まず、ミラクルフルーツとギムネマの力に本当に驚きました。味が変わってしまうという体験はとても不思議で、少し恐いと感じるほどでした。ギムネマを食べるとチョコレートが甘くなくなり、砂糖はただの砂のようになりました。ミラクルフルーツではヨーグルトが甘くなり、レモン汁がレモンジュースのように感じられ、食べ物の味が変化することに強い衝撃を受けました。
講義の中で島村先生がおっしゃっていた「人は飢えには強いけれど飽食には弱い」という言葉が特に印象に残りました。現代は日本だけでなく世界中で、食べ物を含めあらゆるものが必要以上にあふれています。その結果、感謝や感動が薄れ、本当に大切なものを見失っているのではないかと感じていました。
先日、農家でのボランティアに参加した際、食を通して子どもたちに「いのちの大切さ」を伝える取り組みを見ました。今回の講義で味覚障害の話を聞き、改めて食育は保育の中で取り入れたい大切な要素だと強く思いました。
生きることと食は深くつながっています。現代の食生活は便利で豊かである一方、危うさも抱えています。味覚を通して「人にとってのおいしさとは何か」「食べることとはどういうことか」を、もっと丁寧に考えていきたいと思いました。