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参加者の御感想

3/16に実施した大府市立東山小学校5年2組の受講者の御感想です。



  Y.Kさん(♂)
  ぼくは、体験する前は、本当に酸っぱい物が甘くなるのかと思いました。
 最初にギムネマを体験しました。ギムネマはちょっと苦かったです。その後砂糖とチョコレートを食べました。本当に甘味がなくなっていました。それから、50分ぐらいで舌が元に戻った。
 そして、ミラクルフルーツを体験しました。ヨーグルトとグレープフルーツジュースをもらいました。ミラクルフルーツの種をかじると苦くなると言われたので、かじらないようにしてからヨーグルトとグレープジュースが甘くなりました。
 人間に味蕾は9000個もあるなんてすごい。でもなまずは全体に味蕾があると知った。
 また、ギムネマやミラクルフルーツを食べてみたいです。
 
島村のコメント
 味覚修飾植物を食べてから舌が元に戻るには唾液(つば)の働きが必要です。舌についた味を変える成分を唾液が洗い流します。そのため、舌が元に戻る時間は唾液の分泌量が関係しているため、個人差があります。



  T.Sさん(♂) 
 ぼくは、ミラクルフルーツの体験をしました。ミラクルフルーツは、どういうものかは、テレビで見てある程度知ってました。教えてくれた人は島村先生でした。ミラクルフルーツを研究している人は、日本に5人もいないということも聞きました。そのうちの1人が島村先生です。
 ぼくが興味を持ったのが、味蕾のことです。人間の味蕾の数は約9000個に対し、なまずの味蕾は約100000個もあることを教えてもらいました。すごくびっくりしました。ナマズは体中に味蕾があり、体中の味蕾で敵やえさを見分けることができすごいと思いました。でも人間の体にも味蕾があると困ります。
 1番はじめに体験をしたのは、『ギムネマ』の葉っぱでした。それをかんでみたらすごく苦くて吐き出しそうでした。そして、1分間舌でこすりつけてから飲み込みました。すごくいやな味がしました。そして砂糖をなめたら甘味がなくなっていました。はっきりいってビックリしました。でもなぜ味がかわるのか、ギムネマの成分が甘味の鍵穴をふさいで、甘みが入れなくなるからです。
 ミラクルフルーツを体験する前に、色々な味覚修飾植物の紹介をしてもらいました。『クリクリゴ』『ストロジン』です。ミラクルフルーツは、初めて実をつけるのに7年もかかります。今から育てたら18歳のときに実がなります。
 ミラクルフルーツの体験をして味が分かりませんでした。理由を先生に聞くと、「まだギムネマが残ってるんじゃないか。」と言われ安心しました。もう一度ミラクルフルーツを食べてみたいです。  
 

島村のコメント
 ギムネマ成分が舌からとれて元に戻らないとミラクルフルーツを食べても意味がありません。それは甘味の鍵穴をふさいでいるため、ミラクルフルーツの成分ミラクリンが舌の甘味の鍵穴を刺激することができないからです。


  S.Hさん(♂) 

 ミラクルフルーツとギムネマを体験したり、学んだりしました。舌には乳頭があって、その中に味蕾があります。味蕾が味を判別します。味蕾での味の判別方法は鍵と鍵穴の関係に例えることができるそうです。味にはそれぞれの専用の鍵穴があり、その鍵穴が埋まると電気信号が脳に送られるそうです。
 ギムネマを食べると舌にいたずらをして、甘味の鍵穴をふさいで甘味を分からなくします。ミラクルフルーツは甘味の鍵穴について、酸っぱい味が合わさると鍵穴を強く押して、電気信号を脳に送るそうです。
 また、動物と人間のおいしさの秘密を教えてくれました。動物は生きていくうえで役に立つのがおいしいのに対して、人間は経験と学習です。味は甘味、塩味、酸味、苦味、うまみの5つだそうです。
 ミラクルフルーツとギムネマはすごいです。ミラクルフルーツはダイエット食品に実用化されそうです。ギムネマを育ててみたいです。

島村のコメント
 ギムネマは育てることが簡単なので、6年生の教材として、今年度数校から依頼を受けております。ギムネマを育て、自信をつけてからミラクルフルーツにチャレンジしてはいかがですか。



  R.Oさん(♀) 

 私は、始めはミラクルフルーツのことを全然知りませんでした。でも、先生の分かりやすい説明で色々なことが分かりました。
 あと、ミラクルフルーツは、始めは変な味がしたけど、後からスモモのような味がしました。その後に食べたグレープフルーツジュースが甘くて、レモン汁のヨーグルトも甘くておいしかったです。
 ギムネマはすごく苦かったです。砂糖は味がしなくなったし、チョコレートも味がしなくまずかったです。
 私が興味をもったことは、味が変わることです。ミラクルフルーツのこととギムネマなど4種類の味覚修飾植物のことは分かったけど、もっと違う味覚修飾植物のことを知りたいです。

島村のコメント
 授業でお話した味覚修飾植物の他にも世界中には多数存在すると思います。現地では常識でも、私たちが知らないといった植物も発見されると面白いですね。



  S.Kさん(♀)

 今日、私はギムネマ、ミラクルフルーツの体験をしました。2つの中でも1番不思議だったのが、ミラクルフルーツです。あんな小さな実がどうしてとっても酸っぱくて苦いものがまるで砂糖を入れたようにあまくなるのか?そのミラクルフルーツを最初私は信じていませんでした。そんなの絶対なんか変な薬でも入れてるのかと思っていました。
 ところが今日私は実際に体験してそれが真実だということが分かりました。酸っぱくて酸っぱくてなきそうなものが、小さな1センチメートルぐらいの実で変わりに変わってその正反対になるのです。これは本当に名のとうりまさにミラクル。でも、これは舌にいたずらをしていることがわかりました。
 私は今日この時間に多数のことを学びました。 味覚のこと、植物のこと、味蕾のこと、動物の味覚のこと、書ききれないほどです。
 私はこの話を聞いて将来こうゆう研究家もいいなと思いました。今日は本当にミラクルでした。  
 
島村のコメント
 甘いものやしょっぱい物を苦いものと食べると苦味が弱く感じるようになります。そのため、グレープフルーツの苦味が減少したように感じたわけです。



  C.Kさん(♀)

 私は今日は『ミラクルフルーツが食べられる』と思っていたら、『ギムネマ』と言う物も食べられるそうだったので、とても楽しみに島村先生の話を聞いていたら、『ギムネマ』とは葉っぱでまさかあれを食べるのでは?と思っていたら、砂糖が甘くなくなると島村先生が言ったので面白そうだと思って食べてみました。そしたらたちまち口の中がにがくなり「うわー」と言ってしまいました。でも、その後砂糖をなめたら味がしなくてとてもビックリしました。
 私は島村先生の話を聞いているうちに、味を感じる仕組みを図で分かりやすく説明してくれたので、とてもよくわかりました。
 それから、ミラクルフルーツも食べました。そしたら、なんと、すごく酸っぱいレモンジュースがめちゃくちゃ甘くて『本当にレモンジュース?』と思うくらいビックリしました。グレープジュースは甘すぎてちょっと変な味がしました。
 人間の味覚や動物の味覚などについて、今日はとても楽しかったです。家に帰ってから家の人に知らせたいです。

島村のコメント
 今日学んだことを今後の生活に活かしてください。



  N.Mさん(♀)

 私は今日をとても楽しみにしていました。その時間になってお話が始まりました。講師は島村先生でした。
 1番始めに、甘いものが甘くなくなる実験をしました。チョコと砂糖を食べてからギムネマという葉っぱを食べた。ギムネマは、とても苦くて、周りの友達はとても苦そうな顔をしながら『苦いー』とか苦すぎて声をだせず、顔がすごいことになっている人もいました。島村先生が『砂糖とチョコをもう1回食べてごらん』といったので私が食べてみると味がしなくなったのです。私はとても驚きました。少ししか食べていないので、家へ持って帰ることにしました。ほかの人も残っている人は持って帰って「いたずら」するかなんて言っていました。
 次に味を感じる仕組みを話してくれました。舌の味蕾は9000個もある。なまずは、体の表面に、100000個も味蕾がありました。私はとてもびっくりしました。この事から生物が必ずしも舌に味蕾があるとは限らないということが分かりました。
 次は味覚異常という病気のことを聞きました。その原因はインスタントラーメンやコンビ二弁当などをほぼ毎日食べているということです。私はあまりこれらの食品を食べていないので、「良かった」と思っていました。
 最後にミラクルフルーツの実験をしました。 ミラクルフルーツの皮をむいてなめてから、レモン汁たっぷりのヨーグルトが甘くなってビックリ!!
 今日はこんな貴重な実を食べることができて本当に良かったです。

島村のコメント
 味蕾はすべての生き物が口の中にあるわけではありません。それぞれの生き物の生活に必要な場所に味蕾があるわけです。