦味や酸味などがある。ここですききりアノメカニズムが関係してくる。子供は無意識にこの苦味や酸味のある食べ物を嫌う傾向があるという。この代表がピーマンやトマトだろう。このような味蕾の重要性と好き嫌いの関係をとても面白いと思った。