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■ 参加者の御感想


参加者の御感想

2007/12/11に実施した日本福祉大学人間福祉情報学科1年生の皆さんのご感想です。


Aさん 

私はこの講義を受講して、人間の「味蕾」という期間のおもしろさを学んだ。
私がこの「味蕾」に興味を持ったのは、次の3点の理由がある。
まず第一に味蕾の持つあいまいさである。みらいのあいまいさは好みを持って体験済みだ。ギムネマの葉を噛んだだけで、私の大好物であるチョコレートが苦いバターのような物体になり、砂糖が砂のようになった。これは帰宅後にしたのだが、梅酒がレモンのカクテルになり、アクエリアスはレモン水となった・・・。話題がそれたのでもとにもどそう。このギムネマの葉を噛むという行動により、もとの味が変化する「あいまいさ」にとても魅力を感じたのである。
第二に、生物の味蕾のある場所である。人の味蕾はほとんどが舌に集中している。っしかし、ナマズは体表にあるという。ハエに至っては足にも味蕾がある。味蕾という全生物共通の機能を持つ期間なのに、場所や数という点でいうとほとんど共通していない。この事実は、私の好奇心をくすぐり続けている。
第三は、味蕾の重要性と、好き嫌いの関係性である。まず、「味蕾の重要性」について書くことにする。今回の講義を聴いて味蕾があることで生命が維持されているのだと考えるようになった。食物内の毒矢害のある物を「味」によって選別している。こんことから人に「味蕾」がなかったら、健全な生命を保てないのである。そして、上に記した「毒矢害のある物」の味として苦味や酸味などがある。ここですききりアノメカニズムが関係してくる。子供は無意識にこの苦味や酸味のある食べ物を嫌う傾向があるという。この代表がピーマンやトマトだろう。このような味蕾の重要性と好き嫌いの関係をとても面白いと思った。



Bさん 

私は、子の福祉大学に入学して、様々な障害を持った学生のみんなと出有り、生涯という分野について学ぶ機械を持ちましたが、今回この講演と実験を通して、生活していく中では、あまり目に見える物ではない「味覚障害」という生涯について新たに意識することが出来たと思いました。
まず実験では、私は普段食べたものに対して、砂糖は甘いだとか、芥子は辛いだとか、今まで自分が口に入れてきた経験から、当たり前のように感じ後って来ましたが、今回でそれが見事に打ち壊された体験をしました。
そして、これは、味覚を感じて食べ物を食べることや、おいしいと感じることが当たり前なものでないことを身をもって知ることができた貴重な時間だったと思います。
このミラクルフルーツやギムネマが医学の世界で私たちの病気や生活習慣をただす物として活用される味蕾があるということで、このすごさがいつか現実の物となって広まり知られていくものとなるといいなぁとおもいます。
このような味覚に対することだけでなく、島村先生のホームページからは、社会のマニュアルについての考え方に対する文章もとても楽しく拝見させて頂きました。
私は、他人に対する気遣いという物から、文章を読んで、「ほうきをもってこいと言われたら、ちりとりももってこれる子になりなさい」と友達が母から言われているという言葉を思い出しました。
確かに私たちは今当たり前にできることを、素敵な物、幸せな物だとかんじなくなってきていると思います。
なくしてから気付く大切なこと。
この体験はまさにそういうことだったと思います。
私は広い世界からいろいろな価値観をもって語る人をとても尊敬しますが島村先生のようにひとつの世界について、穴を掘るように発見し、研究していく人も本当に素晴らしいと思いました。味蕾の未来にとても期待しています。