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参加者の御感想

10/20に実施した八幡中学校2年理科選択の受講者の御感想です。


  H.Yさん(♂)
 僕には薬剤師になろうという夢があります。その第一歩が味覚体験になりました。薬でも甘いという感じがするものがありますが、それは人それぞれであるので本当に甘いのかどうか分かりません。そこで、とても育てることの難しいミラクルフルーツのような甘く感じさせるものを使って、薬は甘くて体にいいと言うふうに小さい子供に印象付けたいと思いました。
 人の好き嫌いは第一印象とのことなので、甘く感じて体にいい事を印象付ける薬を作りたいと思いました。ミラクルフルーツは酸っぱい物を甘くする働きがあるが、他にいろいろな植物を調べて、苦いものを甘くさせるようなものを見つけ、薬に生かしていきたいと思います。
 動物の世界のように、生きていく上で役に立つものがおいしいと、僕が大きくなってから子供たちに教えてあげたいと思います。

島村のコメント
 甘い薬には飲みやすくするために甘味剤が用いられているため甘く感じます。苦い薬が甘くなったらいいですね。授業でもお話しましたが、苦味を抑える苦味抑制物質は人工的に作られ、使用されております。このように薬の味を変えるのではなく、舌にイタズラをするという発想の転換ですね。
しかし、薬がなくても健康に暮らせる社会になってほしいですね。



  T.Mさん(♂)
 今まで、興味を持たなかった味覚は、実は大切な器官なんだと身をもって体験した。まさか葉っぱ一枚でチョコレートの味が分からなくなるなんて。。。。驚いた。
 あと、ミラクルフルーツをなめた後、あの酸っぱいレモンやグレープフルーツジュースが完全にとまではいかないけれど、酸っぱさがやわらいだときは「すげーっ」て思った。
 他に、なまずの味蕾の数が10万個もあるなんて知らなかった。しかも味蕾が全身にあることにはとても驚いた。
 今度は辛いものやしょっぱいもので実験したいと思った。あと、好き嫌いを直したいと思った。

島村のコメント
 ミラクルフルーツやギムネマなどはしょっぱいものには反応しません。酸味や甘味に反応します。
また、辛味は1つの味でなく5つの味が混じり合って発生する味です。
 好き嫌いは皆さんの年なら直すことはできます。お話した好き嫌いを直す方法を思い出して実践して下さい。



  S.Kさん(♂)

 舌は、日ごろ食べている物の味を無意識に味蕾で判断しているなんて初めて知りました。また、味蕾で味を判別するのは、食べ物の成分を鍵として、味蕾という鍵穴にはまることによって味を判別する仕組みなどをいろいろ教えていただきました。
 最も驚いた事は、ライオンが獲物を捕らえたとき、最初に食べるのは獲物の肉だと思っていたけど、本当は小腸から食べること、肉はおまけだということです。
 もう一つ驚いた事は、小さい頃食べられなかった物が、年齢が上がるにつれ、食べられるようになったことです。僕は小さい頃ピーマンが食べられなかったけど、今は確かに食べることができます。その答えは人間の味覚は経験と学習ということを学び、納得しました。
 そして、最後に今日のお楽しみの食べ物を使っての実験をしました。100%のグレープフルーツジュースと、レモン入りヨーグルトの実験です。普通だったら食べられませんが、ミラクルフルーツを食べてからそれらを食べると、とても甘く感じられておいしく食べれました。これが味覚修飾物質だと学びました。
 僕は今日の授業が時間を忘れるくらい夢中になって聞いていました。

島村のコメント
 ピーマンは苦い(毒のサイン)から子供にとって苦手なのですが、学習(ピーマンは栄養がある、体にいいなど)によって食べれるようになります。人間の場合、学習を誤ると、食べてはいけないものを食べたりするようになってしまいます。きちんとした食生活をして、正常な味覚を身に付けてください。



  R.Nさん(♀)

 今日はギムネマとミラクルフルーツを食べた。
 ギムネマは甘味を感じさせなくする葉っぱで、チョコレートや砂糖を食べても全然甘くなかった。特に砂糖は本当に砂みたいだった。これが砂糖だって分かっていなかったら、「砂だ!」と思って吐き出してしまうだろうな。チョコレートも甘味が消えて苦いだけのものになっていた。
 ミラクルフルーツも不思議だった。酸っぱいヨーグルトやグレープフルーツジュースが甘く感じた。酸っぱいものが苦手な私も普通に食べることができた。
 島村先生のお話はとても分かりやすかった。舌にある味蕾の話、『鍵と鍵穴の関係』についての話、日本人が発見したうま味の話。。。短い時間だけどとてもたくさんのことが分かった。
 また、味覚異常のことも習った。楽しく食事をするためにも、食についての正しい知識を身に付けたい。

島村のコメント
 食について正しい知識を身に付けることが大事です。そして、食事は人の心を豊かにする行為であり、楽しい雰囲気の中で食事をするように心掛けて下さい。



  M.Kさん(♀)

 最初は舌の仕組みなんて興味なかったけど、実験をしたり、お話を聞いたりしているうちに、だんだん舌について興味を持ってきました。
 味蕾の事、ミラクルフルーツやギムネマのことなどいろいろ分かって勉強になりました。
 ギムネマを使っての実験では、チョコや砂糖を食べても甘く感じなかったり、ミラクルフルーツを使った実験では、レモン汁などとても酸っぱいものを飲んでも甘く感じたりなど、びっくりすることの連続でした。
 とっても楽しい1時間でした。

島村のコメント
 舌の仕組みは意外と知られていませんが、私たち人間にとって命にかかわる大事な器官です。身近なことにも不思議はたくさんあります。科学は驚きから始まると思います。