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■ 参加者のご感想


参加者の御感想

5/1に実施した岐阜市立女子短期大学食物栄養学科2年の皆さんのレポートです。


Aさん 

 以前からミラクルフルーツに興味があり、試食してみたかったので、今回の講義はとても楽しかったです。種苗会社の通信販売でミラクルフルーツの苗木は売られているのに、なぜ目にすることが無いのか不思議でしたが、栽培が大変だということで、納得しました。(桃栗3年、ミラクル7年)タブレットになっていたのは驚きました。製造過程でタンパク質が変成しないのか、不思議に思いました。
  何でも、耳で聞いて知っているのと実際に体験して知るのとでは、「知る」の深さが違います。それは、感動や驚きが付加されるためと思います。先生は、こういった講義(しかもとてもわかりやすい)を子供たちにも行われているということでした。子供たちの、科学への興味を芽生えさせるにも、素晴らしい機会になると思いました。私たちもいくつかの授業で味覚について学びましたが、そのすべてが集約されているような講義で、面白く、ためになりました。特に、子供の頃の味覚形成が重要だ、というお話は栄養教育や指導論を学んでいるところなので興味深かったです。
  どうもありがとうございました。



Bさん 
私は、今回の「驚きの味覚体験」〜ミラクルフルーツとギムネマ〜(植物を通じて味覚のしくみを理解する)を受講して、とっても驚いたと同時に、自然界の神秘的な偉大さに改めて気づくことができた。
  まず、ギムネマを試食して砂糖を舐めると、砂糖本来の甘さが消え、まるで砂を食べているように、また、チョコレートを舐めると、苦味を感じて後味はまるで油を舐めているようで気持ちが悪くなった。その理由として、ギムネマを噛むと舌の甘味用の鍵穴(味蕾)にフタをした状態になるので甘味だけ感じなくなるということだった。ギムネマには、甘味を感じさせないだけでなく腸で糖分を吸収させない働きがあることを知り、ギムネマを食べるだけで痩せることができる、なんて素晴らしい植物と感動した。今後、温室で栽培する人々が増加することを期待している。
  次に、ミラクルフルーツタブレットを試食してヨーグルトレモンを食べると甘く感じて、あのすっぱいレモンをおいしく頂くことができた。また、グレープフルーツジュースはとっても甘く感じてあまりおいしくなかった。その理由として、ミラクルフルーツの中に含まれるミラクリンという成分が凝縮されたタブレットができることを期待している。
  今回紹介されたミラクルフルーツやギムネマは味覚修飾物質であることがわかった。味覚修飾物質とは、味物質の構造を変えるのではなく、味受容体に働いて一時的に味覚機能を変える物質、すなわち食べ物の味を変えるのではなく舌にイタズラをして一時的に味覚を変える物質である。他にも様々な味覚修飾物質があることを知った。自然界はまだまだ神秘的である。
  また、食育の重要性について改めて気付かされた。子供の頃の味覚の形成が非常に大切であり、この際にきちんとした味覚が形成されないと、寄食に走る可能性があることを知った。子供は、両親の顔を見て食事を摂っていることがわかり、私が母親になったら食事は家族全員で楽しく食べて、家族のために栄養バランスをしっかり考えた献立にして、子供の好き嫌いがないように様々な工夫をしようと思う。このような当たり前のことが当たり前に出来る人間になりたいと思う。



Cさん 
 今日は味覚について先生から大変貴重なお話を聞くことができました。味覚の変化の実験をまじえてお話ししてくださったのでわかりやすく、大変興味深く聞くことができました。自分の味覚が、こんなにも変化することを知り驚きました。最初のギムネマでは甘味を感じなくなり、味を感じられるということの幸せを知りました。ミラクルフルーツでは、酸っぱい物が甘くなりました。この驚くべき変化を、この先も医療や栄養の現場にさらに広めていけたら、すばらしいと思いました。そして、より多くの人に知ってもらえたらいいと思いました。
  さらに、今日の授業では味覚を通じて動物などの不思議も学ぶことができました。特に印象に残っているのが、コアラの話です。コアラが今まで生き残ってこられたのは他の動物にとって毒であるユーカリを食べてきたからだということには驚きました。私は先生が「コアラは動きが遅いのに他の動物に襲われないのは何ででしょう?」と質問したときにてっきり「コアラは木の上から降りてこないからだ」と思っていました。しかし、ユーカリの葉に毒があることを今日初めて知り、コアラのすごさを知りました。おいしいものをいっぱい食べて危険な目に遭うか、ユーカリしかたべられなくても安全に生きるか、という究極の選択をしたコアラの進化に驚き、自然の摂理に感動しました。
  また、ライオンの話も心に残っています。ライオンが草食動物を食べるのは小腸の中にある消化しかけの草を食べるためだと知りました。「ライオンにとっての野菜ジュース」、本当に自然はうまくできていると思いました。
  そして、無駄な殺生はしないということにも改めて感銘を受けました。人間のように己の欲求のままに動くのではなく、自分の身を守るために余計な食事はしない、人間も見習うところがあるはずです。人間も動物のように純真無垢で生きられたら、良い世の中になる気がしました。
  今回の講演では、味覚の大切さを知るとともに、動物についての豆知識も得られ良い学習ができました。普段、何気なく感じている味が、感じられているということは幸せなことです。味覚のおかげで、私たちは美味しい食事を感じられているのですおいしい食事を食べられている日々の生活に感謝し、この先も今日学んだことを忘れずに生きていきたいと思いました。
  本当に今日はすばらしい講演をありがとうございました。




Dさん 
 興味深い講義でした。知識はもちろん習得できましたが、話をするだけではなく実際に味覚実験を「体験」させて頂いたことことにより、印象に強く残りました。
  味覚実験では、「ギムネマ」を約30秒間口の中で舌全体にこすり、その後に再度砂糖を食したときに味が無かったのは衝撃的でした。ギムネマが味蕾の受容体を防ぎ、砂糖の「糖」が消えて味覚が無くなり砂を食べている食感でした。砂糖を食べて甘味を感じないのは初めての体験で、また、食べて味を感じることは当たり前のことだと思ってきましたので、味を感じることの素晴らしさを実感することができました。
  そして、私たち人間の味覚についてだけではなく、他動物の味覚についてもお話し頂き大変勉強になりました。「ハエはなぜ、手を擦るのか?」という質問では、ハエは手に味蕾があるという返答を頂きました。私は今までハエはなぜ手をこするのかなど気にも留めませんでしたし、食べ物を経口摂取する生き物は口の中で味覚を感じるものだと思っていましたので、一つ知識が増えました。
  私は飲食店のキッチンでアルバイトをしています。バイト先の副店長は、大変味覚が優れており、味付けにはどれとどれを合わせるとより美味しくなるかなどに大変詳しく素晴らしい味覚をもっている人だと思っています。しかしそれは、人にとっての味覚とは味蕾の数の多さではなく、「経験と学習」であるということを今日の講義を通じて学ぶことができました。
  赤ちゃんの頃の味蕾は約12000であり、大人になると約6000〜9000と、赤ちゃんの時の味蕾の方がかなり多いということを今日の講義を通じて学びました。よく、幼い頃からの食育は大切だと言われます。それは、小さい頃から正しい食生活を学ぶことは将来のためであるからだと思いますが、今日の講義を聴いて新たな発見がありました。それは、幼い頃は味蕾が多いからであることも関係していて、味蕾が多い分味覚をより敏感に感じるので、幼い頃から正しい食生活を行うことは味覚障害をはじめ、様々な疾病の予防になり、さらには健康増進につながります。
  おいしさとは、味・見た目・食感・風味などのような分類ではなく、「生理的欲求に基づく」、「文化に合致する」、「情報に基づく」、「薬理学的なもの」があると新たに学ぶことができました。例えば、「文化的に合致する美しさ」では、幼い頃から日常的に食べる慣れ親しんだ母親の料理は大変美味しく感じます。
  今日の講義は、知識としてはもちろん、当たり前に感じていた自らの味覚の大切さをしみじみと感じることができました。また、ギムネマやミラクルフルーツを食するという貴重な体験ができたことを大変光栄に思います。
  興味深く、また心に残る講義をして下さりありがとうございました。



Eさん 
 今回はとても貴重な体験をさせていただきました。テレビなどでミラクルフルーツの事を聞いたことはあり、まさかと疑っていましたが、本当に酸っぱいものが甘く感じられ驚きました。ミラクルフルーツの他にも、味覚を変化させるギムネマやクルクリゴなどもあり、世界には面白い植物があることを知りました。
  味を感じる仕組みについては理解していましたが、動物とは比較したことはなかったのでとても感心しました。ライオンは栄養素が豊富な内臓部分を先に食べ、最後に筋肉を食べる、草食動物は危険なときでも常に逃げられるように余分なものを食べないなど、生きていくための上手な食べ方をしているのだと知りました。しかし、豊富な食材が大量にある現代の人にとっての食べ方は、生きるというよりも快楽を満たすような食べ方であり、飲み過ぎ、食べ過ぎは健康を害するので、生きるための上手な食べ方をしていないと思いました。しかし、そのようになったのも、生活が豊かであることが大部分でありますが、生まれながらに持つ味覚があるからこそだと思いました。人にとってのおいしさとはというお話がありましたが、味覚があることで私たちは、家族や友達と交流したり、文化や経済を発展させたりいろいろな場面で繋がっているようで、改めて味覚はすごいと思いました。
  味覚修飾植物の今後の展望についてお話がありましたが、糖尿病患者の方などの医療の現場で活用されると聞き、糖尿病患者の方の食事の内容が少し広がり、とても素晴らしいことだと思いました。病気にならないのが最も良いことですが、そういった場面で味覚の仕組みと味覚修飾植物を上手く利用してエネルギーを調節できることはとても素晴らしいことだと思います。また、、今回のような講義を食育の場で活用できれば、子供などもっと食べることや味について感心がわき、ポテトチップスのようなお菓子や加工食品などよりも本来の食べ物の摂取が増えるかも知れないと思います。本日は驚きの味覚体験や味覚についてわかりやすくご説明いただき、ありがとうございました。私は将来医療現場か老人福祉施設で栄養士として働きたいと考えているので、味覚修飾植物がそういった場で身近なものになることを願っております。ありがとうございました。



Fさん 
今日は、味覚体験という大変貴重な体験をする機会を与えてくださってありがとうございます。ミラクルフルーツという味覚を変化させる物質があることは、メディアを通して伺っておりましたが、正直本当だとは思っておりませんでした。しかし、実際に試食をして体験することで、まぎれもない事実であることが分かり非常に驚きました。
  また、この講義で私が普段感じていた疑問を解決することができました。その一つに、動物の味覚が挙げられます。私は、動物が好きで、よく動物が出るテレビ番組を拝見しており、この食物栄養学科で、バランスのとれた食事をすることの大切さを学んでいるのに、なぜ、ライオンは動物の肉だけを食べていても健康で生きていられるのか、また、以前にキャットフードを興味本位で味見したときに塩辛く感じたので、猫はおいしいと感じているのだろうかと素朴な疑問を抱いていました。今日の講義を聴いて、その疑問が解けて本当によかったです。また、コアラが毒のあるユーカリを食べること、なまずに約20万ものたくさんの味蕾があること、ハエは手に味覚をもっていること、すべて生き物が生きていく上で、生き抜くために進化した結果であることが分かり、自然界の成り立ちを改めて感じました。
  この講義の中で一番印象に残ったことは小さい頃にきちんとした食育をすることは自分が思っていた以上に重要なことであることです。今日の講義の中で好き嫌いのメカニズムを知り、子供にきちんとした食育をするには、食事という場の雰囲気を楽しいものにすることが一番大事であると感じました。また、自分がおいしく食事をする姿を子供に見せ、安心感を与えること。そして、子供がある特定のものが嫌いで食べられない時に、何故食べられないのかを怒るのではなく、料理方法を工夫してみること。このことが重要であることが分かりました。正直なところ自分自身、食に対して好き嫌いがあり、どうしても好きな物が偏りがちな食事をしてしまっています。しかし、メカニズムのひとつの手段である「経験」があります。料理を工夫したり、苦手なものに挑戦しようと思ったりすることで少しは改善できるかもしれないと思えたので、早速チャレンジしたいと思いました。また、味覚障害という病気が近年若者で増えていることを知ってはいましたが、今日改めて再確認できたので、ファーストフード、加工食品という便利なものに頼りすぎずに日本食を味わうことも大事にしていきたいと思いました。



Gさん 
 ギムネマの葉を舌にこすりつけてから、砂糖を舐めたら味が無くてすごくびっくりした。とても違和感があった。砂糖は甘いという認識があるから、甘いだろうと思って舐めたので余計にそう感じたのかも知れない。チョコレートは舌全体にギムネマの葉を擦りつけることができなかったみたいで、舌の端のほうで甘さを感じてしまったので、残念だった。しかし、味のない砂のような砂糖から、味覚障害というものがどういう感覚なのかがわかった気がします。やはり味がするというのは、とても幸せなことなのだと思いました。なので、味覚障害にならないように加工食品、ファーストフードに頼りすぎないようにこれからもしていきたいです。
  成長していくと今まで食べられなかったものが、逆においしいと思ったりするのが不思議だった。例えば、わさびやコーヒーなど子供の頃にはこれを食べるなんて理解できなかったが、今では美味しいと感じる。それは子供の方が味蕾の数が多くて味に敏感であること、また、成長していく中で、苦い=毒ではないと理解しているからだとわかった。しかし、大人になってもわさびやコーヒーが駄目な人は、好き嫌いのメカニズムによるものなのだろうか。
  私は、好き嫌いが無く、何でも食べられる。栄養上、様々な食べ物を摂取することが健康に良いので、良かったと思う。好き嫌いは9〜12歳の間に形成され、その後に変えるのは難しい。子供は親の顔を見て食べるので、親の責任は重大だと思った。子供のうちに食べ物に関して嫌な思い出があると、それを嫌いになってしまうので、無理矢理食べさせるのではなく、美味しく食べる工夫が必要だとわかった。親の顔を見て食べるという話で、私は好き嫌いが無いのはありがたいことなのですが、親が早食いで、私も早食いなので、食べる姿勢という点も親になったら気をつけなければいけないのかなと思いました。あと、私の友達で、小さい頃に食卓に全くフルーツが出てこなかったので、食わず嫌いでフルーツがあまり食べられないという人がいます。子供の頃の食卓に様々な種類の食材を出すというのも大切なのかなと思いました。
  最後にミラクルフルーツのタブレットを舐めた後に、グレープフルーツジュースとレモン汁をかけたヨーグルトを食べました。確かにすっぱいのも少しは感じるのですが、やはり甘いと感じてびっくりしました。糖分を摂らずに甘味を感じることができるので、摂取エネルギーを低く抑えることができる点が良いと思いました。また、甘いものを食べる前にギムネマを舌にこすりつければ、甘いものを食べたくなくなるというのは良い考えだと思いました。しかし、ミラクルフルーツもギムネマも日本で栽培するのは難しいということなので、やはり、自分で食習慣をコントロールしていくということが大事なのかなと思いました。
  今回は、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。この経験を今後生かしていきたいです。


Hさん 
「ミラクルフルーツ」と「ギムネマ」、この言葉をこれまで何回か耳にしたことはあったのですが、私はそれが一体どんなもので、どんな味で、どんな作用があるのかなど、詳しい情報や知識はほとんど知りませんでした。そして今回初めてそれらの味覚体験をし、とても大きな衝撃を受けました。ギムネマの作用でチョコレートはバターに、砂糖は砂のようになってしまい、ミラクルフルーツの作用でレモン果汁入りの酸っぱいヨーグルトが、甘くておいしいヨーグルトに大変身を遂げたのには本当に驚きでした。
  中でも一番興味深かったのは、ミラクルフルーツがあれば、砂糖をたくさん使用した高カロリーのお菓子を食べなくても、砂糖をほとんど使用していない低カロリーの酸っぱいお菓子で満足感が得られるというお話です。最近では、通販やインターネットでとても容易にダイエット食品を購入することができます。けれどその中には多くの食品添加物が含まれているものや、副作用のあるものなど私たちの体に合わないものも数多く売られています。十分な知識がないまま、そういった食品を口にするのはとても危険です。そこでこのミラクルフルーツがダイエット食品として全国で発売されれば、私たち女性にも朗報だと思いました。また、欧米化した現代の日本の食生活の中で今や社会問題となっている肥満症や糖尿病に悩む患者の方たちにも私と同様、大きな衝撃を与えたことだと思います。
  しかし先生のお話によれば、ミラクルフルーツやギムネマは栽培するのがとても困難でまだまだ研究途中だということなので、今後に期待したいと思います。
  ギムネマについては、甘味のない世界を体験させていただき、味覚障害という病がどれだけつらいものなのかということがよくわかりました。
  亜鉛は、筋肉や骨、肝臓などに分布していますが、体内で合成できず、食物から摂取しなければなりません。味覚障害は、50代以上の中高年に多く見られていましたが、最近は特に20代を中心とする若い人にも増えています。
  若い世代やさらに子供にも広がる原因は、食生活の乱れが指摘されています。彼らが頻繁に摂っているファーストフードやコンビニ食品、清涼飲料水などに含まれているフィチン酸やポリリン酸などの食品添加物には、亜鉛の吸収を妨げる作用があると以前授業で学びました。また若い女性に見られる過激なダイエットなども、栄養が偏りがちで亜鉛不足の原因になりやすいとされています。そのほかにも仕事が忙しいことの精神的なストレス、さらに食事もままならないような不規則な生活の中で、味覚障害になった人もいると聞きました。
  私は食べることが大好きです。そして毎日あたりまえのように食べ物の味を感じながら生活してきました。けれど、今回の先生の講義を聴かせていただき、味を感じることができること、おいしいと感じられることは本当にすばらしいことだと改めて感じました。私たち人間にとって、食事はただ生きるための栄養補給だけでなく、楽しみでもあるので、味わう楽しみが奪われることは、想像以上に辛いことだろうと思います。味覚障害になっても、早めに病院で診察を受けて薬を飲めば、早くて1,2ヶ月で治るそうですが、やはり食事やストレスなど、生活そのものを見直すことも大切なのではないかと思います。



Iさん 

 今回の講義は初めから興味があった。それは、少し前から話題になっているミラクルフルーツとダイエットに効果的だと言われているギムネマについての講義であったからだ。講義もギムネマから入っていった。ギムネマは葉で、においは特になく、味は苦かった。ギムネマを試食する際、先生は「舌にこすりつけるように、舌全体にまんべんなくギムネマがいくようにして下さい。」と何度も注意なさっていた。少し不思議に思ったし、ギムネマの苦味が苦手であったので、少々抵抗があったが、効果を自分自身で確かめたかったためできるだけ舌全体にこすりつけるよう努めた。その後、砂糖を舐めると、砂のようにざらざらとしていた。さらに、チョコレートを食べると粘土のように油くさかった。とても不思議に思った。普通、チョコレートを食べた後にオレンジを食べると酸味を強く感じるが、そのような感覚ではなく、全く別のものを食べている感覚だった。まもなくなぜそのように感じたのか、先生が説明なさった。去年の授業で味覚の学習はしたが、このような深いところまでは自分でも調べなかったので、非常に興味をそそられた。中でも味蕾の数についての話はとても感心した。人間の味蕾は成人でおよそ6000〜9000個で、赤ちゃんにいたっては12000個あるという。酸味は腐敗の味で、苦味は毒物の味であるので舌の感度が高い。赤ちゃんは、酸味や苦味があっても安全な食べ物があるという知識がないので、これらの味が分かりやすいそうだ。このことから、幼児がピーマンを嫌がるのも納得だ。また逆に、お年寄りの方の味覚が低下するのは、入れ歯によって上あごの味蕾がふさがれるからということもあるようだ。私たちの多くは栄養士として就職するが幼児やお年寄りの方の栄養指導をする際にこれらのことを考慮して、無理矢理食べさせるのではなく、よりおいしく好んで食べてもらえるように工夫することが大切だと思った。その他の動物における味蕾の数については、ナマズは20万個と生物で最も多く、ヘビは2個と少ないようである。ナマズは体中に味蕾があり、その味蕾で的の接近を知るそうだ。ヘビは食べ物を丸飲みにして、味わってないため味蕾の数が少ないそうだ。最近、現代の子供たちは柔らかい物ばかりを好んで食べ、よく噛んで食べ物を味わわない子が増えていると聞く、そのような子供がこれからも増え続けてしまった場合、人間の進化過程において、あごの骨格の変形だけでなく、味蕾の減少という変化も起こってくるのではないかと思った。
  講義も最終段階に入ると、いよいよ待ちに待ったミラクルフルーツの試食が始まった。味は梅のようで、少し酸味があったがおいしかった。これもギムネマと同様に舌全体にこすりつけた。すると、とてもすっぱかったレモン果汁入りヨーグルトが甘く、100%グレープフルーツジュースも甘く感じるようになった。また、不思議なことにレモン果汁を増やすと余計に甘味が強くなった。試しに砂糖も舐めてみたが、砂糖の味は変わらなかった。
  先生もおっしゃっていたが、ギムネマとミラクルフルーツも病気の方に積極的に使われると良いと思う。例えば、私が栄養士として就職し、苦労して糖尿病の方の献立を立てても、患者さんが我慢できずに甘い物を食べてしまったら、患者さんの回復が遅れてしまったり病気が進行してしまうので、それは避けたいと思うだろう。しかし、私自身も甘い物が好きであるし、糖尿病食のように制限されてしまったらより食べたいと思うに違いない。そういった患者さんのストレスを軽減し、治療に差し支えのないようにするために、ミラクルフルーツが活用されることはとても素晴らしいことであると思うし、もっと多くの人にミラクルフルーツを知って貰いたいと思う。
  今回の講義は初めは興味程度に聞いていたが、こんなにも自分の将来につながるようなことが聞けるとは思っていなかった。本当に参考になることばかりの講義であったし、私自身の常識を覆すような話も聞けてこの講義に参加できたことをとても喜ばしく思っている。
  最後に、お忙しいところ貴重な講義をしていただき本当にありがとうございました。機会があればまた先生のお話を聞かせていただきたいと思っています。先生のますますのご活躍をお祈り致します。ありがとうございました。



Jさん 

 今回、威嚇体験の講義を受けて本当に驚くことがたくさんありました。私たちは、解剖・生理学の授業で味覚の実験をしたのですが、そのときに味覚地図を作りました。今までは、舌の部位によって味の感じ方が違うものだと思いこんでいました。今回、味は舌全体で感じるのであって味覚地図は間違いであると聞き、驚きと衝撃を受けました。お話を聞き、事実を知れて本当に良かったなと感じました。
  次に、ライオンは野菜を摂取するために草食動物の小腸を真っ先に食べているということに驚きました。テレビなどでそういった映像を見ることがありますが、ライオンは草食動物の肉のみを食べていると思っていました。動物にとっての味覚は生きていく上で役に立つ物が美味しいと聞き、人間は食べられるものでも好き嫌いが合ったりするので贅沢だなぁと感じました。
  最後に食べ物の好き嫌いは子供の頃の味覚の形成が非常に重要だと知り増しtあ。好き嫌いのメカニズムは、@第一印象、A雰囲気、B経験とのことでした。私も、小さい頃からずっと漬け物が嫌いで匂いや見るだけでも嫌になるほど好きではありません。なぜ、こんなふうになってしまったのか思い返してみると、保育園の給食でよく漬け物が出て、私が食べられないと、「出された物は、全部食べましょう」といつも先生に怒られていたからだと思いました。その頃のことを母に聞くと、私は夢でも「漬け物はいらん」とうなされていたそうです。やはり、子供の頃の小生活はとても重要で親や先生は強制するのではなく、味を工夫することが大切だと感じました。
  私は将来、保育園・幼稚園の栄養士になりたいと考えています。子供たちに、好き嫌い無く給食を食べてもらえるように、そして食べ物に対しての感謝の気持ちを持ってもらえるようになりたいです。
  今回、驚きの味覚体験の講義を受けさせてもらって、栄養士として働く上で勉強になりました。本当に、良かったです。ありがとうございました。



Kさん 

 今回の特別講義でまさか、テレビなどでよく見かけるミラクルフルーツについてのお話を聞けるとは思ってもいなかったので、講義のはじめから興味津々で聞くことができました。テレビでよくミラクルフルーツを食べてから、レモン汁を飲むと、あまーい。と言うのを見ていたのですが、半信半疑でした。ところが実際、ミラクルフルーツをなめて、グレープフルーツジュースを飲んでみると、あまーい。とまさにテレビと同じような感じになりました。
  ミラクルフルーツは大量生産が難しいとうかがったのですが、もしこれが多く作れるようになると、糖尿病患者に有効に使えたり、健康的にとても良いと思うので、是非ミラクルフルーツの普及に期待したいです。
  友人にミラクルフルーツの錠剤をあげてみると、友人もとても驚いており、その日はレモンを3個分食べました。
  ギムネマについてですが、初めてギムネマの存在を知りました。砂糖やチョコが甘くなくなったことはとても衝撃的でした。それから、コンビニでふとサプリメントコーナーを見ていると、ダイエットサプリメントの中にギムネマの文字がありました。私はギムネマのことも知りませんでしたが、世の中にひゃ少しずつ広がっていることも分かりました。
  私はよく後援会などではおもしろくないと眠ってしまうのですが、島村さんの講演は生徒が参加型の講演であり、講演中ずっと楽しめて、そして知識も増えたので本当に良かったです。以前から今日澪のあったミラクルフルーツ研究の第一人者である島村さんの講演を聞けて有意義な時間でした。



Lさん 

 私はテレビで拝見して、ミラクルフルーツについて以前から興味を持っていました。すっぱいものが甘く感じる、普通の生活を送っていては体験できないことです。今回こんな貴重な体験ができたことを本当に嬉しく思っています。実際に体験してみて、本当に感謝しました。レモンやグレープフルーツが本当に甘く、おいしく感じられました。
  ギムネマについては今回初めて名前を聞き、糖の吸収を抑える働きがある植物が存在することも初めて知りました。体験してみて甘さを感じないのはとても不思議で、チョコレートというのは甘さがなければ、こんなにも油っぽくて苦いのかと新しい発見をしました。
  これらの植物を糖尿病食に活かしているということを聞いて、画期的な事だと思いました。ギムネマを使い甘い物を断つという方法もあるそうですが、やはり甘い物が好きな方にとって、生活からそれがなくなることは大きなストレスになると思います。講義で学びましたが、糖尿病などで甘い物を制限されている方は大勢みえます。食事制限をしている中でも、おいしく食べられるものを提供するのが栄養士の務めですが、それでも限界はあります。ミラクルフルーツならば、砂糖を使わず甘いお菓子を提供することができるので、糖尿病の方は本当に喜ばれるのではないかと思います。
  ミラクルフルーツ用の和菓子はまだ開発されていないといってみえましたが、酢を使ってみてはどうかと思いました。(酢の酸っぱさも甘く感じるのかわからないのですが・・)ところてんなど、酢をかけて食べれば、黒蜜のように甘くなるのではないでしょうか。和菓子は洋菓子よりもヘルシーなものが多いので、より糖尿病患者の方によいと思います。
  味覚に関してもとても興味深いお話を聞くことができて本当に良かったと思っています。私は食育について興味があり、将来もその分野で働けたらと思っています。今回、好き嫌いのメカニズムについてのお話を聞き、改めて子供の頃の食経験がいかに大切かということを感じました。親にしかできないこともありますが、栄養士として子供たちに栄養の大切さを伝え、口全体で味わいおいしいと感じる食事を提供できたらと思います。また、衛生面やアレルギーにはきちんと気を配って、食中毒など嫌いになる原因は作らないようにしていきたいです。子供の頃からの食生活はいくら知識をつけても大人になってもなかなか変えることができないというお話を聞き、確かにそうだと感じました。私も短大で栄養について毎日のように学んでいても、好きな物ばかりを食べてしまったりします。しかしこれは逆にとらえると、子供の頃にしっかりとした食生活を身につければ、大人になってからも続けられるということを意味しています。食育を見直せば、糖尿病患者の数も減るのではないでしょうか。
  ミラクルフルーツ、ギムネマについて知ることで糖尿病や食育について改めて考えることができました。本当に良いお話をありがとうございました。



Mさん 

 今回の講義では、今までにない体験ができ大変興味深い物でした。私たちがこうして、いろんな料理をおいしく味わって食べられるということは、素晴らしいことなのっだと改めて実感しました。
  まず、講義の初めにギムネマを舌全体に30秒ほどこすりつけました。すると、チョコレートを食べるとバターのように油っぽい物と感じ、砂糖に置いては、名前のようにただの砂のような感じがしました。これは、ギムネマに含まれる成分が甘味を感じさせなくしたからでした。とても不思議な感覚で、もし甘味を感じることができなくなってしまったら、ケーキもフルーツも、飴も・・・食に対する楽しみがなくなってしまうと思いました。この実験において、味覚地図というものは存在しないということも分かりました。なぜなら、舌全体にギムネマを塗っていない場合、多少の甘味を感じるからです。授業では、味覚地図を作成しましたが、実際どの部分においても味を感じていました。
  人間は、味蕾で味を感じていますが、その数は6000〜9000個あります。どんな人が味を1番感じやすいか?という質問で、私はソムリエやシェフを思い浮かべました。しかし、答えはなんと『赤ちゃん』でした。赤ちゃんには味蕾が12000個もあるそうです。なぜこんなに多いのかというと、赤ちゃんはなんでも口に入れてしまいますが、それらを飲み込まないようにするためだそうです。生まれて間もない赤ちゃんは、自分を守るためにこのような機能が備わっているのだと思いました。
  人間以外の動物の味蕾についての話も聞きましたが、私が一番印象に残っているのは『ハエ』です。ハエはなぜ常に手をこすっているかという質問で、そんなこと疑問に思ったこともなく、単純に手を洗っているのかと思っていました。しかし、実はハエには手に味蕾があり、触ることによって食べられるものかを判断していることがわかりました。また、交尾をする相手も手で触って味を判断し決めていることには驚きました。もし、人間の手に味蕾があったら、この人の味は最高だとか、この人はまずいから嫌だとか、相手を触っただけで分かってしまうなんて、考えるだけでおもしろいと思いました。しかし、人間の手には味蕾がなくてよかったと思います。人間は動物と違って話すことができます。私は、何事もコミュニケーションが大切だと思うからです。
  私はトマトが嫌いです。トマトの加工品は普通に食べられるのですが、生トマトはどうしても食べることができません。実は母親もトマトが大の苦手です。講義を受けてトマトを食べられない理由が少し分かったきがします。理由としてトマトを食べない親を見てきた、まずそうな顔をして食べている親の顔を見たからかもしれません。自分自身がおすなので、親の好き嫌いは子供に影響を与えると思います。子供の頃は味蕾も成人よりたくさんあります。この頃にしっかりとした味覚が形成されないと寄食や偏食に走る可能性があることがわかりました。将来子供ができたときには、好き嫌いのない子に育てたいです。子供が嫌いな食べ物にピーマンがありますが、子供の味蕾は苦味の閾値が低いということに関係があると思います。例えば、あまり苦味を感じない調理の工夫をしたりと、子供がピーマンはおいしいと思うような料理を食べさせたいです。
  私が今まで食べられなかったものがあります。その中でもタマネギ・キャベツ・シシトウにおいては、なぜたべられるようになったか今日の講義で納得できました。私は以前、友達同士で焼肉店に行きました。わいわいと楽しく過ごし、そこで友達がおいしいよと行ってそれらを食べていました。それで食べてみようと思い食べたのがきっかけです。訃音器や友達からの情報というのは、今日の講義で学んだように、おいしさを感じさせることがわかりました。
  講義の最後には、ミラクルフルーツタブレットの試食がありました。初めに100%果汁のレモンジュースと、レモン入りヨーグルトを食べましたが、どちらも酸っぱすぎて食べたり飲んだりできるものではありませんでした。しかし、ミラクルフルーツタブレットを舌全体でころがす(梅干しのような味)と、レモンジュースはとっても甘い飲み物に激変していました。レモン入りヨーグルトの方は、少し甘味を感じるもののヨーグルトの酸っぱさも多少混じっていました。それはそれでおいしく、こんなに味覚が変わってしまうなんて驚きました。レモンジュースに関しては本当においしかったです。
  これより私はこのタブレットはダイエットサプリメントにもならないかと考えました。なぜなら、甘味が含まれていない物を食べても甘味を感じるということは、砂糖を摂取せずにすむからです。ケーキ屋チョコレートなど、見た目はそのままで実は酸っぱくて、ミラクルフルーツタブレットを舐めてから食べると、本物のケーキ屋チョコレートのように錯覚する物があれば最高です。偽物のケーキも酸っぱいだけではなく、ローカロリーでダイエット中にも甘い物が楽しめる物があったらなと思います。実際、医療現場で糖尿病患者の方に適用されているということで、治療に効果が出ているのか大変興味があります。
  今回の講義を通して、人間の味覚の不思議さを身をもって感じることができましたし、今まで知らなかった味覚修飾植物についても学ぶことができました。とてもわかりやすく、楽しむことのできる講義でした。ありがとうございました。




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ミラクルフルーツ味覚修飾研究サイトバナー(バナーです。東京のこだわりコーヒー店"HARMONY"さんにいただきました。)



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