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参加者の御感想

3/1に実施した大府市立吉田小学校5年2組の受講者の御感想です。



  K.Sさん(♂)
 分かったことがいっぱいです。言葉だけでも味蕾やいろいろな植物のことがわかりました。
 一番おどろいたことは、味覚を変える植物のことです。「ミラクルフルーツ、クルクリゴ、ストロジン、ギムネマ」いろいろなものがありました。
 ミラクルフルーツは酸味を甘くするなんて信じられませんでした。ギムネマで砂糖やチョコレートの甘味がなくなったりしたこともおどろきました。
 不思議に思ったことは、動物が変な動きをしていたのは、その動物にとって意味があることだなんて不思議でした。コアラの食べているユーカリに毒が含まれているなんてびっくりしました。
 好き嫌いになるメカニズムが科学的にあったなんておどろきました。
 質問は2点です。1つ目は授業で紹介した他にも味覚修飾植物があるかどうか、2つ目は人間は舌以外でも味を感じているのかどうかです。
 とても楽しい授業でした。また来て下さい。
 
島村のコメント
 現在知られている味覚修飾植物は授業でお話した通りです。しかし、世界には未発見のものや現地では常識でも私達が知らないだけというものの数多く存在すると思います。
 人間は舌全体で味を感じますが、舌に味蕾の7割になります。授業では言いませんでしたが、厳密に言いますと残りの3割はのどと上あごについています。



  K.Tさん(♂) 
 味を感じるには舌に味蕾というかぎ穴があり、かぎ穴が埋まるとスイッチが入り、電気信号として脳に伝えられるなんて初めて知りました。
 今まで、コアラがどうやって敵から身を守っているなんて考えたことがなかったけれど、今考えてみると、すごく気になってきました。なぜなら、コアラは動きが遅いし、こうげきもできないし、20時間も寝ているのに、今でも生きているのです。授業でコアラが食べているユーカリのおかげであることが分かりました。
 ライオンも肉だけを食べていると思っていたけど、本当は内臓を食べていることを知り、びっくりしました。
 ギムネマをかんだあと、甘い物が甘くなくなってびっくりしました。また、ミラクルフルーツを食べてからレモン入りのヨーグルトを食べると甘くておいしかったです。
 島村先生、また何か分かったら教えてください。

島村のコメント
 今日の授業で自然の不思議を知ることができればと思います。
 味覚の仕組みを理解した上で、食の総合学習を深めていってほしいと思います。


  T.Nさん(♂) 

 ぼくは味覚異常についてテレビで聞いたことがあるけれど、実際どんな病気かは分かりませんでした。でも、島村先生が熱心に教えてくださったので、味覚異常とは亜鉛という物質が足りなくて起こる異常であることが分かった。
 味を感じる仕組みでは、舌にある味蕾というところで味を感じる。また、味蕾での味の判別方法は鍵と鍵穴の関係に例えることができることが分かった。
 好き嫌いのになるには第一印象、雰囲気、経験のいずれかが原因になるなんて全然知らなかった。ぼくは嫌いな食べ物がたくさんあるので直していきたいです。

島村のコメント
 味覚異常も近年急速に増えてきた病気ですので、ニュース等で話題になることも多いと思います。亜鉛を多く含んでいる食品を思い出して、好き嫌いをなくしてきちんとした食生活を心掛けて下さい。



  M.Aさん(♀) 

 私はこの体験をして、おどろいたことがたくさんありました。動物はいろいろなところに味蕾があるということです。特にハエにはびっくりしました。手に味蕾があるなんて信じられませんでした。でも、もっとびっくりしたこともあります。それは、ナマズは体中に味蕾があるということです。もし、私達人間も体中に味蕾があったら。。。。いやです。
 私は味覚異常のお話を聞いて、絶対なりたくないと思いました。その理由は食べ物の味がなくなるなんて恐いからです。でも、私は海草、貝類はもちろん魚、お茶をちゃんと食べているから大丈夫だと思いました。
 そして、今まで生きてきた中で私が一番おどろいた事は、舌にイタズラをして一時的に味覚を変えてしまう植物があるということです。特にギムネマはすごくおどろきました。さっきまで甘かったチョコが。。。苦い!これには私もたまりませんでした。
 ミラクルフルーツはとってもいいものだと思いました。なぜなら、レモンやヨーグルトが甘くなってしまったからです。

島村のコメント
 人間がもし手や体中に味蕾があったら。。。考えただけでぞっとしますね。しかし、ハエやナマズにとってはそのような場所に味蕾があるために生きていくことができるわけです。ナマズの場合はそのために濁った水の中でも生活ができると考えると、違った視点からものを見ることができると思います。



  A.Fさん(♀)

 私は学校の給食が嫌いです。それは野菜が嫌いだからです。でも、今日先生がお話したことを聞いていたら、その嫌いな食べ物の印象を変えることが大切なんだと思いました。
 それと、私が野菜が嫌いな理由は、小さい頃、まだ保育園に入っていないときに、お母さんが野菜いためを作ってくれて、その中にこい緑色の野菜があってそれを口に入れたらすごくガリっていって、苦く感じたからです。
 それから、私が前に卵かけご飯を食べようと思って、しょう油を入れたら、お母さんに多いよと言われたのですが、私が「だって、味がうすいんだもん」と答えたら、「あんた味覚バカ?」と言われてしまいました。それからはしょう油を入れ過ぎないように注意したり、酸っぱいヨーグルトにあまり砂糖を入れないようにしてきました。そしたらある日、お母さんが味覚バカが治ってきたねと言ってくれたので、私は頑張ってよかったなと思いました。
 今日家に帰ったらさっそくこのことを家のみんなに知らせたいです。
 島村先生、今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました。

島村のコメント
 野菜は体に必要な栄養素や食物繊維をたくさん含んでいます。頑張って好き嫌いを直してほしいと思います。
 味覚は育ってきた環境で一人一人違います。濃い味付けに慣れると、塩分や糖分の摂り過ぎになり、それを長い期間続けていると年を取ってから高血圧(塩分)、糖尿病(糖分)になってしまう可能性がかなり高くなります。できることなら食材本来の味が分かるように薄味に慣れておくことが大事だと思います。



  S.Bさん(♀)

 今日の学習で初めて分かったことはたくさんありました。
 味を感じるつぼみ形のセンサー『味蕾』が人間は9000個もあって、しかも甘味、塩味、酸味、苦味、うま味、それぞれのかぎ穴があって、そのかぎ穴にあう味がこないと脳に伝わらないことや、ライオン(肉食獣)はえものを食べる順番があることも初めて知りました。それまで、私は肉が一番の目的で食べているのだと思っていました。
 特に不思議だと思ったのは、『ミラクリン』というミラクルフルーツに含まれているタンパク質が酸っぱいものを甘くさせることです。味が変わる理由が分かっていても不思議です。
 私は貝の『かき』と『うに』が嫌いなので、おいしい食材を食べて、第一印象の生ぐさいという印象おいしいというものに変えたいと思います。
 いい体験をありがとうございました。

質問
 変な話かもしれませんが、私達人間も『ハエ』と同じように舌(味蕾)のお手入れをしたほうがいいのでしょうか。

島村のコメント
 魚介類は鮮度の落ちたものを最初に食べると生ぐさいという印象を受け、嫌いになってしまう人も多いようです。
 人間の舌にも舌苔(ぜったい)といってコケのようなものが出てきますので、舌の掃除も必要ですが、むやみやたらにこすりすぎると味蕾を傷つけてしまいます。きちんとしたお手入れの仕方は歯医者で教えてもらってください。



  M.Mさん(♀)

 ミラクルフルーツを食べたら、それ自体少し酸っぱかったです。最初はレモン入りヨーグルトがとても酸っぱかったけれど、ミラクルフルーツを食べると甘くておいしかったです。
 島村先生に質問なんですけど、今日もらったギムネマの葉っぱはいつまでもつのですか?私の予想は約2週間くらいだと思います。
 ナマズには目はあるけど、にごった水の中に住んでいるので、目が悪いことが分かりました。
 私はコアラはくさいと思っていたけど、島村先生のお話で、コアラはきたなくないことが分かりました。
 島村先生のおかげで、おもしろかったです。また機会があったら吉田小に来て下さい。

島村のコメント
 ギムネマの葉に含まれている味を変える成分(ギムネマ酸)は熱に強いため、葉っぱを乾燥しても効き目は残りますので、数年間は大丈夫です。
 コアラはオーストラリアで実際に抱きましたが、ハーブのようなにおいがしたので調べてみるとユーカリにたどり着きました。毒があるユーカリを食べても、コアラにとってはそれ以上のメリットがあるわけです。